2015年12月04日

パチンコ 違法機器 VW排ガス不正

 当方の親族にもパチンコ依存症の人がいて、過去に嫌な思いをしたので、この件には少し関心があるので、アップしておきたい。 パチンコのCMをさんざん流しているTVや新聞には、当然ながら、全く報道されないだろう。

  全国300万台といわれるパチンコ台が全て「基準外」「違法」であり、回収交換(リコール)が必要になっているらしい

 下記ブログや他のソースを参照すると、今年(2015年)6月から
>2か月に亘って全国161店舗、258台の遊技機に対する調査が行われたわけですが、その結果、法令の定める基準に則って設置が行われている遊技機が「一つもない」という仰天結果が出てしまいまして、そりゃぁもう大騒動になっているわけです。
   パチンコ業界における遊技機の不正改造問題について
      http://blogos.com/article/146400/

  つまり、VW排ガス不正事件と同じで、役所で検定を受けるときは基準に合った特別製の機械を提出して、検定を通過し、実際に生産してパチンコ屋へ納品する機械は、基準外の別のものを納品していた。

 ということである。

   「不正改造」といってるけれど、「改造」じゃないんじゃないかな、この話なら、もともと【不正な機器】だったのだ。

 この件をデマといってる連中は、天下り法人 一般社団法人 遊戯産業健全化機構の機関誌を参照してね。

 一般社団法人 遊戯産業健全化機構
https://www.suishinkikou.or.jp/image/20151124.pdf
現状、市場に設置されているパチンコ遊技機の一般入賞口には遊戯球がほとんど入賞せずスタートチャッカーばかりに入賞するよう調整されており、保通協試時と著しく違う状態になっていることから、その是正に向け6月から遊技機性能調査を開始した。


  私は、パチンコには縁がないので、実際にどの時代に変化が起こったのかは知らないのだが、少なくともここ30年ぐらいは電動パチンコばかりになってしまっていて、パチンコ ホール経営業者自身が、いわゆる「釘師」に頼んで調整する余地が少なくなってきていて、メーカの仕様に依存するところが多くなっているはずである。

 そのために、メーカーが「顧客」の希望に合わせて「不正」をやったのかもしれない。

 しかしですよ、この不正が「パチンコ依存症患者」の財布にとって不利になる方向になっていることは事実らしい。

 パチンコは現金取引で領収書も証拠もなにもないので脱税の温床であるが、書類がないから、サラ金への「返金訴訟」のようなことはできないだろう。だから「パチンコ依存症患者」の集団訴訟などはできないだろう。

 しかし、300万台リコールというだけで、大変な打撃である。
 ただ、パチンコ業界と警察の癒着 天下りという問題もあるので、時間をかけて穏便に交換ということになるのではないか?と思っている。

   パチンコと日本人1984/4 加藤秀俊
という古い本がある。
  パチンコを発明したのは、日本人で大阪か名古屋か金沢の人らしい。米国にあったゲーム機器コリント・ゲームを改変して作り上げたもののようである。
  現在の隆盛のきっかけは、敗戦後コリアン系中国系などが経営していたパチンコ屋にGHQが優先的に物資(特にタバコ)を流したことがあるようである。


posted by 山科玲児 at 07:26| Comment(0) | 日記

2015年12月03日

水木しげる先生  追悼  河童の三平

河童の三平 (1).JPG


水木しげる大先生が大往生 御大の死出の旅を見送る声
http://togetter.com/li/906750

長崎市図書館でも「水木しげる追悼」小特集展示をやっているが、既に半分が貸し出されているよ
うである。なんか動画で間接的にみた調布市図書館の展示より大きかった
http://lib.city.nagasaki.nagasaki.jp/index.html

逝去前から、水木しげる漫画大全集というのが刊行され続けていた。
http://comic-sp.kodansha.co.jp/mizuki/
発行元が 講談社なのは、もともと、「ぼくら」 「サンデー」で発表したものが多かったためであろうか?
出版不況の昨今では、とても良い企画だと思う。蔵書空間がある人にはお勧めしたいし、図書館では揃えてもらいたい。

