2016年11月12日

冷泉家の古伊万里


 実は、もう終わってしまった展示なんで、恐縮だが、印象深かったので書いておく。

九州国立博物館の常設展フロアで、古伊万里の企画展をやっていた。

九州国立博物館 |
文化交流展示情報 トピック展示:有田焼創業400年記念 古伊万里 - 旧家の暮らしを彩った器


 ここは、古伊万里のお膝元に近いし、田中丸コレクションの寄託もあるので、そういうものかと思ったら、ひと味違っていた。まず最初に、京都冷泉家所蔵使用の古伊万里が並ぶ。菊のご紋章が入った注文品献上品であり、なかなか繊細で優れたものだが、鍋島とは違うし、いわゆる古伊万里とも感じが違う。
 この冷泉家のコーナーが一番印象深かった。
 ほかは大名家伝世のもの、鍋島などがあり、なかなかよい展覧だった。おもしろいのは普段出展示しているものはほとんどなくレンタルしてきたもの中心で構成している意欲的展示であったことだ。
posted by 山科玲児 at 07:25| Comment(0) | 日記

論客たちはトランプ勝利を考えもしなかった


  日本のマスコミは米国大統領選挙について、盲目同然であることを今回は暴露した。 が、ネットでも発言している、一面では有能な評論家・論客たちですら、ほとんど間違えていた。

例えば、
11月8日以前10月29日以降に制作された
https://www.youtube.com/watch?v=X7WQoIgyVZ0
という討論会をみてみよう。
  この動画では、藤井厳喜氏だけがトランプはかならずしも劣勢でないし、クリントンが犯罪者であるだけでなくチャイナマネーに汚染され日本に害をなす大統領になると訴えている。 ところが他の5人、上念司(経済評論家)、長谷川洋(評論家),井上和彦(軍事漫談家)、スエノブ某(不明)、原 某は、すべてクリントンが勝つと言い張って止まない。根拠とする背景・経験・情報の量と質に大きな差があるように思う。

  彼らは、アメリカのマスコミが麻生政権末期の日本のマスコミよりひどい総掛かりのトランプ叩きをやっているということに気がつかなかったのかもしれない。ここで出席した5人は皆、麻生政権のときのマスコミの狂態を経験していたはずだから覚えているはずだ。それでも、藤井氏をのぞく5人には米国のマスコミへのなんとなくの信頼感があって、まさか中国共産党なみ北朝鮮なみのプロパガンタをやってるとは思わなかったのかもしれない。このなんとなくある欧米崇拝、まさか日本のマスコミよりひどくはないだろうという思いこみが、見誤らせたのかもしれない。やはり、洗脳やプロパガンタというのは恐ろしいもので「クリントンが勝つ」というプロパガンタの結果としてクリントンが勝った(あるいは、圧倒的な支持率を得たようにみえた)としたら、「クリントンは勝つ」は正しかったということになり、ますます信念が自己増殖的に強化されていくのである。

 投票日前、1週間ぐらいのこれらの評論家の報道動画は聞くに耐えないもので、私は最初から聞いていない。
  私は、米国マスコミの報道が常軌を逸してきたころから、あれ! これはおかしいと思い、5分5分なんだろうなあ、ただバカな有権者も多いから残念ながらクリントンか、と思っていた。米国の民度がそれほど低くなかったことを、今回痛感し、また感謝したい。また、米国のマスコミがここまで低劣になれるということでは、 従来の報道も洗い直しがいるだろう。特にウクライナとかISとかシリアの化学兵器疑惑の報道は怪しい、と思ったものである。



posted by 山科玲児 at 06:57| Comment(0) | 日記