2015年09月08日

残ったものが真実だ


シャーロックホームズの金言として、
 「不可能なものを排除していって、残ったものがどんなに信じられないものでも、それが真実だ」
というのが、知られているが、ホームズは「古いことわざ」として引用しているようである。
  最近、蘭亭序研究にも応用したくなった金言だ。
 ただ、これを英語でどういっているのか知りたかったので、少ししらべてみた。

ブルース=パーティントン設計書 では、
We must fall back upon the old axiom that when all other contingencies fail, whatever remains, however improbable, must be the truth.

白面の兵士 では、
When you have eliminated all which is impossible, then whatever remains, however improbable, must be the truth.

緑柱石の宝冠  では、
It is an old maxim of mine that when you have excluded the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth.

posted by 山科玲児 at 08:51| Comment(0) | 2015年日記

2015年09月07日

天来書院のブログ

栄光堂帖 (2).JPG
 
天来書院のブログ
 酔中夢書
 http://www.shodo.co.jp/blog/hidai2015
  は、居酒屋や東京の飲みところ の話題が多いので面白いようですね。

 この最近のエントリーでは、
 英光堂帖をとりあげてますが、これはたぶん香港中文大学にもある古い宋拓本(イメージ)の翻刻本かもしれません。
  中国出版のものは不鮮明だと書いていますが、もとの紙がかなり暗くなっているからかもしれないなあ。


  
タグ:天来書院
posted by 山科玲児 at 10:05| Comment(0) | 2015年日記

2015年09月06日

中国文物を売りまくったのは中国人

 かなり前のニュースですが、また取り上げてみます。
2015-03-29
日本に眠る「中国の国宝」に中国人驚愕!・・・中国メディアは「略奪」「返還要求」などの主張せず

2013年3月13日にも書きましたが、、
義和団事件以後の中国文物流出 の裏側


やっぱり、誤解や捏造が多いんだなあ。

×>列強の侵入にともない、中国の文化財が大量に海外に流失した
〇>列強の侵入にともない、中国の文化財を中国人が売りまくった

 通運公司というのが、義和団事件直後にパリにできています。ニューヨークにも店がある国際企業です。これは蒋介石のパトロンになった浙江財閥の張静江(アナーキストでもあった)の経営でして、中国文物を売りまくった。その分家のC.T.Loo もまた大きく商売している。
  この通運公司の利益が、辛亥革命・国民党の資金になっといわれています。

  日本人が買った場合、当時の金額でも高額で買っていますよ。小さな合子2個で現在の貨幣価値で1億円以上とかね(細川頼貞 購入の桃花紅)。

Ref.
 Dominic Jellinik, Provenance and Posterity Bluets Archive, 2011, Nov./Dec, Hong Kong
 Daisy Yiyong Wang, Papa's Pagoda, Orientations March 2013, Hong Kong

posted by 山科玲児 at 09:38| Comment(0) | 2015年日記

スピーカーがこわれそうな低音



J.S.バッハの音楽の捧げ物の六声のリチェルカーレの室内楽でのこの演奏はなかなか好みなんですが、、
L'Offrande Musicale, exordium II, BWV 1079 : Ricercar a 6
 Arte Resoluta, Lorenzo Brondetta, Renata Spotti, Giovanna Barbati, Fabio Bonizzoni, Ben Sansom

 これを私のパソコンスピーカー
     https://www.olasonic.jp/usbspeaker/tws7w.html
      で大音量で演奏すると、ときどきひどい騒音になってしまいました。

 どうもね、すごい低音部分を弦(チェロ コントラバスなんか)で弾くとスピーカーが共振しておかしく
なってしまうようです。

posted by 山科玲児 at 08:49| Comment(0) | 2015年日記

2015年09月05日

正倉院宝物が太宰府に


  六点だけですし、期間限定(10月18日〜11月3日)の期間限定ですが、正倉院宝物が太宰府の九州国立博物館で展示されます。
  呼び物・目玉は、あの螺鈿紫檀五弦琵琶でしょうね。奈良の正倉院展でもこの琵琶の周りは混でいたからねえ。
posted by 山科玲児 at 09:28| Comment(0) | 2015年日記

アリババとアラディンは偽作かな??


