2017年05月31日

アントワープのブリューゲル展、そしてウイーンも

Antwerp Royalmusee.JPG

Historians of Netherlandish Art - Exhibitions in Europe
で、アントワープ王立美術館(イメージは2001年のときの写真) 再開にともなうブリューゲル展の日程がニュースとしてリークされたようです。
http://www.hnanews.org/hna/exhibitions/europe.html

2019年7月1日〜12月31日


Bruegel’s Century. Art in Antwerp and the Southern Netherlands, 1525-1585. Koninklijk Museum voor Schone Kunsten Antwerpen, July 1 ー December 31, 2019. Curator: Manfred Sellink. Sequence to the exhibition at the Kunsthistorisches Museum, Vienna (see above). 

また、別のリリースもあります。

しかし、メムリンク展はどうなったんだろう?? そっちのほうが気になるんですが、

それより、来年2018年10月2日〜2019年1月31日の
ウイーン美術史美術館でのブリューゲル展があるので、どっちが面白いか?

動画;;
で書いたように、ボイマンスからバベルの塔が貸し出されるので2つの塔の比較ができるんですね。

ここウイーン美術史美術館はブリューゲルの絵を世界で一番どっさりもっているので、
自分のコレクション+アルファなら、前観たのと変わらないかも??

ただ、アントワープがもっと借りまくったら、面白い展覧会になるかも、、、

どうなんですかねえ。量的にはウイーンのほうが多いだrふぉうしね。

メムリンク展やったほうが成功しそうなんですけどねえ。






posted by 山科玲児 at 09:46| Comment(0) | 日記

2017年05月30日

ユーモアのある白描図像

阿弥陀鈎召.jpg



紙本白描阿弥陀鉤召図 しほんはくびょうあみだこうしょうず
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/149464


もと、高山寺にあったものみたいで、今は文化庁所有です。4つの国立博物館のどこかに保管してあるんじゃないかな。縦52.7p 横98.6pだから、横1mぐらいあるんだよな、結構大きい。。

高山寺から流出した白描図像は結構多いのですが、ここまで変わったのは珍しい。。

ただ、九州国立博物館での「高山寺展」では出してなかったので鑑賞できなかったのが残念。

>僧玄証の作品。玄証は平安末期から鎌倉時代にかけ高野山を中心に密教図像の収集と書写に努めた。「阿弥陀鉤召図(こうしょうず)」はその玄証筆で、盲目の僧の首にかけた縄を阿弥陀如来が引っ張り、そばで勢至、観音両菩薩がはやし立てるユニークな画像。来迎した阿弥陀仏が衆生を極楽へ往生させる様を象徴的に描いたもので、別に僧をいじめているわけではない。動きがない仏様を描いた画像が大半だけに、その大胆な構図が印象に残った

 

タグ:高山寺 白描
posted by 山科玲児 at 10:49| Comment(0) | 日記

米国「貴族」の饗宴


 

カリフォルニアのリゾート地でのルイ=ヴィトンのファッションショーのヴィデオを観たときコメントした話の続編です。

2015年10月18日
ルイ=ヴィトンのファッションショー

  
 2015年の記事では、 米国の上流階級:大富豪たちは、その富において欧州の富豪や王室を上回ると思うのですが、米国の彼らがその豪奢や趣味を披露誇示するような催しがあるのかな??ということを書いておきました。


  アメリカ帝国における、王室の戴冠式や入城式、古代ローマの饗宴・凱旋式のようなものはないのかな?と疑問に思っておりました。


今回、花耀亭日記さんが、ご紹介されていて知ったのですが

http://blog.goo.ne.jp/kal1123/e/1934e49b27390c20207dfe50dcc4423c


映画「メットガラ(The First Monday in May)」

http://metgala-movie.com/


  という映画で、出てくるメトロポリタン美術館の催しは、わりとそれにふさわしいように思いました。

ディレクターの一人;ヴォーグのアナ=ウインターも メトロポリタン美術館の理事だそうです。


  この、メトロポリタン美術館の理事ってのは、ニューヨークのセレブ 富豪にとって、まさに勲章というか、貴族の称号みたいなものなんですね。貴族制度のない米国では、こういうところで、擬似的な貴族称号を創造しているわけです。


アナ=ウインターは、ヒラリー=クリントン支持表明でヴォーグにファッション誌ではないものをもちこんで物議をかもしてましたが、あのときは他のファッション誌もそうだったから目立たなかったのかな。


