2017年08月07日

盗まれたカラヴァッジョの報道



   図書館で、芸術新潮 2016年 03 月号 カラヴァッジョ 
特集があったので、ちょっと借りてきたら、2ページ(1枚)切り取られていた。

 どういうわけだ、と思ったが、とにかく読んで、
昔、故  若桑みどり 氏がパレルモの教会にいったら、カラヴァッジョの「聖誕」
https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Nativity_with_St._Francis_and_St._Lawrence_by_Caravaggio
の絵が切り取られ盗まれていた、
という記事を芸術新潮の古い記事で読んだことを思い出した。

盗まれたカラヴァッジョがどうなったか、気になったので、検索したが、はかばかしい情報はない。
もう40年も経っているのだが、、

反対に、2008年にウクライナのオデッサの美術館で盗まれたカラヴァッジョの絵がドイツで発見され回収されたという記事が検索でみつかった(2010年)。

イタリアの画家カラヴァッジョの盗難絵画見つかる、ドイツ
2010年06月29日 17:43 
http://www.afpbb.com/articles/-/2738214?pid=5926135
これは、AFP配信の翻訳らしいのだが、
カラヴァッジョ画集をみている人なら、なんかおかしいと思うだろう。横長に過ぎるのだ。

ちょっと調べてみたがどうもこの同じような絵が12枚もあるらしい。そのうち特に優れていて真蹟とされるものがダブリンにある。
https://www.nationalgallery.ie/taking-christ-michelangelo-merisi-da-caravaggio
またローマのSANNINI 家旧蔵の絵もかなり良いらしい。このオデッサのはその12枚のうちの1つだということである。

どうりでおかしいと思うわけだ。
このニュースを出したところは、その件をいわないと何がなんだかわからないニュースになってしまうだろうに。
発信する側も記者も、読者もわからないで掲載しているような感じをうけた。


posted by 山科玲児 at 08:25| Comment(0) | 日記