2016年11月23日

しょうが湯

しょうが湯.JPG


  寒くなったので、しょうが湯を近くの薬局で、買いました。
 そのなかで、これが強烈で良かった。 ホントに身体が熱くなりますね。

 強烈なんで人によっては害になるかもしれませんね。 
 天然物だからといって害にならないということはありません。
 私も一日にせいぜい一杯しか飲まないようにしています。


 しょうが九倍入りという、激辛カレーみたいなノリですが、そう辛くはないものです。


ぶち辛っ!!しょうが湯 15g×6袋
http://www.kenko.com/product/item/itm_6932286272.html


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2016年11月22日

ボス展のカタログを読む 20 ヴェネチアの4枚組

Bosch venezia 2panels.jpg


  ヴェネチアにあるボスの作品のなかでも、この4枚組はかなり有名である。それは、4枚のなかで「上昇」(上イメージ左)が本のカバー 挿絵などいろんなところに使われているからだろう。
 確かに、
  ヴェネチアにあるボス作品
    Bosch in Venice
   http://boschproject.org/bosch_in_venice.html
のなかで群を抜いて独創的だ。臨死体験の本の表紙にもあったな。天使が妙に下ぶくれ顔なのが親しみやすい。

  この4枚、学生時代にヴェネチアのパラッチオ ドッカーレに行ったときに、展示されておらず、係員にきいても「ラボにある」の一点張りで観ることが出来なかった恨みを未だに憶えている。その後2001年 ロッテルダムのボイマンス美術館におけるボス展で実見することができた。そのときは「荒れた画面だなあ」「保存がよくない」と思ったものだ。 今回のプラドでもみることができたが、かなり修理されきれいになっているようだ。今は、Palazzo Grimaniというところで展覧されているらしい。
どちらにせよヴェネチア市の所有物のようである。

 そもそも、この4枚が本当にセットなのかどうかという疑いは、当然おこる。今回のカタログの記述によると、周りの切断はなさそうだということから、サイズが一致していること、更に裏側の塗り方が3枚は一致していること、などによって、少なくとも一つのセットであることは疑いないようである。年輪年代も伐採年代が1482年以後ということで、まずまず問題ない。ボス作ということに疑った人もあまりいないようで、私は知らない。
 この4枚が翼画面だとしたら、当然、真ん中は「最期の審判」だっただろうと、カタログ記述にもある。メムリンクのダンチッヒ祭壇画やロヒールのボーヌ祭壇画の中央画面のようなものだったろうと想像できる。

 この4枚のうち「墜落」「地獄?」は画面が暗すぎて何が描いてあるのかわからない、というのが実見した感想である。写真でもまたよくわからないのだが、1949年という古い出版物
  Source: Jean Leymarie Jerome Bosch  Edition Aimery Somogy, 1949, Paris
に、描きおこししたのかはしらないが、多少わかりやすくした「墜落」図版があったので、上イメージ右においておいた。
posted by 山科玲児 at 09:17| Comment(0) | 日記

福島原発 地震  津波

2016年11月22日 5時59分ごろ福島沖でやや大きな地震があり、

福島原発地域でも震度5になり、3m程度の津波が予測されています。
3mの津波なら、原子炉設置地面まで届くことはないので、直接的な被害はないでしょうが、、

問題
・ 港に近いところに滞留しているはずの、汚染された海水が福島沖へ再び流出する可能性
・ 冷却が停止することはないのか
・ 震動による機器の破損の問題

が懸念されるところです。
posted by 山科玲児 at 06:18| Comment(0) | 日記

2016年11月21日

将軍塚絵巻のこと

将軍塚絵巻.JPG


昨日、終了した、九州国立博物館での特別展「京都 高山寺と明恵上人−特別公開 鳥獣戯画」
ですが、将軍塚絵巻はでていなかったんですよね。
2010年4月17日に紹介した 面白い放胆な絵です。

将軍塚絵巻 | 玲児の近況 - 楽天ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/yamashinareiji/diary/201004170000/

ちょっと別な部分のイメージを出してみます。

さらにその部分拡大を下に

将軍塚絵巻detail.JPG


posted by 山科玲児 at 09:28| Comment(0) | 日記

2016年11月20日

古代ギリシャの陶器画


長崎県美術館 古代ギリシャ展ss.jpg

長崎県美術館の古代ギリシャ展
古代ギリシャ ─ 時空を超えた旅 ─(2016年10月14日(金)〜12月11日(日)長崎県美術館 )
http://www.nagasaki-museum.jp/exhibition/archives/439
http://www.greece2016-17.jp/
関係で、11月19日(土)にレクチャーがありました。

