2016年10月22日

ボイマンス美術館 展 東京&大阪

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2016年09月25日に書いた
ボイマンス美術館 展は、東京と大阪で巡回してやるそうです。 リストは出ていませんが少しずつ情報がでているようです。
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/177022403.html

 ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
        公式サイト http://babel2017.jp/
2017年4月18日(火)〜7月2日(日)東京都美術館
http://www.tobikan.jp/exhibition/h29_babel.html
2017年7月18日(火)〜10月15日(日)国立国際美術館

    実は、このバベルの塔、池袋のセゾンでボイマンス美術館 展が昔開催されたとき、当方は池袋で観賞したわけで、来日は2度目です。当時は、全く混んでいませんでした。ただ、ちょっと離れていたので、細部は観にくかったな。そのあと、2001年にボイマンスに行ったときには顔を画面近くにつけるぐらいに、なめるように観察できました。そのとき、大きなポスターを買って、日本に郵送してもらった。あれは結構散財でした。

  まあ、バベルの塔については、どうせ、情報がでるでしょうが、当方の眼目は「バベルの塔以外」にあります。
  ヒエロニムス・ボスのBRCPも認める真作が2点 展示されるそうです。
    ・ヒエロニムス・ボス「放浪者」
    ・ヒエロニムス・ボス「聖クリストフォロス」
  この「放浪者」(イメージは部分)は、日本に貸し出されたヒエロニムス・ボスの作品の中では、最高のものでしょう。
  「乾草の車」(プラドとエスコリアルに1点づつある)の外側の「放浪者」と比べたら数ランク上です。
ボイマンスにあるボス作品のなかでも最高評価をつけたいと思います。
 「聖クリストフォロス」は、絵の具の剥落傷みがひどいので、大きな絵のわりには印象が悪いのですが、専門家各位の評価は悪くないようです(根拠 2001,2016のボス展カタログ, 並びに、リンフェルト「ボッス」、Mia Cinotti, Flammarion, 1967 )。
 プラドのボス展では、かなりきれいに修理されていましたが、当方は未だに、なんとなくぼやっとした絵という印象をぬぐい去れていません。

また、
パティニール 「ソドムとゴモラの破壊」22.5 cm x 30 cm
も展示されるようです。小さな絵ですが、珍しいものですね。評価はみてみないとわかりません。
渋谷でみたウイーンの「聖カタリナの殉教がある風景」にがっかりしたこともありますし。

  ただ、今回は十六世紀のネーデルランド周辺絵画がかなり展示されそうなので、期待してます。ただ版画を多数出して数を稼いでごまかすという怖れもありますがね。


 
posted by 山科玲児 at 09:14| Comment(0) | 日記