2015年08月31日

いわゆる三井本十七帖 館本十七帖のこと



  王羲之の十七帖は、よく知られている草書の手本であるが、現在では一部の模写本・臨本を除いて
拓本でしか残っていない。

  日本で有名なのは、いわゆる三井本で 貫名海屋旧蔵の本である。館本十七帖とも呼ばれているものだ。これには、明末の祁チ佳の印があるので、明末清初の動乱時期に日本に渡ったものかもしれない。貫名−>吉田公均−>巌谷一六−>日下部鳴鶴−>三井 という由々しい伝来をもっている。
  ところが、これ、現在、行方不明らしい。戦前までは三井家にあったのは確かなんだが、戦後、かなりの拓本蔵書が米国へ売られたりしたので、そういうドサクサで行方不明になったらしい。
案外、ニューヨークなんかにあるのかもしれないね???

  この三井本については、比田井天来の御子孫がやってる天来書院のブログでも紹介されている。
このブログ、なかなか面白いですよ。


 この三井本と同石かもしれないものが香港にある。王壮弘なんかは、こちらがもとで、三井本はその翻刻だといっているらしい。

十七帖 中文大学  孔氏  嶽雪楼本
直接十七帖にはリンクしないので、
  贈品精選->銘刻碑帖−>イメージから選ぶ  で観てください。


posted by 山科玲児 at 09:56| Comment(0) | 日記

2015年08月30日

メムリンク:影のある幻



メムリンク:影のある幻
http://reijibook.exblog.jp/23616135/
を書いてみた。10年来気になってきたものだが、ちょっと考える気になったので、

 
posted by 山科玲児 at 17:00| Comment(0) | 日記

ノーマン  マクマレン 再

Norman Maclaren マクラレン.jpg

2014年11月28日
ノーマン マクラレン
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/106050036.html
で紹介したオスカーピーターソントリオと組んだ前衛的アニメの動画が削除されてしまっていたので、同じアニメの動画があるので、再度紹介する。

Norman McLaren 09 Begone dull care 1949
https://www.youtube.com/watch?v=svD0CWVjYRY

 しかし、これは1949年の作品だというのには驚く。ディズニーのファンタジアが1940年、日米開戦前の作品というのも凄いが、この作品の大胆さはもっと驚かされる。上映会であったときは必ず足を運んだ傑作だが、今日、安易に視聴できるのはまことにありがたい。8分足らずの短編だが、得がたい機会になると思うので、是非視聴をお薦めしたい。

 イメージは中古で買ったマクラレンの作品集だが、このDVDと比べるとネット動画はややくすんで地味な色合いに見えるのがわかった。

 マクラレンの他の作品も動画がある。
このカノンも見応えがある。
 norman mclaren_canon_1964
 https://www.youtube.com/watch?v=MRXNcrGkr4Y

このパ=ド=トウも、技術的には現在ではなーんだというところだろうが、
「美しさ」という点では無類だ。浅田真央のスケーティングのこういう映像化もアリだと想う。
 https://www.youtube.com/watch?v=9bXWWz5Tv_I

また、反戦ブラックユーモア映画 というべき
「隣人」
   Norman McLaren - Neighbours
     https://www.youtube.com/watch?v=4YAYGi8rQag
がある。これは、反戦というより人間の我欲救いのなさを風刺しているようにみえる。
朝日新聞がいうような「風刺」は下劣で傲慢極まるものだが、真の風刺とはこういうものではなかろうか?

posted by 山科玲児 at 10:11| Comment(0) | 日記

2015年08月29日

キャロライン=ケネディ大使のスピーチ



  最近、山口で、安倍首相夫人昭恵さんと、田植えをやってみました、、というのでニュースになったキャロライン=ケネディ大使ですが、
 日本赴任前のニューヨークからのメッセージ動画がありました。

ケネディ駐日米国大使から日本の皆さんへ
https://www.youtube.com/watch?v=Xtqn6G23_io

 なんかね、冒頭で「Hi! 」という挨拶が軽いなー、やはりアメリカだなあ!と実感する。

 普通、こういう「Hi! 」なんていう挨拶は親しい人、何度かあった人にしか日本人や欧州人は使わないと思う。まして、一応、名家の高官でしょ。英国ならハミルトン公クラスでしょ。