 「ギリシャ神話と陶器画」
11月3日の 「古代ギリシャ彫刻」が面白かったので、また行きました。今度は、「陶器画」「壺絵」の話です。この陶器画については昔、専門書を読んでもよくわからなくて放り出したことがあります。それで、今度はわかりすい概説を期待していきました。少なくともお話はわかりやすかったと思います。


 長崎県美術館学芸員の森園敦氏の話ですが、自分の意見、自分の見方を率直に話す方ですので、たいへんわかりやすい。基本的には初期から中期の作品、黒絵のエクセキアスの画家、赤絵のアンドキデスの画家を高く評価するというスタンスのようです。ヘレニズム期に近い群像を描く陶器画には低い評価なのが面白かった。

「古代ギリシャの遺物のなで陶器程多く残っているものはない」といわれるほど多いので、逆に何をみていいのかわからないわけで、ランドマークになる作品や流行の変遷について教えてもらわないと、多くの作品の中で迷ってしまいます。

  この講演を聴いて、陶器画の中に文字がかなり書いてあること(人物の名前など)を再認識しました。これは陶工の中に文字が書ける人がいたということでしょう。紀元前五世紀という古代での識字率を考えると、陶工は社会的身分として結構上だったんでしょうかね。

  ちょっと下世話な興味をひいたこととしては、イタリアのエトルリア遺跡から盗掘され密輸された大きな容器がメトロポリタンの名物になっていたのですが、イタリアから訴えられたりしたのか返還されたそうで、そのためにメトロポリタン美術館にいってみようと思ってもみつけることができなかったという話です。
これの写真はwikimedia にあります。
Euphronios Krater
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Euphronios_Krater_(ca._515_BC)_(1254643894).jpg
  調べてみたら、1972年に、あのあくの強いお騒がせ館長トマス=ホーヴィングが100万ドルで買ったもののようですね。2006年に返還の合意ができて、今はローマの考古博物館 Villa Giuliaにあるようです。ホーヴィングってお騒がせしかしないのかな? 業績はいろいろあるはずですが、むやみに吹聴するから私はあまり好感がもてないな。たしか、あの古代エジプト神殿をメトロポリタン美術館内にもってくるという大プロジェクトには貢献したはずだと思います。ジョルジュ=ド=ラトウールの「bonne diseuse」を買ったのもホーヴィングだったかな。なんかああいう大きなことが好きな人だから躓くこともあっただろうし闇の世界にも関係あっただろうな。

  もともとイタリア クリヴェテリのエトルリアの墳墓から盗掘されたものだということになっています。イタリアにはギリシャ植民都市も多かったし、陶器がエトルリア都市にも多量輸出されていたようです。ただ、これはあまりに綺麗な絵だったので贋作疑惑もでたという話を学芸員さんがしてました。実際 エトルリア陶器、ギリシャ陶器の贋作は非常に多いので、門外漢にはまったく手を出せない状態です。

これに関する経緯は、
Stolen Beuty
http://www.nytimes.com/2009/07/08/arts/design/08abroad.html


posted by 山科玲児 at 14:34| Comment(0) | 日記

セブンイレブンの安ワイン

wine 2 Seven Eleven label.jpg


 今、セブンイレブンで売ってる安い赤ワインでは、上イメージの2つが気に入っています。
 どちらも税込み600円以内なのに、悪くない。
 左のほうがシチリア産 シビリア 結構良いネロ・ダーヴォラという品種の葡萄での醸造です。
 右は、チリ産のワインでキンタ ラス カブラス  これは定番のカヴェルネ  ソヴィニオンによるものですが、更に安い上に水準はキープしてます。

 故 邸永漢氏が言ったように、あまり同じものばかり飲むのは危険なので、こればかり飲んでるわけではないのですが、金欠なこともあり、ときどき買っております。


posted by 山科玲児 at 09:27| Comment(0) | 日記

2016年11月19日

ラトゥ-ルになれなかった絵画たち

LaTour Prado.JPG

  今回のプラド美術館のラトゥール展カタログ(イメージ)の特に面白いところは、もとラトゥールの絵とされていた絵画で、今はあまり信用されていない/不合格になった絵画が、解説図版のなかに結構良いカラー図版でどっさり収録されていることである。

 
こういうのを観ると、やっぱりちょっと違うなあ、と思ったり、いくらなんでもこれはナイだろうと思ったり、昔画集でみたフリック=コレクションの「聖女の教育」は欄外になったのか。惜しいな、とか思ったり、いろいろ考えを巡らせる動機になる。


