2017年08月02日

バルトロメウス・スプランヘル

ブリューゲル  幸福.JPGspraenger  sabauda torino.jpg


今回、ボイマンス展をねらった便乗出版っぽい本の一つに

ブリューゲルとネーデルラント絵画の変革者たち (ToBi selection)  2017/4/15
幸福 輝 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4808710811

があります(左イメージ)。
この後半にブリューゲル時代前後の色々な、画家の作品が紹介されていたんですが、
そのなかで、妙な作品がありました。バルトロメウス・スプランヘルという画家が描いた「最期の審判」(右イメージ)です。イタリアのトリノのギャラリア=サバウダにあるそうです。ただ、ネットのイメージがないので、米国カリフォルニアのポールゲティのとことの写真ライブラリーを紹介しておきます。


これはフラ=アンジェリコの作品(ベルリンにある)ものを敷衍したもののようです。


なんかすごく優雅で上品な作品なんですが、この
バルトロメウス・スプランヘルさんは、下のこんな露骨な絵でよく知っているので、とても違和感がありました。昭和59年のウイーン美術史美術館展でみました。日本にも何度か来ていると思いますので、この絵はよく知られていると思いますよ。
まあ、あのルドルフ二世に重用された画家だから、色々複雑な多様な絵を描くのはあたりまえなんですかねえ。
画家の人格というか性格自体が複雑でないとやってられないかもしれないなあ。
ところで、この人の名前どう読むのが良いのかな。WIKIなんかはバルトロメウス・スプランヘルですが、バーソロミュー=スプランガーでもよさそうだしなあ。。

SPRANGER, Bartholomaeus
(b. 1546, Antwerpen, d. 1611, Praha) 
Venus and Adonis
1597
 Oil on canvas, 163 x 104,3 cm
 Kunsthistorisches Museum, Vienna
 http://www.wga.hu/html/s/spranger/venus_ad.html
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bartholom%C3%A4us_Spranger_021.jpg

Spraenger KL.jpg
posted by 山科玲児 at 09:24| Comment(0) | 日記