2016年01月21日

黄 文雄 の孫文批判

2016年01月12日に紹介した、

素顔の孫文――国父になった大ぼら吹き2014/4/23
横山 宏章

は、まだ読んでいないのだが、同趣旨の本が10年以上前に刊行されているのに気がついた。
   黄 文雄
   中国が葬った歴史の新・真実―捏造された「日中近代史」の光と闇
    単行本: 304ページ
   出版社: 青春出版社 (2003/11)

  ただ、これは絶版である。またどうもあまり売れなかったらしく、図書館でみた本も初版一刷である。
  黄 文雄氏は、とても多作乱作といってもいいプロの物書きなので、あるいは別の表題で再版されているのかもしれないが、どうも早すぎた出版のような感じがする。

  表題に「孫文」がないので、中身がなんなのかよくわからない。これが最大の欠点だろう。黄 文雄氏の著作のなかでは、かなり堅い気負った本のようなところも、受けなかった原因なのかもしれない。

 ちなみにこういう本の表題は、出版社がつける場合が多い。出版社がなんでこういうあいまいな表題にしたのか、疑問である。

  台湾でも「孫文批判」はタブーだったらしく、著者が台湾で同趣旨の本「国父と阿Q」を書いたら、研究者たちだけでなく、若い女学生にも大きな衝撃を与えたそうである。



タグ:孫文 黄 文雄
posted by 山科玲児 at 08:44| Comment(0) | 日記

ブーレーズ逝去


  クルト=マズア 氏が昨年12月に逝去され、ピエール=ブーレーズ氏も1月7日に逝去された。
 どうも、指揮者の世代交代をひしひしと感じるところである。
  とはいえ、当方は指揮者をそれほど重視しない演奏が多いルネサンス  バロック音楽を主に聴いてきたので、あまり指揮者の追っかけはやっていない。
  ブーレーズで印象深かったのは、バイロイトでのワーグナーでシェローによる斬新な演出をやったことではなかろうか?
  ワーグナーの歌劇で、背広姿で歌手が登場するようになったのは、この演出からだったと思う、
posted by 山科玲児 at 06:42| Comment(0) | 日記