私は、水木しげる先生のマンガは、最初はたぶん「ぼくら」で読んだのだろう。
ぼくら版
http://www.amazon.co.jp/dp/406377516X

その後、週間少年サンデーで読んだ
「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」が印象的で、その後もなんとなく親しんでいたのだが、
大学時代に、貸本時代の「河童の三平」「墓場鬼太郎」というのがあるのを知って文庫判型の再刊
本を入手したりしたものである。
「鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」はほぼ同じようなストーリーをもとに何度も増補し描き変
えた版がいくつもあるので、違うヴァージョンを読む愉しみもある。
 比較的ヴァージョンが少ない「河童の三平」でも、
160.《河童の三平》(兎月書房版)
161.《カッパの三平》(ぼくら版)
162.《河童の三平》(少年サンデー版)
163.《カッパの三平》(小学一年生版)
  イメージは、東考社が桜井文庫として刊行した《河童の三平》(兎月書房版) の文庫版縮刷本、昭和50年600部限定である。発行人の辰巳義興氏は水木しげる先生もキャラクター化しているという(サラリーマン山田)。敗戦後の「劇画」界で活躍したマンガ家編集者であった。2003年に逝去されている。現在では角川文庫で入手できるようだ

ただ、私にとって
「河童の三平」
ぼくら版
http://www.amazon.co.jp/dp/406377516X
は、なんとなく怖い漫画だった。
  「死」があまりに簡単に日常に入ってくる。簡単に「人が死ぬ」。それも残酷でもなく悲嘆も少な
くあたりまえのように起こる。
 主人公たちの「死」への抵抗もまた真剣だが、なんとなくとぼけている。
 この「死の臭い」というのが、欧米の小説のような肉体的な凄惨阿鼻叫喚苦痛腐敗というものとは対蹠的な妙な空間に漂っているので、なんとも怖い。
 これはいわゆる恐怖小説スリラーなどとは違った怖さだ。そのせいか、この本はあまり汚れていない。訃報を聞いて久しぶりに取り出してきたという感じである。

  一方。「墓場鬼太郎」は、かなりえぐいところがあるとはいえ、ちょっとひねた鬼太郎のキャ
ラがめだつぐらいで、わりと素直に読めるものであった。

  1970年ごろから「河童の三平」は、一部で絶賛されていた。英訳仏訳がなければやってやろう
か?とさえ思ったものだが、
もあるようで、三巻 約900Pというからいわゆる全訳のようだ。これで翻訳する気はなくなった。

 ルモンドでも追悼記事がある。フランスのマンガ好きは本物のようだ。
http://www.lemonde.fr/livres/article/2015/11/30/mort-du-mangaka-shigeru-mizuki-
raconteur-de-l-indechiffrable_4820781_3260.html

 ただ「死」という言葉さえ忌むような、一部の西欧の社会で、こういう「ひやりとする」ようなマンガが、どこまでうけいれられているのだろうか?と疑問に思った。


posted by 山科玲児 at 08:13| Comment(0) | 日記

2015年12月02日

組み立て式パイプオルガン


 数個のトランク、いくつかの畳ぐらいの木材部品を運んで組み立てると、2人だけで2,3時間でパイプオルガンができるという製品を開発したイタリア人がいるようである。

  組み立て動画(一部早回し・省略があって、時間を5分強に短縮している)

 巨大なオルガンじゃないが、17世紀の初期バロック型イタリア オルガンで、なかなかよさそうだ。
  オルガンのないホールに伴奏用オルガンとして運び込むのには絶好かもしれない。

