2017年02月23日

太陽系外惑星発見について思う



地球に似た惑星を七つ確認 40光年先、海が存在?
http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20170223-00000011-asahi-sci&s=create_time&o=desc&p=1

 いわゆる「ハビタブル ゾーン」にある惑星が4つもあるということである。こういう小さな星は暗いけれど、寿命が非常に長いので、あっというまに爆発したりしないから安定した環境が100億年近くも続くという良い点がある。
 しかし、こういう派手なニュースでないと、普通の「惑星発見」はニュースにすらならないという状態に、30年ほどでなってしまったということである。
  1995年10月に最初の「太陽系外惑星」発見が発表される前とあとで、学会の「空気」「定説」がどうであったかということを考えると、今の「温暖化」の押しつけプロパガンタには暗然とする。

2015年09月18日
自然科学でも先入観はある
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/163836301.html
でも、書いたように、1995年10月以前では、

>いかに惑星は一般的には生まれないか(または生き残れないか)、いかに太陽系は特別かということを議論する講演が増えていた。」
>77−78p「1993年末にハワイで行われた会議の、その常夏の気候とは裏腹の、とても暗く悲観的な雰囲気は今でも話題になる。..略。。。ブラックらの理論研究者は惑星形成『不能』理論を次々に述べた」

 こういう「理論」は、今の愚かな「温暖化むけの 気象モデル」「IPCC報告」とどう違うのだろうか。
 こういう「学問の失敗の歴史」を真面目にみて、現在も誤謬に陥っていないか自省しなければいけないと思う。

太陽系外惑星 については、
井田 茂 動画 解説を薦めます。
http://s-park.wao.ne.jp/archives/101

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2017年02月22日

倪サンはやぶにらみ

Ni Zan Portrait Yuan.JPG


    Wikipediaの、元末明初の画家: 倪サン(1301年〜 1374年)の項目を書き直しました。もう少し補完が必要かもしれません。前のがあまりにひどかったからなあ、「中国八大造園家」とか、わけのわからないことが書いてあったりしました。 参照した中文文献、英文文献は10冊以上ありますがあえてあげておりません。


  ところで、清朝の高官で学会の大ボス:阮元が、宮廷の書画をみて記録をとった石キョウ随筆に、倪サンの友人張雨が題をつけた倪サン自身の肖像画を記録しています。そこで、「左目がやぶにらみ」と言ってます。たぶん阮元がいっている絵画(友人の張雨の題、國立故宮博物院所蔵)からの拡大図版を呈示してみますね。そういや、なんとなくやぶにらみかな。。


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2017年02月21日

静物画はまだまだ売買される

abraham van b.jpg
  昨年、2016年12月09日の
ローディ コレクション の売り立て
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/177975856.html
エヴァリスト・バスケニス [ベルガモ, 1617年 - 1677年]
の売り立てのことを書きましたが、そのときのオークションに別の画家 アブラハム  ファン ベイエレンの興味深い静物画がありました。約11万米ドル=約12000万円
 これにも、中国陶磁それも輸出用染め付け芙蓉手みたいなものが描かれております。こういうのは、「カーラク」と呼ばれていたもので、有名画家の絵画や水晶の飾り物などの100分の一以下の値段だったらしいのでアントワープのような都市の中流以上の一般家庭にも結構あったもののようです。もっと高級な陶磁器は17世紀には、希にしか輸出されなかったようですね。場合によってはベトナム産のものも混じっていたかもしれません。
  A roemer and a facon de Venise, oranges in a Wan-Li kraak porcelain bowl, an oyster, grapes and a knife on a table

Abraham van Beyeren (The Hague 1620/21-1690 Overschie)
Price realised
USD 108,000

 signed with monogram 'AB. f.' (on the table edge, lower right)
 oil on panel
 36.8 x 33 cm.

 絵そのもの自体もそう悪くないようですが、伝来来歴が面白かったから、ずっと考えています。このサイトには実録小説にしてもいいような 不思議なクローツ家の話が掲載されておりました。今、読んでいるんですが、また次にかくつもりです。 なんかかなり凄い歴史の闇を感じるファミリー  ヒストリーです。
  
http://www.christies.com/lotfinder/lot/abraham-van-beyeren-a-roemer-and-a-4684662-details.aspx?from=salesummery&intobjectid=4684662&sid=3e992df0-1a43-4a10-b987-688b831c028f

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2017年02月20日

ベルギー奇想の系譜展

Tonduls Bosch School.JPG


  マドリードのラザロ=ガルディアーノ美術館にある「トゥヌグダルスの幻視」(イメージ:写真をマド
リードでとりました)が目玉みたいですね。この絵は神秘的な凄みはありませんが、なかなか楽しい作品です。一応、左下の2人が天使とアイルランドの騎士タンドルスということになってますね。
マドリードのラザロ=ガルディアーノ美術館では暖炉の上の少し高いところに飾ってありました。