 ここで、シャーロックホームズ「赤髪連盟」で、王室の血をひく盗賊のジョン=クレイが逮捕されるとき、警部に敬語を要求する場面を思い出した。

 ところで、常々、外国語のヒアリングでは、政治家のスピーチが良い教材だと思っているが、このスピーチもとてもわかりやすい英語だ、東部のエスタブリッシュメントの英語ということもあるだろうが、普段 米語が苦手な私にも聞き取りやすい。政治家のスピーチというのはどんな無教養な有権者にも聴いてもらい票をいれてもらわないといけないから、スタッフも政治家もわかりやすく聴き取りやすい演説にするように苦心するのが当然だ。 その結果、副産物として、外国人にも聴き取りやすくなる。ケネディ大統領の演説は、古くから米語の教材に使われていたし(ただ、私はあまり好きなしゃべり方じゃなかった)、引退したジャンマリー=ルペンのフランス語演説もとても聴き取りやすいものだった。



posted by 山科玲児 at 06:46| Comment(0) | 日記

2015年08月28日

イースター島  モアイを掘ってみたら


  イースター島のモアイの周りを掘ってみたら、地下に胴も足もあった、、という面白い動画がありました
  https://www.youtube.com/watch?v=sbwb4ukpzTc
 この石像の背中に彫られた模様が、現在でも未解読なイースター島のロンゴロンゴ文字の解読
に貢献するかもしれませんね。
  たぶん地上に晒された部分では、こういう線刻は摩滅してしまっているのでしょう。

  しかし、そんなに余裕のある島にはみえないのですが、よくこんなものをたくさん作ったもんだなあ。

 
posted by 山科玲児 at 08:01| Comment(1) | 日記

2015年08月27日

見出しは信用してはいけません


  新聞や週刊誌、TV,ネット動画などの見出し・表題は信用してはいけない、ということは前も書きましたが、さすがに中国メディアになると、もう大胆な技・捏造は素晴らしいものがありますね。

日本は「羊の皮を被ったオオカミ」・・・英メディアが日本政府を批判=中国メディア
http://news.biglobe.ne.jp/international/0818/scn_150818_3991981379.html

と、サーチナが環球時報を引いて書いているのですが、
そのオリジナルのBBCの記事では。
「オオカミの皮を被った羊」になっています。全く正反対です。

Viewpoint: Japan's 'sorry' seems to be the hardest word to remember
14 August 2015

>In the end, Japan is the world's largest sheep in wolf's clothing. Its message mismanagement has convinced many that it is an aggressive polity even though, of the world's 200 countries, it is one of the most peace-loving and non-militaristic nations.

これは、
BBCも安倍談話を批判している!→中国メディアの誤訳でした……環球時報の「断章取義」的世界(高口)
2015年08月20日
http://kinbricksnow.com/archives/51952197.html

で知りました。
いや、さすがに本家本元の捏造はひと味違いますね。日本の週刊誌のようなためらいがないですね。
正面からウソをいって堂々としているところが凄いです。
日本の週刊誌なんか、XXXX、、とかXXXXともいわれる、とか逃げを打ってますからね。
それに比べたら、朝日や日経のほうが断言見出しが多いだけにチャイナ的でたちが悪いですね。
そういや東スポのほうが朝日よりいい記事を出していることが多くなりました。あの東スポがですよ。

ところで、環球時報が得意とする

>得意技は「断章取義」、すなわち都合のいい部分だけを切り取って、自分たちに都合のいい論に見せかける、であります。

 ですが、これは日本のマスコミも得意技です。ひょっとしたら、日本へ研修に来て学んでいるのか?それとも日本のマスコミの中の人は中国人なのか?あるいは環球時報に研修にいってトレーニングしているのか?
 いろいろ想像したくなりますね。

 
posted by 山科玲児 at 08:54| Comment(2) | 日記

2015年08月26日

来年のボッティチェリ展 書物の聖母




2015年06月07日にも書きましたが、、
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/138575290.html
ボッティチェリ展|東京都美術館
http://www.tobikan.jp/exhibition/h27_botticelli.html
2016年1月16日(土) 〜 4月3日(日)
があります。

これに、
ミラノのポルディ・ペッツォーリ美術館所蔵  ボッティチェリの  書物の聖母
http://www.museopoldipezzoli.it/#!/en/discover/collections/631
が貸し出され展示されるそうです。

  これは、私がポルディ・ペッツォーリに行ったとき、ウフィッティのマニフィカートの聖母に匹敵すると思った美しい作品でしたから、再会したい気がします。

posted by 山科玲児 at 07:06| Comment(0) | 日記

2015年08月25日

円高と株安

外国為替ってのは、株以上に一気に動くものだけど、
円が久しぶりに一気に121円→117円まで大きく変わった(円高)したのは、なにがきっかけなのか?
なんかダムが決壊したような、急展開なんですが、、
どっちにしても、東証は大きく下げたのは当然の展開だが、今週中どうなるかは眼が離せない。