  イタリア人は、個人技では天才的な人がときどきでてくるが、この開発も事実上個人技のようにみえるね。
  ただ、ストップが少なそうで木製パイプばかりのようだから、音色の変化には乏しいかもしれない。
  フレスコバルディを演奏している動画があり、なかなか大きな堂々たるオルガンである。
 紐がめだつのがいかにもそれらしい。
    https://www.youtube.com/watch?v=Iq4LCo_V7sY

posted by 山科玲児 at 09:32| Comment(0) | 日記

2015年12月01日

水木しげる先生  逝去

水木しげるの不思議旅行s (2).JPG


 マンガ家 エッセイスト 水木しげる 先生が逝去された。

 慎んで御冥福を祈りたい

 「ゲゲゲの鬼太郎」で知っている人が多いだろうが、私にとっては
「河童の三平」「墓場の鬼太郎」などの初期作品が代表作である。
 また、エッセイでは、イメージの「水木しげるの不思議旅行」(怪感旅行に改題 再版)に多いに影響を受けた。
大江健三郎なんて一行も読んでいないし三島由紀夫の文章も肌に合わなかったが、「水木しげるの不思議旅行」は何度も読んだものだ。
 これは昭和58年9月初版第一刷である。

取り急ぎ 弔意を表したい。



タグ:水木しげる
posted by 山科玲児 at 10:40| Comment(0) | 日記

トルコ ロシア  ダーイッシュ


  ロシア「撃墜は密輸守るため」=トルコ反論「証明されたら辞める」

 この件には、両国のややこしい利害がからんでいるので、脊髄反射してはいけない。

 まず、トルコ政府のIS ダーイッシュに対するスタンスだが、かなり黒いというか妖しい。

  その理由は、トルコの積年の宿痾であるクルド人過激派によるトルコ国内でのテロにある。敵の敵は味方という戦略でトルコ政府がIS ダーイッシュを援護しているのではないかと疑われていた。このクルド人テロというのは英国での往年のIRAテロのようなもので、長年にわたって頻発していた。このトルコvsクルド対立というのが日本にまで波及し、トルコ大使館前でトルコ人とクルド人の乱闘騒ぎまであった。

  IS ダーイッシュへ行く連中が、皆トルコ経由で行っているのは事実。つまりトルコとダーイッシュの間の人の移動が他の国より容易だということ。トルコ政府は黙認している。当然、物資の移動も容易でしょう(推測)。
 そりゃ、テロを頻発させていたクルド人を弾圧してくれるISダーイッシュは「敵の敵は味方」かもしれないが、危険すぎる綱渡りだ。

  また、IS ダーイッシュの石油密輸ルートがトルコだということと、トルコのエルドアン大統領の息子(娘婿)が石油密輸事業に関わっていることが、ロシアから暴露されはじめている。さすがにKGB出のプーチンは情報戦が上手い。石油密輸は、覚醒剤や武器、美術品などと違って、体積/重量とも膨大だから、非常にめだつ。こっそりビルの一室で受け渡しというわけにはいかない。取引相手の国の黙認がなければ不可能であろう。 その一方で、いったん中立国に入ってしまえば石油には名前はついていないのだから、日本にでも中国にでもフランスにも売れる。そういう点で美術品とは違う、ニムロドやパルミラの彫刻ならずっと追いかけることができる。じゃあ、IS ダーイッシュの石油をその周囲のどの国が仲介しているのか?

 テロを撲滅するためには資金源を絶つことが第一だから、下のロシアのやりかたは正しい
   ISの石油輸送車は「全て空爆」、露国防省
    2015年11月19日 12:59 発信地:モスクワ/ロシア
         http://www.afpbb.com/articles/-/3067293
        >トラック約500台をこの数日で破壊したという。

 米国がこれをやらなかったのは、やったらNATO加盟国であるトルコと衝突し、米軍爆撃機とNATOの一員であるトルコ空軍が戦闘する、というわけのわからないことになってしまうからだろう。また「トラック運転手は民間人?」だという判断だからだろうか?? 最近やってはいるようだがロシアよりは慎重である。まあ、ロシア式の無茶なやり方だろうからなあ。 ただ、ロシアはチェチェン テロで懲りてるから、ISテロリストがロシアに侵入することは断固防ぎたい、アサド擁護以上にそれが目的だろう。


  トルコ国民は、政府を糾弾しないとまずいんじゃないの。悪の枢軸になってしまいますよ。




posted by 山科玲児 at 08:41| Comment(0) | 日記