2016年10月25日

クラーナハ展 出品リスト

クラーナハ展 出品リストが公開されました。

クラーナハ展 出品リスト  

 版画だか、素描だか油彩だかわからないし、サイズもわからないのが難点ですね。

posted by 山科玲児 at 12:50| Comment(0) | 日記

聖ルキア伝の画家

Master St Lucy  Groening2016.jpg


   今年の6月ごろ、新発見の15世紀後半の画家[聖ルキア伝の画家] の大きな三連祭壇画が
ブリュージュのグロニンゲン美術館でローン展示されることになったようです。3年ローンだとか。
         http://www.codart.nl/news/1356/
まあ、50cmぐらいの絵ならともかく、この絵、高さ176cmもあるんだぜ。
開いたら、高さ176cm 幅290cmという大きさです。幅約3mですよ。 こんな大きな絵が、教会や美術館じゃないとこ、まあ法人や富豪のとこだろうけど、にあるというのは、あんまりないことじゃないかな。グロニンゲン美術館にある三連祭壇画の中でも最大級だと思いますよ。

  この絵は、数年前にバスク地方の都市ビルバオでオークションされたというものです。しかし、スペインにはまだまだ初期ネーデルランド絵画が眠ってるんだなあ、、驚きです。マドリードでなくて、バスクのビルバオでだって? 普通ろくな物出ないと軽視するよなあ、、 
  もともとはブリュージュの真ん中のBraambergstraatにあった教会にあったものらしい。
 オークションに出たとき、スペイン政府が文化財指定しちゃったんだそうで、購入とか持ち出しとかはできないので所蔵者と長く交渉して、3年ローンということにしたそうです。
「聖ルキア伝の画家」というのは、本名はわからないけれど、まあ、複数の絵画が同じ画家の作品とグループ分けされていてそれに適当な名をつけただけですね。そのうち本名がわかるかもしれませんね。
  同じような仮の名前であった「フレマールの画家」も、今は、ほぼロベール=カンパンとされてますしね。「ムーランの画家」は、たぶんジァン=エイJean Heyらしいし、「エクスの画家」も, たぶんバルテルミー ダイク でしょう。 従来から、そういう風に使っている便宜的名称です。そのうち本名がわかるかな。


この画家の作品とされる小さめの絵(下イメージ)が、東京、上野の西洋美術館にあります。
   聖ルキア伝の画家
    聖ヒエロニムス
 これは、1971年に購入というから、相当古い時代の購入だね。1971年というと、山田智三カさんが館長で、オールドマスター収集にもがんばっていたころだと思います。 あちこち補筆があるけれど結構良い絵ですよ。今出してないけど修理中かもしれないね。 老人の絵だから安くて手に入りやすかったのかな。そういや、なかなか良いラトゥールの「聖トマス」もそうだしね。そりゃ美人の女性の絵のほうが高く売りやすいだろうしね。

St_Lucy3.jpg
posted by 山科玲児 at 08:51| Comment(0) | 日記