2016年03月18日

スティグリッツ教授「TPPは米国議会で批准されないだろう」をマスコミが隠蔽



TPPは悪い協定 米議会で批准されぬ ノーベル経済学賞・スティグリッツ教授 (2016/3/17)

>3月16日、安倍晋三首相らが有識者と意見交換する「国際金融経済分析会合」を初めて開いた。講師に招いたノーベル経済学賞受賞者で米コロンビア大学のジョセフ・スティグリッツ教授は、環太平洋連携協定(TPP)について、米国での効果はほとんどなく、米国議会で批准されないとの見方を示した。
> スティグリッツ氏は会合で、世界経済についての自身の見解をまとめた資料を配布。その中で、TPPについて「TPPは悪い貿易協定だというコンセンサスが広がりつつあり、米国議会で批准されないだろう」との見方を示した。
 これは農業新聞にしか報道されませんでした。

 では、農業新聞の捏造でしょうか?

 スティグリッツ教授が今年1月10日 英国  ガーディアン紙の Stiglitz教授の論説
http://www.theguardian.com/business/2016/jan/10/in-2016-better-trade-agreements-trans-pacific-partnership
によると、

 TPPは失敗し、もう少し良い貿易協定ができるように希望する。
 アメリカの大統領候補は皆、TPPに反対しており、議会で批准されない可能性が高い
とい言っていますね。
>The US concluded secret negotiations on what may turn out to be the worst trade agreement in decades, the so-called Trans-Pacific Partnership (TPP), and now faces an uphill battle for ratification, as all the leading Democratic presidential candidates and many of the Republicans have weighed in against it. The problem is not so much with the agreement’s trade provisions, but with the “investment” chapter, which severely constrains environmental, health, and safety regulation, and even financial regulations with significant macroeconomic impacts.

>In 2016, we should hope for the TPP’s defeat and the beginning of a new era of trade agreements that don’t reward the powerful and punish the weak. The Paris climate agreement may be a harbinger of the spirit and mindset needed to sustain genuine global cooperation.

 二ヶ月で意見が180度変わることがないとしたら、この農業新聞の報道は正しく、他のマスコミは全て隠蔽したのでしょう。
 怖いなあ、マスコミってのは。


posted by 山科玲児 at 15:32| Comment(0) | 日記

紛争輸出国アメリカの大罪


紛争輸出国アメリカの大罪 (祥伝社新書) 新書  ? 2015/11/2
藤井 厳喜   (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4396114451

という本がある。もともと共和党草の根保守のほうに関係が深い親米家の著者が、あえて書いた本で、親米家も反米家でも勉強になる内容豊富な本だと思います。

トランプ台頭の今日、米国そのものの功罪を俯瞰するにはとても有用でしょう。

posted by 山科玲児 at 07:42| Comment(0) | 日記