しかし、メトロポリタン美術館=世界最高の美術館???  という宣伝文句:: ありえないでしょう。

  メトロポリタン美術館=世界最大の美術館  なら、そうかな、とも思います。



 
posted by 山科玲児 at 09:25| Comment(0) | 日記

2017年05月29日

ナショナル ギャラリーの絵葉書


London NG Piero di Cosimo.JPG

London NG postcard Zurbaran.JPG

  2006年のロンドン旅行の際に得た書類を整理していたとき、ロンドン ナショナルギャラリーで買った絵葉書がでてきたので、紹介。

以前紹介したトート  シントヤンスのものなどは別として、

イタリア ルネサンス
ピエロ ディ  コシモの、「ニンフを悼むサチュロス」
が、良かったな。これはかなり傷んでいたが、ボッテチェルリより良かった。

十七世紀スペインのスルバラン アンティオケの聖マルガリータは、なんか十七世紀スペイン当時の服装そのもので肖像画みたいで、良かった。


posted by 山科玲児 at 09:28| Comment(0) | 日記

落水蘭亭への疑惑

落水蘭亭 書エン.JPG


 

李天馬(1908広州―1990上海)の定武蘭亭に関するエッセイを読んでいた。

  Ref.  藝林叢輯  第6  民国65年、  芸文印書館  台北


そのなかに、

今ある落水蘭亭(イメージ)は、「何昆玉がつくった偽物」と書いてあった。


  2006年4月に、深センのオークションで台湾のコレクターから売りに出された落水蘭亭が落札されなかったのは、この風評被害なんだろうか? 3800万元という高価な始値が2006年時点では受けいれられなかったのか?


1999/06/01;

唐石出版社

でカラー複製した落水蘭亭が、たぶん深センででたものだと思う。


posted by 山科玲児 at 07:21| Comment(0) | 日記

2017年05月28日

ポンペイの水墨画?

カルミアーノ 農場別荘 壁画 (1).jpg


ポンペイ壁画展 福岡市立博物館
公式サイト
でカルミアーノの農園別荘壁画の中で、まるで中国の芦雁図のような、壁画もありました。

これ、結構良かったな。

posted by 山科玲児 at 06:42| Comment(0) | 日記

東魏の造像記

珍しめの拓本をあげてみました。

孫思賓等三十七人造像記
http://reijibook.exblog.jp/25805015/
posted by 山科玲児 at 05:40| Comment(0) | 日記

2017年05月27日

八柱第二は嫌

王羲之の蘭亭序の墨跡本模写本は何本かあるとはいえ、出来不出来は当然ある。

最近、細部拡大して文字比較をしているのだが、どうも、八柱第二本(北京  故宮博物院)だけは、うけつけない

なんか嫌なのだ。 他の模写本と比較することすら、なんか嫌。扱いたくない。

北京故宮博物院にある、蘭亭序の古い模写本4つ(八柱第一本、八柱第二本、八柱第三本、陳鑑本)は、1970年代
には写真が出回っていたのだが、その後、歓迎されたのは八柱第一本、八柱第三本だけなのはもっともである。

八柱第一本、八柱第三本、陳鑑本、定武本、領字従山本などを並べると感じられる
ある共通性というものがないのだ。


八柱第二本、、意外に新しい派生的なものなのかもしれない。実は、昔、ブラッセルで中国書道展を北京の肝いりで開催したとき、この八柱第二本、を貸して、目玉展示になっていた。
そのとき、関係者にあまり褒めまくることができなくて、なんかひかれてしまったことがある。

今、思い返しても、立場的にはお世辞言っておいたほうがよかったのかもしれないが、あれはちょっとねえ。


posted by 山科玲児 at 09:20| Comment(0) | 日記

2017年05月26日

版画のカタログ レゾネ

Catalogue Estamp Breugel Bruxelles.JPG

  ブリューゲルの絵画の総カタログと版画の総カタログで違うところは、
版画の場合、第一ステート、第2ステート、、、というのがあります。
版に手を加えて変えてまた刷るということがあるので、同じ銅板を使ってもどの版なのかを特定しないといけないんですね。

レンブラントの版画の場合は、特に細かくやかましくいわれるのですが、
ブリューゲルの場合も、こういう総カタログではちゃんと書いてあります。

また、誰が彫ったのか、という彫版師の問題、出版社がどこかという問題がでます。
あくまでも分業での制作なんですね。 ブリューゲル自身が彫版したとされる版画は「ウサギ狩り」一点のみです。

安藤広重が彫版してるわけではないのと同じです。


浮世絵の東海道五十三次なんかでも、
初刷りとかあと刷りとかいろいろいわれます。
そういう意味では、版画には油絵やテンペラ得とは違った解説が必要になります。


posted by 山科玲児 at 07:56| Comment(0) | 日記

2017年05月25日

1972年のブリューゲル版画展


ブリューゲル版画展 1972.jpg


取り上げたカタログの、
1972年の神奈川近代美術館でのブリューゲル版画展のニュース動画がありました。
中日映画社 昭和47年3月 中日ニュース No.9501 [ブリューゲル版画展]

なんか「昭和だなあ」モノクロだし。
この展覧会は当然行ったことはないのですが、なんか珍しいので紹介します。
posted by 山科玲児 at 10:00| Comment(0) | 日記