2015年11月08日

ヴェネチア ピエタでのヴィヴァルディ: グローリア


  ヴィヴァルディの大規模な声楽曲「グローリア」を、当時演奏されたように、ヴェネチアの古い建築のなかで、衣装・照明もヴィヴァルディ当時に近づけて女性ばかりで演奏している動画があった。
   Vivaldi Gloria at La Pieta, Venice
   https://www.youtube.com/watch?v=cgaOVV4JQHA

  面白いし、ヴィヴァルディの作曲家としての力量もよくわかる。
  バッハのロ短調ミサよりいいかも、と感じるような部分もあり、再認識させられる。

  鉄の装飾的な唐草模様の格子の後ろで演奏するというのは、当時ピエタで行われた習慣だ。女性の顔をベールのように隠していて、慎みを表現しているもののようである。

  このピエタの建築は、ヴィヴァルディ当時のものかどうかは、どうも不明だが、
  さもありなん、という演出になっている。

  演奏会をそのまま撮影しているものではなく、様々な編集作業で構成し、別の画面なども入れて変化をつけて作り上げられたものなんだろうが、結果的には素晴らしい作品になっている。良質のオペラ映画をみているかのようだ。
   BBCは演出が上手いことで有名だが、こういう音楽 動画では特に名人芸を感じる。

posted by 山科玲児 at 09:22| Comment(0) | 2015年日記