 この展覧会、むしろ、アンソールやデルヴィルのような19世紀末以降の作品が面白いかもしれないなあ。派手派手のデルヴィルはもっと評価されても良い画家だと思っています。

ベルギー奇想の系譜展
2017年3月19日(日)〜5月7日(日)=宇都宮美術館
http://u-moa.jp/exhibition/schedule.html
2017年5月20日(土)〜7月9日(日)=兵庫県立美術館
 なんかサイトでは、宣伝してないです。ほんとにやるのかな??
2017年7月15日(土)〜9月24日(日)=Bunkamuraザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_belgium.html
これは、がんがん宣伝してるみたいです。結構先なのにね。。

>ベルギー・フランドル地域における幻想的な世界を作り出した一連の流れを、15-16世紀のフランドル絵画から現代のコンテンポラリーアート作品まで国内外の作品により紹介。500年にわたる奇想の系譜を約130点の作品でたどります。



posted by 山科玲児 at 09:22| Comment(0) | 日記

2017年02月19日

東京の深い闇:金正男



 金正男 暗殺に関連して、

 敏腕のジャーナリスト  大高未貴氏が とんでもないお話をされている。

 金正男の義弟でボディーガード役・暗黒街にも通じた 金東伯氏が昨年の10月に品川のホテルで急死。 金東伯氏は「オレがやられたら金正男は終わりだ」といっていたという。三ヶ月後に金正男氏がマレーシアの空港で暗殺されたのは周知のとおりである。

  動画はライブなので多少日時などであいまいなところや、言い間違いらしいところはあるが、日本(特に東京)のアンダーグラウンド= 北朝鮮=韓国=中国の間の闇を覗き込むよなワクワク感・怖い物見たさがある。

動画

  既に10万再生を超えているようである。長いので、40分〜53分のところ「大高未貴のインシャラー」を視聴すれば効率的であろう。当方も東京で中国人などとの交際が多少あったのでなんとなくわかるが、朝鮮関係は更に闇が深いようである。

   当方も、この事件は中国共産党が不要になった金正男に対して、護衛を放棄して北朝鮮にやらせたんじゃないかと思ったが、どうやら背後は更に血なまぐさく、犠牲者も金東伯氏を含め多いようである。意外なことに金東伯氏の慰安婦問題への解決策は、極めてプラグマティックで、驚いた。




posted by 山科玲児 at 20:01| Comment(0) | 日記

台北に米軍海兵隊


まだ、お話段階っぽいが、なしくずしに、在台 米軍が復活しそうな気がします。
たしか、ボルトン元国連大使が言っていた案の一部実現かな。
沖縄から基地を移すという話があるので、沖縄基地縮小にもなり良いことではないでしょうかね。


米対台湾窓口機関の台北事務所、海兵隊が警備へ=元所長


しかし、台北のやや郊外の高級住宅地 内湖に 「米国現地事務所」をおくのかあ、、あそこなら広いからかなりの施設がおけるでしょう。

タグ:台湾 米軍
posted by 山科玲児 at 16:03| Comment(0) | 日記

19世紀のヴィオラ ダ  ガンバ

la viola da gamba Gaspard de la Nuit 1842.JPG

 1842年初版のルイ=ベルトランの散文詩集「夜のガスパール」のなかに
「ヴィオラ  ダ  ガンバ」という一篇があります。この初版本の表題が上イメージ。
ただ、ちょっと考えればわかるんですが、1830年代じゃ、ヴィオラ ダ  ガンバは誰も演奏していないかったはずですよ。最後に演奏されたのは18世紀末ベートーヴェンのころじゃないかな。楽器自体は骨董品として残ってといたと思いますが演奏は滅んでいたと思います。ひょっとしたら英国でかろうじてあったかも、現代で、最初のヴィオラダガンバの専門演奏者として名をあげたのは、バーゼル  スコラ カントルムを組織したAugust Wenzinger (1905-1996)だったと記憶 しております。

現在のヴィオラ ダ  ガンバ演奏は、こういう感じです。
Sainte Colombe - Suite in D minor (viola da gamba) - Marianne Muller - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0OWhCn320eY
どうも、ベルトランが想像していた楽器は違う物だったかも、、

