2017年01月04日

熊野速玉神社の手箱




籬菊蒔絵手箱small.JPG    熊野速玉神社  三島神社 拓本  巻子.JPG
   ちょうど4年前の2013年1月に、偶然、熊野速玉神社の古~宝、蒔絵手箱の拓本集(巻子仕立て)を入手したことがあります。こういう木製品の拓本てのは珍しい上、南北朝時代、足利時代に遡る蒔絵の拓本で、意匠も雅なので、愛蔵しております。正月なんでちょっと出して観賞しています。十一紙分あって、いずれも雅ですが、籬菊蒔絵手箱の拓本をイメージにあげてみますね。純日本的な意匠だと思いますよ。十二紙目は、伝北条政子奉納の手箱の拓本ですが、これは三島神社収蔵の手箱でした。
 ちょっとみにくいイメージですが、クリックすると大きなイメージを観ることが出来ます。

    熊野速玉神社の実物は、東京国立博物館で開催された「国宝大神社展」で、拝観しました。

  これは一括で古~宝として指定されているんですが、多量にあるんですね。手箱だけでも十一個以上あるようです。

     ところで、これはどうやって拓本にしたのかな? 乾拓みたいですが、墨の汚れが対面につかないので普通にこすりつけたわけでもないようですね。濡れた紙を貴重な蒔絵筺におしつけるわけにはいかないから乾拓じゃないかなあ?と思ってますけどね。

    明治時代には、なんと正倉院御物の鳥毛屏風を拓したこともあったようで、東京国立博物館に所蔵されていて撮影したこともあります(イメージ下)。

鳥毛屏風拓本Image3.jpg

posted by 山科玲児 at 09:54| Comment(0) | 日記