    アラビアンナイトの比較的新しい解説本を図書館で覗いたら、どうも「アリババと四十人の盗賊」と「アラディンの魔法のランプ」は18世紀のフランス人の作らしいという話がのっていた。

世界史の中のアラビアンナイト (NHKブックス No.1186)2011/12/22

 もともとは、フランス人(ガラン)がレバノンのマロナイト(マロン派キリスト教徒)の友人から口頭できいた面白い話(アリババの場合)、写本をゆずってもらったりして(アラディンの場合)、それをもっと膨らませて書いた翻案というか半創作のようなものらしい。

  長年読んでいる 前嶋信次先生の本の末尾にある杉田英明氏の解説の中に
    アラビアンナイトの世界
    http://www.amazon.co.jp/dp/4582761135
 オックスフォードのボードリアン図書館にある「アリババと四十人の盗賊」のアラビア語写本は、フランス語の本から逆翻訳した偽作写本だという、暴露記事があったので、あれあれと思っていたので、現在では、どう考えられているのか知りたかったのだ。

 たださ、「アリババと四十人の盗賊」と「アラディンの魔法のランプ」って、日本で考えるアラビアンナイトの代表作でしょ。それがフランス人の偽作かもって??  またシンドバットの冒険もまた、いわゆる千夜一夜物語に入っていたものではなく、あとで組み入れられたものらしい。それじゃ千夜一夜物語の中身ってなにが残るんだ? になってしまうように思う。

 また、レバノンのマロナイトというと、日産=ルノーのカルロス=ゴーン社長もマロナイトなんで、よく憶えている。どうもマロナイトというのがある種のキーマンになっているのかな?

 まえ、キーロウズ修道女のマロナイトの聖歌
    http://books.rakuten.co.jp/rb/12002975/
  というのがあって、レバノンの支配階級であるマロナイトのことはちょっと知っていた。


 
posted by 山科玲児 at 07:53| Comment(0) | 2015年日記

2015年09月04日

藤田美術館の至宝 



藤田美術館の至宝 
国宝 曜変天目茶碗と日本の美

サントリー美術館
会期:2015年8月5日(水)〜9月27日(日)
福岡市美術館
10月6日(火)−11月23日(月・祝)

      福岡と東京で、多少展示の違いがあるようです。
  また、展示替えもあるので、下記 展示目録でチェックしてみてください。
  福岡にいくつもりですが、紫式部日記絵巻 深窓秘抄がないのが、つらいな。

  ただ、大阪の展示館は狭いので、こういう風に多数一度にみることはできないのが普通ですから、
 得がたい機会かと思います。

posted by 山科玲児 at 09:05| Comment(1) | 2015年日記

2015年09月03日

清朝竹刻のオークションがあった


  6月5日に、香港  クリスティーズのオークションで
  美術商 スーザン=チェン=ハーディ の売り立てがあった。そのなかで竹刻と家具の売り立てがあったと知ったので、なにか無いかと覗いたところ、なかなか面白いものがあった。
   The Feng Wen Tang Collection Of Bamboo Carvings And Furniture
  CM ヴィデオ

  看板になっている筆筒は、まあどうということもないもので、なぜ高い落札価がついたのか不思議なくらいだが、他の物には、香港のディーラーらしい趣味の良い面白いものがある。

* 嘉慶ごろの竹刻作家の尚クン の新しい例があった。
  浴馬圖筆筒で、留青、なかなか悪くない。
  上海博物館の従来しられていたものが一緒に図示されているので混乱するが、これは参考図版である。
  http://www.christies.com/lotfinder/lot/a-very-rare-bamboo-liu-qing-horse-5901788-details.aspx

*  他に方ケイの腕枕  これは彼が得意とした肖像刻のようである。
  http://www.christies.com/lotfinder/lot/an-incised-bamboo-wrist-rest-signed-fang-5901804-details.aspx?pos=8&intObjectID=5901804&sid=&page=5&lid=1

 しかし、高価だなあ。私のコレクションもこのくらい高価に売れればもう少し生活が楽になったのにね。
posted by 山科玲児 at 07:46| Comment(0) | 2015年日記

2015年09月02日

人民元 ショックの予兆


 先月、人民元を対ドルで切り下げし、5%程度下げたことが話題になった。
 昨晩、とんでもないニュースが入ってきた。NHKのみがソースなので信用できるかわからないが、

中国 人民元の為替予約で新たな通達
9月1日 22時32分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150901/k10010212851000.html
>銀行が客から人民元を売って外貨を買う為替の予約の注文を受けた場合、元本の20%を準備金として中央銀行の口座にドル建てで納めさせるとしています。預けた金は1年間、引き出すことができず、利息はつかないということです。

はあ?
  中国の業者が1万ドル輸入しようとすると、余分に2000ドルの外貨を銀行は中央銀行に供託金として上納しないといけない。2000ドルは一年後に銀行へかえすよ。

  ということですが、こういう場合、取引銀行が手数料をとることになる。つまり1万ドルの商品を輸入するときは1万2千ドル以上かかるということだ。輸入税みたいなもの。関税?
 ただ一年後に返す?ということだから2000ドル分まるまる客に請求するかどうかはわからないが、
 手数料が高騰することは疑いないですね。

