2016年05月22日

無料は危険



 証拠::
>  生誕300年記念 若冲展 ?@jakuchu_300 
>【混雑状況5月18日(水)】10時45分現在、チケット売り場の待ち時間は約5分、入室までの待ち時間は約320分です。#若冲展
>


 どうも、これは、「65歳以上が無料となる「シルバーデー」(毎月第3水曜日)の5月18日」
というのが良くない方向に作用したらしい。確かに、あまり入場者がない展覧の場合、こういう
無料日 企画で、入場者数を水増ししようとする担当者の気持ちはよくわかります。

しかしねえー、意図せずして、こういう超混雑状態になったときは、やめたほうがよかった。海外の美術館でも無料入場時間帯が、大混雑になり、観賞不可能になってしまい、美術館内での犯罪(スリなど)が多発するという有様になったこといを仄聞するにつけても、
人間の「無料」の魅力と危険を感じるところである。留学で長期滞在している人の場合はともかく、短期の旅行者の場合はあまりけちるのは危険である。

リスクマネジメントを考えるところではある。


posted by 山科玲児 at 21:43| Comment(0) | 日記

復元しすぎかも


2016年05月10日に、
修理の功罪
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/175237512.html
という話を書きましたが、考古の場合は、極小さな断片から全体を想像してりすることもあります。
でも、その復元想像が正しいかどうかはわからないわけですね。
エーゲ海のクレタ島のクノッソス宮殿の壁画の場合もかなり派手に復元しているわけですが、
どうなんですかねえ。
まず、この綺麗な女性達の壁画ですが、

KNOSSOS Mural (1).JPG



当時の遺物というか残っているものは、これだけです。



KNOSSOS Mural original.jpg


まあ、これから敷衍して上の絵になるわけですが、顔や髪型なんかわかるんかなあ??
まあ、1/3ぐらい残っていれば敷衍してもいいんじゃないかな、と思いますが、これって1/6ぐらいじゃない??

ただ、下の闘牛というか牛のアクロバットの壁画はまあかなり残っているので、敷衍してもいいかなあ、と思っています。こういうコロセウムでの闘牛というのは、西洋文明のルーツの底にあるのようなので、一度観てみたいな。

エジプトにはこういう牛のアクロバットがなかったと思うんだよな。


Soure:  di Neuhoff, Sonia.  KUNOSSOS, ATHENAI,Apollo EDition

KNOSSOS Mural corida tores.JPG
posted by 山科玲児 at 09:13| Comment(0) | 日記