 

posted by 山科玲児 at 09:11| Comment(0) | 日記

ドイツ銀行の罪


 ドイツ銀行(ドイツの中央銀ではなく、日本でいうとみずほみたいな巨大銀行)が米国司法省から140億ドルもの罰金を要求されているということは、ときどき話題になる。実際は交渉してもっと低い和解金になるのだろうが、それにしても巨額である。いったいドイツ銀行はなにをしたので追求されているのだろうか。

 それは、米国のみならず世界景気を暗転させ、米国の多くの人を破産させたりホームレスにしたサブプライム証券を作った首謀者がドイツ銀行だったからである。もう、忘れている人が多いのか、まとまったネット上の記事すら少ないので、再度、歴史的事実を顧みてみる。

  2005年2月のある夜、会議室の 木製のテーブルの周りにウォール街の大手投資銀行5社の代表が集まっていた。 テイクアウトの中華料理を食べながらの彼らの相談が、サブプライム(信用力 の低い個人向け)住宅ローン危機の完璧なお膳立てをした。

 会議の主催者はドイツ銀行(たぶんニューヨーク支店)のトレーダー、グレッグ・リップマン氏(当時 36)だった。同氏は住宅ローン担保証券から、企業の信用商品と同様に大きな ウォール街の収益源を育てることを夢見ていた。集まったのはほかに、ゴール ドマン・サックス・グループ(米国政府に食い込んで一番儲けた)のトレーダー、ラジブ・カミラ氏(当時34)、ベア ー・スターンズ(破綻して合併消滅)のトッド・クシュマン氏(当時32)。シティグループ(存続)とJPモルガン・チェース(三菱と提携して存続)の代表者も招かれていた。

  米国司法省としては、外国の銀行に自国をいいように引っかき回されたわけで、復讐というか懲罰的賠償金を要求したくなるだろう。まあ、そういうわけである。なんか第一次大戦でドイツが負けたときのヴェルサイユ条約で天文学的賠償金をドイツに課したことを連想したくなった。

  ドイツ銀行は、予想される巨額のの罰金にあてるために中国国内の華夏銀行の株を売って45億ドルを作ったが、その資金を中国からもちだせないでいる。中国政府が売却した金(人民元)をドルやユーロに替えて国外に持ち出すことを渋っているらしい。これで中国政府の外貨準備が実際には枯渇していることが明らかになった。

posted by 山科玲児 at 07:52| Comment(2) | 日記

2016年11月18日

香薬師像の背中

香薬師July 1932.JPG


香薬師像の右手 失われたみほとけの行方
著:貴田正子
という本が最近出版されました
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062202893
この本にものっていない 香薬師の背中がみえる写真図版をあげておきます。これは、飛鳥園の東洋美術 1932年7月号にのっているものなのです。 東文研や東京国立博物館などにはある雑誌でしょうから、その筋では周知のものだと思います。

 東京国立博物館の五部浄の腕や、芸術新潮1974年2月号に木戸敏郎氏が書いている 奈良元興寺薬師如来の背板のように、仏像の断片がよそに所蔵されていることはままあることのようです。

  この本を読むと、鎌倉の寺にはいる前の所蔵者が文藝春秋社社長でしょ。「情報公開をもとめ」たり「収集家の隠蔽を非難」するはずのマスコミでしょ。自分が秘蔵しててどうするんだ。 そりゃ、極一部の専門家しか関心のないようなアイテムならともかく、会津八一が讃仰し、盗難事件で有名になった香薬師でしょ。 またもマスコミの現行不一致を思い知らされた感があります。これが、普通の食品会社の社長とかだったら、こんな感想はでないでしょう。それだったら、まあ個人の勝手とか資産を知られたくないとか親族が強欲で悪辣だとか税務署に知られたくないとかあるだろうしなあ、と情状酌量の余地はあるでしょう。しかし、マスコミ人には無理です。

  また明治二九年の盗難のとき、住職が100円の懸賞金をかけたというのには驚きです。当時の100円は現在の300万円ぐらいでしょう(ref  値段の日本史  小学校教員の初任給に基づく概算)から。東大寺の僧侶が新薬師寺の住職を兼任していたので東大寺の財力じゃないかとおもいます。


posted by 山科玲児 at 19:55| Comment(0) | 日記

キーボードとマウスをかえました


なんかCTL+が有効にならなかったり、画像加工ソフトでトリミングするのがうまくいかなかったことが頻発したので、あ、PCやばいかなと思ったのですが、キーボードとマウスを替えたら改善しました。

そりゃ、ずーーと酷使してきた、機械的可動部分が多い機器ですから、摩滅損傷しやすいんでしょう。

しかし、ほぼ同時にダメになったな。

posted by 山科玲児 at 18:15| Comment(0) | 日記