2016年03月26日

[速報]天王寺 大阪市立美術館 日中書道展 リスト公開される



先日、紹介した、

王羲之から空海へ | 大阪市立美術館
http://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/ogishi-kukai/
平成28年4月12日(火)〜5月22日(日)  ※会期中展示替えあり


なかなか興味深いものが多いようです。

台北國立故宮博物院 からの出品作品では、 蘇軾のなかなか良い「次韻 弁才」が一番いいかもしれません。
その次がスタンダードな文徴明かな。

posted by 山科玲児 at 12:43| Comment(0) | 日記

NHK風 バッハのとりあげかた



ミセス・バッハ  バロックの名曲は夫人によって書かれた〜
http://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/?pid=160328

思わず、マスコミ受け狙いの企画が当たりました、二年後には誰も憶えていません。
というような「ドキュメンタリー」ですね。
NHKって相当おかしいだろ?

こんなんなら、クララ=シューマンが夫に協力した、という方がまだ説得力あるんじゃないの。
クララ自身作曲した曲も実際に結構残っているし。
そういや、かかし朝浩の「ムジカ」はクララ=シューマンの話でしたね。
http://www.gentosha-comics.net/book/label/cat5/birzc/bc/603175.html

とはいえ「ダヴィンチコード」は、結構長く影響と害毒を流してきたから、こういうのも軽視はできないなあ。

勿論、当時の作曲は剽窃や編曲 切り貼り、偽作出版などが平気で横行していたので、個人の作品というよりもう少し集団的な創作、伝統の中の藝、という側面が強いと思います。

アンナ=マグダレーナは歌手だったから、作曲に協力したこともあっただろうし、現実にバッハの曲の清書譜にはアンナ=マグダレーナの手になったものが多い。

 ただ、後半生のバッハの著しく器楽的な書法からすると、こういう説は到底受けいれられない。
 むしろ別の方向からのアプローチのほうがいいんじゃないの。
 最近よく聴いている ゴールドベルク変奏曲の弦楽編曲からして、バッハの「クラヴィーア練習曲集」(このなかにはゴールドベルク変奏曲もはいっている)のなかには、もっと別の編成(あるいは声楽)の原曲をクラヴィーアに編曲して「練習曲」に使用できるようにしたものが多いのではないか、「練習曲集」という表題は文字通り受け取るべきではないか、という疑念を私は強くもっています。

[補足]また、平均律クラヴィーア曲集にも声楽などからの編曲があるのでは。それはモーツアルトが弦楽四重奏に編曲したことからも示唆されると感じています。


posted by 山科玲児 at 10:09| Comment(0) | 日記