この散文詩に銅版画挿絵をつけて1903年に出版された絵本があります。
Aloysius Bertrand : Gaspard de la Nuit Le livre et l’Estampe 1903
Jules Fontanez(1875  - 1918) というジュネーヴの画家/版画家の作品ですが、この絵(下イメージ)にはヴィオラ ダ  ガンバらしいものがでてこないんですね。やはり当時は全く知られていなかったのでは。。
https://fr.wikipedia.org/wiki/Jules_Fontanez

viola da gamba.JPG
posted by 山科玲児 at 11:58| Comment(0) | 日記

文徴明

江南春P.jpg文徴明 書過庭復語十節.jpg

 文徴明(1470-1559)  てのは一応有名なわりには、全く実証的には理解されてない。同時代からチャイナでは影響力が大きかったし、江戸時代の唐様書道にも大きな影響を与えているビッグネームです。西洋絵画でいうと、ルーベンスやレンブラントみたいなビッグネームなんですね。ルーベンスならアントワープの「十字架降架」、レンブラントなら「夜警」とか「解剖学講義」とかをあげるが普通でしょう。

ところが文徴明の場合はwikiにも代表作じゃなくて、やや周辺的な作品があがっている。
 まあ、展覧会図録なら、そのとき展示するものを出さなければいけないから必ずしも代表作を出すというわけではないし、新発見とかいうならそれを特筆大書しないとしなければいけないけれど、概説や百科事典でも周辺作がでるというのは、どうなんですかねえ。イメージには台北國立故宮博物院の「文徴明展」で実見し、また定評のある作品の部分拡大図を出しておきました。「江南春 : 部分」 「書過庭復語十節 : 末尾」


タグ:文徴明
posted by 山科玲児 at 07:54| Comment(0) | 日記

2017年02月18日

カヴェーリンのメモ


師匠たちと弟子たち0.JPG


ソビエト  ロシア時代の作家
ヴェニアミン=カヴェーリン(1902年4月19日〈旧暦4月6日〉 - 1989年5月2日))
の小説を昔からもっていて、もう紙が黄色くなってしまっているのだが、
現代まで持ち続けていて、ときどき読み続けている。

師匠たちと弟子たち (1981年) (妖精文庫〈26〉)
ヴェニアミン・カヴェーリン (著),    沼野 充義 (翻訳)
 月刊ペン社 (1981/05)

 これは21歳のとき、1923年の処女作品集なんだが、ほんとうに変わった小説で、確かに若書きらしく登場人物の肉の部分がないような感じはするのだが、あふれ出る才気・才能に圧倒された。
 このカヴェーリンが20歳ごろに書いた小説プランのメモが、この本の後書きに引用翻訳されているのが、またすごいので、ここで引用させていただく。たぶん憶えている人は、現代日本では数人もいないかもしれないなあ。

第一章 浮浪者プロポヂートが左手を質に入れる。 その手は腹を立て、自立して生活を始める。謎の窃

逸脱 浮浪者の体を構成している各部分が「21」をして遊ぶ

第二章 プロポヂートは石の女と結婚する。彼らは時間の中を旅する。ただし前向きにではなく、後ろ向きに。

逸脱 物語のそれぞれの行が口論をし、互いに話し合う。

第三章 黒海のほとりで、浮浪者はオヴィデウスと知り合う。親しい会話

逸脱 物語の行たちが、作者の意志とは関係なく、同心円を形づくる。。。

「師匠たちと弟子たち」という名前はブルガーゴフの「巨匠とマルガリータ」と似ているが実はカヴェーリンの小説の題の方が10年ほど早い。
カヴェーリンは長命で、丁度ソビエト ロシアが崩壊したころに逝去された。
しかし、この変わった文学は、池澤夏樹は知らなかったのかなあ。


posted by 山科玲児 at 10:21| Comment(0) | 日記

ボルケーゼで開催されてるイタリア静物画展

ローディ イタリア美術展.JPG

 花耀亭日記さんが、ご紹介されていて知ったのですが、ローマのボルケーゼ美術館で、今 静物画展が開催されているそうです。
 http://blog.goo.ne.jp/kal1123/e/18bbddc0e9b8335fc901b67b6078869b
 3月12日までです。

  なかなか、しゃれた紹介動画がありますので、視聴を推薦します。
   GALLERIA BORGHESE L'ORIGINE DELLA NATURA MORTA IN ITALIA - YouTube
      https://www.youtube.com/watch?v=PBrkY1J_mhc

やはり、アンブロジアーナのカラヴァッジョの「果物籠」がスーパースターあつかいなんだな。

 ひょっとしたら、この展示にも出品されたかもしれない、旧  シルヴァーノ=ローディ コレクション(上イメージの1986年のカタログ掲載、)の カラヴァッジョ派の イタリア静物画を画像として呈示しておきます。
    ローディ コレクションのカラヴァッジョ派
     http://reijibook.exblog.jp/25383025/
しかし、イタリア静物画って、やはりかなりとらえどころが難しい、と思っております。カルロ=クリヴェッリの絵の端っこにも異様なくらい静物画的なものがあるしね。

posted by 山科玲児 at 07:16| Comment(0) | 日記