2016年06月28日

エスコリアルの図書室 謎と解

2016年06月16日に、

エスコリアルの図書室
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/175712688.html
>私が一番驚いたのが、全ての本が普通とは逆向きに入れてあり。頁をめくるところ、こぐちが外にみえていることだ。こぐち は全て天金ならぬ金で塗られていてその上に黒で題名が直接書いてある。
>

と書いたが、

この謎の一つの解をみつけた。正しいかどうかはまだ、解らない。

「中世の鎖をつけた本を並べた書棚」の名残

というものだ。


美しい知の遺産 世界の図書館
2014
ジェームズ・W・P・キャンベル

 というのを、図書館で読んで、

英国  ヘレフォード  大聖堂図書館の鎖で繋がれた書籍が列ぶ中世風の書棚
をみて、これだと思った。 全てこぐち側を手前にいれてある。 英語では、Chained Library というそうである。

エスコリアルでは鎖はないが、この伝統がそのまま連続しているのだろう。

上記の本にはウェールズ大聖堂図書館の書架があって、そこでは、鎖がついた本は こぐちが手前、そうでない本は、普通に背表紙が手前で書架に入れてある。
                                        
posted by 山科玲児 at 07:27| Comment(2) | 日記