2017年03月01日

台湾の2・28事件

一日遅れたが、台湾の2・28事件は、非情城市で知って以来、なにかと関心をもってきた。

陳舜臣、邱永漢、李登輝などのビッグネームが、皆、この事件で人生を大きく変えたことを、

2015年01月29日
二・二八事件と台湾文人
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/112813997.html

にもコメントしておいた。

邱永漢氏は、当時もっとも政治的活動家であったせいか、作家としても「濁水渓」など、2.28事件に関する作品を書いている。その後株式投資家に転身してその時代の面影をイメージすることは困難であるが、どういう諦念や苦渋がその裏にあったのかは、わからない。意外にアッケラカンに変身したのかもしれず深読みは禁物かもしれない。



posted by 山科玲児 at 21:04| Comment(0) | 日記

呉穣之とマカオ

吳熙載portrait.jpg

  呉穣之Wu Rangzhi(1799-1870)の肖像があまりにひどかったうえに東京国立博物館のブログにまで採用されているようですので、Wikipediaの呉穣之肖像を変えました。1880年に蓮渓という僧侶画家が描いた肖像にしました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%89%E7%86%99%E8%BC%89
イメージの左がもと掲載されていた肖像(またも清代学者像伝 )、右が新しい肖像です。

 この呉穣之の特別展(含む趙之謙)が実は2015年に マカオで開催されていたことがわかりました。
このマカオ芸術館ってのは、企画展にときどきすごい掘り出し物があります。
   呉趙風流──呉讓之、趙之謙書畫印特展
   http://www.mam.gov.mo/c/exhibition/3/detail/b87f95e5-3448-4a8d-8ba4-2af2e2a015de

   ただ、ここで出てる呉穣之の篆書はちょっと弱々しいなあ。
   趙之謙の浙江省美術館の四屏 (閩中名花)はなかなかよさそうですが、呉穣之の展覧としてはどうだかなあ。上海博物館の呉穣之花卉画は素晴らしかった記憶がありますが、それが展示されていたかどうかはわかりません。

   2015年は他のことに気をとられていて、知りませんで過去の展示のニュースになってしまいましたが、趙之謙ファン以外ならいかなくても良かったかな。
  このとき出てきた論文集に、京都国立博物館の中国人学芸員が寄稿してまして、橋本コレクションのあの軸物をとりあげてるみたいですが、あまり鑑識眼がないように誤解されそうで残念です。私のこの作品を実見したときの批評は、「呉穣之の作品は悪くはないが 行書があまりに軟弱でなにか特殊の事情がなければ了解しかねる」でした。日本国内にも、絵はともかく書は良いものがあると思いますよ。



posted by 山科玲児 at 09:40| Comment(0) | 日記

三日月宗近

三条三日月宗近.jpg

 「刀剣乱舞」というのが、 オンラインゲームから始まって、アニメになったそうで、
昔は、マンガがヒット−>アニメ−>ゲーム というのが定番だったが、今は逆なのかもしれない。

  アニメ http://touken-hanamaru.jp/
  ゲーム公式サイト http://www.dmm.com/netgame/feature/tohken.html

ゲーム−>アニメ−>マンガやノヴェライズ というような流れもみえる。

更に昔は、
  小説がヒット−>マンガ−>映画またはアニメ  
という経路が多かったが、現在はかなり少なくなったかもしれない。銀河英雄伝説なんかはその類だね。

その「刀剣乱舞」の中の「刀剣」に「三日月宗近」という日本刀があるが、その写真で著作権がきれてるものがあるので紹介したい(イメージ クリックすると精細画像)。もっともこの刀は東京国立博物館にあるので、結構写真撮ってる人もいるんじゃないかな。

東京国立博物館の画像は、これ、全体がわかるけれど細部はわからないね。
http://webarchives.tnm.jp/imgsearch/show/C0064958

東京国立博物館も「刀剣乱舞」ブームがあるうちに、三日月宗近を展示して客寄せすればいいのに。
企画展:「刀剣乱舞」とかさ。。

イメージソース:国宝図録 第1
  財団法人 文化財協会 東京都千代田区霞ヶ関
1952-03-30
 写真著作権がきれいに切れているので、よく利用しています。
 


posted by 山科玲児 at 08:22| Comment(2) | 日記