2017年01月01日

古今集かな序

巻子本古今集かな序.jpg


今年の読み始めは、古今集かな序にしました。イメージは東京の大倉集古館にある巻子本古今集の冒頭です。12世紀初頭、約900年前の作品です。このかな序がある古筆は意外に少ないように思います。他には元永本ぐらいで、これはこの巻子本と同じ書き手だとされています(推定:藤原定実)


冒頭「やまとうたは、人の心を種として万の言の葉となれりける」

は、平凡なようでいてそうではないと、ドナルド=キーンさんは言っているようです。

「これは欧米で超自然的な存在が、その霊感に動かされた詩人を通して語るのだと信じられてきたことの反対である」(『日本の文学』吉田健一訳、新潮日本古典集成 古今集の奥田恆哉解説からの孫引き)

どうも、日本人が当たり前で平凡だと思っていることが、他の文明圏の人々にはそうでないらしい。

昨年は、ハンチントンのいう「文明の衝突」が際だった年で、グローバリストのワンワールド夢想の醜悪さが露呈された年でした。ハンチントンが「日本文明」を独立した1文明としたことは、意味があると思っています。


posted by 山科玲児 at 07:37| Comment(0) | 日記

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます
平成二十九年元旦
皇紀二千六百七十七年
丁酉

本年が皆様にとって良い年になりますように

posted by 山科玲児 at 07:08| Comment(0) | 日記