2016年02月15日

はじめに間違うと



2016年02月08日に
最古の仮名の展示: 九州国立博物館
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/173665598.html
を書きましたが、
 そのとき展示されていた土器片の上の仮名の読み方には異論があるようです。

現地の佛教大学講師、大阪市立大学講師である
南條佳代 さんが
藤原良相邸跡出土墨書土器の仮名表記に関する考察 SK00210R055
http://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_SK002100007660
http://jairo.nii.ac.jp/0285/00007650
という論文を書いていますが、これはとても良い論文ですね。

 私も、この「かつらぎの」という文字を観たとき「かつらぎへ」と読むわけないだろ?と不審に思ったものです。

 「の」の文字が「乃」を使っていて、今、色々研究している秋萩帖に頻繁にでてくる草仮名だからです。
南條佳代 さんも、秋萩帖・藤原有年申文を参照して読み方を論じておられますね。

 ただ、一旦「かつらぎへ」と読んでしまったのを訂正するにはかなりの抵抗があるみたいですね。
 惰性やメンツがあるのでしょうが、速やかな訂正が望まれるところです。


2012年11月30日 (金)
土器に書かれたひらがなをどう読むか
http://genjiito.blog.eonet.jp/default/2012/11/post-7a10.html

京都で最古級の平仮名発見 出土の土器片に 
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2804H_Y2A121C1CR8000/
9世紀、藤原氏邸周辺で仮名ブーム?京都・良相宅跡で墨書土器出土  - 産経ニュース
http://www.sankei.com/west/print/160107/wst1601070017-c.html


posted by 山科玲児 at 07:37| Comment(0) | 日記