 市中銀行でのドル手持ちが枯渇しそうな気がしますね。

 ただ、ホントに一年後返してくれるのなら、一年後からは前のデポジットを再利用できるからすこしはましだけど、中国政府の「通達」じゃ、あてにならないね。

 また、中国で儲けて1億人民元ためこんだとしても、それを国外にもちだすときは、手数料が高騰しているから2000万人民元相当以上払うかどうかはともかく、かなりの上納を覚悟しなければならないということです。

 まあ、汚職官僚の海外への資産持ちだしへのブロックにはなりますかね。
 また、こりゃ、爆買いも終了ですかね。一般旅行者は為替予約なんかしないけれど、クレジットカードやデビットカードの手数料高騰・交換率悪化は避けられないでしょう。

 また、人民元の暴落、国内インフレが予想されます。ただ、石油価格が下がっているので石油輸入による問題は、より少ないかもしれない。 また、直近では、人民元売りドル買いが少なくなるという予想から人民元が高くなるという結果が国際市場ではでているようです。また実施までの、かけこみで替えておこうという銀行や企業も多いでしょうね。

 それにしても、中国の外貨準備というのもウソ八百だったようですね。まあ、海外からのドル借金で膨らませた外貨準備というがいわれてきましたが、よっぽどドルが足りないんだね。



 
posted by 山科玲児 at 09:36| Comment(0) | 2015年日記

天津の爆発で明らかになったこと

cratorTenjingAug14.jpg

 1. 日本のマスコミは科学知識が皆無であった。
   >シアン化ナトリウムが爆発
    というような信じられないくらいメチャクチャなことを平気でいっています.


 2. なにが爆発したかは、不明。また付随的にまき散らされた毒物も不明
   ほんとになにが爆発したかは不明です。 ミサイル燃料100トン分とかいうのなら納得できますね。神経ガス弾頭もあったでしょうから、現地で神経ガスが高濃度検出されたのももっともです。横流し兵器なら、必死で隠蔽するのもわかるでしょ。ちなみにこの倉庫は「保税倉庫」つまり輸出用輸入用に一時おいておくところだったらしいんですね。どうも、口外していけない物資の不法輸出の疑いがかんじられますね。

 今回、公表された危険物質のなかでは、、
  カーバイド(炭化カルシウム)は、水とそれなりに爆発的反応しますけれど、所詮表面での現象でしょ。アセチレンが燃えるためですね。表面の爆発で、あれだけの規模の火球爆発はありえないことです。

  それは金属ナトリウムでも同様。金属ナトリウム噴出事故は、高速増殖炉もんじゅで起こり、とんでもないことになって、それ以来もんじゅは開店休業状態になってしまいました。それでも爆発したわけではないのです。金属ナトリウムで火災爆発が起きたとしたら、水素爆発(ナトリウムが水と反応して熱と水素を出すので水をかければかけるほどいせいよく燃えます)なんですが、天津の爆発は、福島3号炉の水素爆発より遙かに大きいし、高温の火球ができています。

   硝酸化合物って、早い話、火薬の原料ですね。まあ硝安(硝酸アンモニウム)という肥料もありますけれど、これが多量に累積すると爆発するということはかんがえられなくもないのですが、硝酸化合物に水をかけて爆発なんてありえません。溶けるだけです。ただ火がつくとヤバイですね。しいて考えられるとしたら、この硝酸化合物ぐらいでしょうか?

 3. 2重のクレーター
 香港のアップル新聞(Apple Daily ヒン果日報)の上空からの取材は、爆発直後のものみたいで、まだクレーターに水がたまっていません。(イメージ  左)
http://www.appledaily.com.tw/realtimenews/article/international/20150813/669093/1/
https://www.youtube.com/watch?v=eQWtgWVDel4
 これでみると、おそろしいことに2重のクレーターリングがみえますね。現在は水でみえません(イメージ右)。
  クレーターの研究によると、多重リングができるクレーターはより大きな爆発・衝撃でないと起こらないということになっています。
 九州での放射線測定が、なにも検出していなかったので明白に否定できるのですが、これだけみると数百キロ級の小型戦術核爆弾の誤爆と考えたいくらいです。 クレーターで火災がないのは、クレーター内が焼き尽くされ、吹き飛ばされて燃えるものがなにもなくなるからです。

 4. 証言が信頼できない。
  >別の消防隊員は「最初に燃えたのは 1つのコンテナ。10分ほど水をかけるとバリバリという音がして光り出し、爆発した」という。
   この証言が一人歩きしているようですが、第2の苛烈な大爆発とは何の関係もないでしょう。もし、水をかけることができる距離(100m以内)で耐火服を着た消防士がいたとして、あのアルミが溶ける火球の中、位置的にはクレーターの内部にあたる場所で衝撃波を受けて、生きていることが可能でしょうか?スーパーマンでもアンドロイドでも難しいとおもいますね。

 まさに「観てたら死んでる」です。


 
 
posted by 山科玲児 at 08:22| Comment(0) | 2015年日記