2016年04月06日

ファイアンス 用語の混乱

 どうもファイアンスという用語 普通名詞は2種類n全く違ったものに使われているようである。

  ひとつは、イタリアのファエンツア(この知名がファイアンスの語原) でさかんに作られた陶器  ファイアンス焼き である。

マヨリカ陶器の伝統をひいたものだという。錫釉 を使うものらしい。
 大きな皿や鉢も多い。


  もう一つは古代エジプトを中心に西アジアで生産されたもので、小さなアクセサリーや護符、小物、小型の彫刻などにつかわれたもので、
珪砂を成形してナトリウムが入ったアルカリ釉薬を使ったものである。
 メトロポリタンの青いカバが有名である。

 この2つは、全く成分も製法も時代も違う。

  どうしてこういう混同がおきたのかわからないが、なんらかの整理は必要だろう。



posted by 山科玲児 at 09:02| Comment(6) | 日記

日本の扇は古いなあ

 一昨日、

2016年04月04日

木と紙の扇

というタイトルで扇のことに言及したが、

紙貼りの扇については、

清少納言の枕草子に 「クラゲの骨」という逸話がある章がある(  流布本で102段 三巻本で97段)

そこで「骨に紙を貼る」という言い方がでているので、やはり紙貼りの扇もあったのだろう、、と思う。ただ、残っていないだけだ。また、ひょっとして大陸風の団扇のことと混同しているのかもしれない。

薄い板を綴った檜扇は意外に多く残っていて、なんと平城京あとからもたくさんでているようである。
埋蔵文化財調査センター  奈良市 の多数の報告がある::

これによって、檜扇の発明は奈良時代以前に遡ることになる。

posted by 山科玲児 at 08:46| Comment(0) | 日記