一方、その前に、ニューヨーク株 暴落::
NY株大幅続落、3指数揃って3%超下落(24日)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150825-00010000-reutv-brf
>中国関連株とハイテク株に対する売りが加速しています
>中国電子商取引最大手アリババ・グループ・ホールディングは、急落し、去年9月の新規株式公開価格である68ドルを割り込みました。
6月以降、上海株は暴落だが、どうもその影響がニューヨークにも及んだということかな? 
アリババなんか買ってた人は、報いをうけることになった。
ソフトバンクの孫正義も損切り売りしたのだろうかねえ。

米国のFRBイエレン議長は、たぶん当面、金利を変えないとかいいだすんじゃないかな。

【補足】
 本日8月25日の東証株価指数の上下幅は1000円近くだった。いくらなんでもこれだけ上下する市場では素人は手が出せない。これは、おそらく、機関投資家がコンピュータで機械売買するプログラムが暴走しているのではないか?
暴走というより、欠陥で、現在のような下げを想定していなかったので、下がれば買うというプログラムが過剰に作動しているような感じがする。人間の投資家や政府がやっているようには思えない。
 こういう変動幅の拡大は危険信号だということは、歴史の教訓らしい。



posted by 山科玲児 at 10:11| Comment(0) | 日記

2015年08月24日

昨年のギュスターヴ=ドレ展(パリとオタワ)

SIESTA Gustave DORE ドレ.JPG

 また、昨年の展覧会の話で恐縮だが、パリのオルセーで ギュスターヴ=ドレ展があったそうだ。
昨年(2014)の2月18日(寒そうだ)〜 5月11日でした。
ドレというと、私には上にイメージした東京上野西洋美術館の大作で好きになった画家だ。
  ラ・シエスタ、スペインの思い出
   http://collection.nmwa.go.jp/P.2005-0007.html
どうも、下の内容 紹介 動画ヴィデオをみると、これに似たような私好みのする作品はパリでも展示されなかったらしい。そういう意味ではまあ、いいかなと思いました。

 また、カナダのオタワにも巡回したみたいなので、欧米のフランス語圏(カナダも実はフランス語と英語が公用語のバイリンンガル国家)では、ドレ再評価という潮流があるかな?そうすると西洋美術館のこの作品の購入は結構、時代を先駆けていたのかもしれない。ちなみにこれはサロン出品の作品なので真贋問題はない。


プロモーション  アニメ
https://www.youtube.com/watch?v=4yd1lRAs1F0
  なんか、ジュール=ベルヌ的ユーモアが好感がもてる。


カナダの首都 オタワでも展覧会:これはオルセーの巡回っぽいです。
12 June ? 14 September 2014
http://www.gallery.ca/dor%c3%a9/en/

内容 紹介 動画というより担当の解説
https://www.youtube.com/watch?v=-4AeQmTj55E
posted by 山科玲児 at 06:51| Comment(0) | 日記

2015年08月23日

天津市デフォルトの可能性

 今回、爆発事故が起こった天津市は、ずっと前から巨大な債務をかかえていて、
中国共産党幹部の汪洋氏から「事実上破綻している」といわれていた地方都市である。

その債務は約96兆円(少し前は80兆円といわれていたが円安で日本円換算の金額は膨らんだ、この数字の変化にはあまり意味はない)。

天津の不良債権の代表といわれる鬼城(ゴーストタウン):東洋のマンハッタンと称した高層ビル街が、実は今回の爆心地に近く2KM圏である。当然、爆風でガラスは多く吹き飛び、雨が降り込み放題になってしまうだろう。しかも有害物質汚染懸念まである。

今までは一応、ビルの形をしていて、入居者さえあれば利益を生む資産として帳簿上、資産評価していた資産が全て廃墟あつかいになってしまう。これは天津市のバランスシートを大きく傷つけるもので、ただでさえ災害対処に大きな予算をださなければならないのに、財政上、もたないと思う。

もともと、昔から不動産バブル崩壊以降、国際経済関係の評論家のなかでは、

「地方都市をみせしめに2,3 デフォルトさせるのでは?」
という推測があり、
実際に、デフォルト(借金を期日までに返済しなかった)した 省や市は結構あるらしい。

ただ、天津市ぐらいの大きな規模で、デフォルト宣言 倒産宣言 をやれるかという問題はあるが、
今回は爆発の被害という口実があるので、一気にやってしまうかもしれませんね、、と憶測している。


 
posted by 山科玲児 at 10:38| Comment(0) | 日記