2017年09月12日

系外惑星と太陽系



系外惑星と太陽系.JPG

系外惑星と太陽系
 http://www.amazon.co.jp/dp/4004316480
井田先生の最新の本だが、
なかなか興味深いことが書いてある。
  一つは、「月が原始惑星の大衝突でできた」というジャンアントインパクト説がこわれるかもしれないという話だ72ー75p
 これは、アポロ計画でもちかえった月の石の再分析によってわかったことだそうだ。月の石の元素同位体比率と地球で、現在の測定機の限界精度まで一致しているということだ。これは地球の一部が月になったとか、地球が2つにわかれて月になったというような状態である。ところが、ジャイアントインパクト説のシュミレーションでは、月は衝突して壊れた惑星のほうの破片でできるはずなので、どうもあわないらしく、にぎにぎしく登場したジャイアントインパクト説もあやうくなっているらしい。このように新説というのは必ずしも正しいとは限らない。新説を無批判に宣伝しt得意になっているような「スピーカー学者」「翻訳学者」には十分注意する必要がある。
posted by 山科玲児 at 10:12| Comment(0) | 2017年日記

アートコスプレが大塚国際美術館で 続



大好評で10月29日まで延長とのこと。
http://www.o-museum.or.jp/publics/index/378/

なんと、ロシア政府 御用達メディア
スプートニク日本にまで掲載されてました
https://jp.sputniknews.com/video/201707313946732/

実際に行って、全衣装コンプリートに挑戦したカップル?のブログ記事がありました。
朝一で行ってがんばるというから、意気込みが違いますね。
ちなみに、何着着ても、追加料金はありません。入場料のみです。
ううむ すごい、でもやっぱり、クリューニーとポンパドールは良いみたいですね。



こういう古代・中世の衣装の再現というのは、金がかかるでしょうが、実は研究として非常に重要なんですね。例えば、絵でみると前のつくりはわかるけれど背後は分からないとか、生地や縫い目、縫製法やボタンがわからないとか、裏地はどうだか分からないとか、下着はどうなっているのかとか、不明なことは多いんですから、衣装製作自体が一つの研究でもあるんですね。
ただ、16,7世紀の男のズボン、コッドピースは再現しても不評でしょうから、避けたほうがいいかなあ。


このコスプレは、少なくとも2年前から、やってたみたいですが、今ほど広い時代ではなく十九世紀のベルエポックだけみたいだったようです。

弐代目・青い日記帳 
2015.07.30 Thursday
美術館でコスプレ!
 http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4048

posted by 山科玲児 at 08:57| Comment(0) | 2017年日記

2017年09月11日

トランシルヴァニアのオルガン

Famous Organ Music from Europe.JPG


 長崎駅前ビルで、臨時出店していた店で、CDを久しぶりに衝動買いしてしまった。

まあ、一〇枚で1600円という激安セット  ボックスなんだが、

ヨーロッパのオルガンを巡るという企画で、色々な歴史的?オルガンの演奏を集めてある。


まあ、古いリリースのCD音源をかきあつめて編輯したものである。

なんで、わざわざ買ったかというと、
トランシルヴァニアのオルガン、という際物と、南米で死んだイタリアの作曲家ツィーポリの曲集、ダンチッヒのオルガン音楽という、これまた際物が眼に入ったからである。ダンチッヒは実は、ダンチッヒ タブラチュアという初期オルガン音楽の写本はかろうじて憶えていたが、
トランシルヴァニアなんてまったく無知。。

解説もほとんどないので、ネットやWikiなどで、こちらで調べないといけないのだが、

第10CDの トランシルヴァニアのオルガン音楽、、てのは、確かにそうとう変。
別にドラキュラがでるような音楽じゃないのだが、、、

それでも結構、面白かった。
最初にバクファルクがでてるけれど、この人はハンガリーだったと思う、でもトランシルヴァニアでも活動してるのかな。

トランシルヴァニアのダニエル=クローナー 1681年の曲集(極短い)というのが、なんか異風です。
後半は一九世紀末〜二十世紀の作品なんだが、そう悪くない。最後に演奏者自身の作曲のライヒを模倣したような作品があったが、これはどうなのかな。

このボックスCDセット、はっきり言って際物で、一概に推薦できない。どうせなら、レオンハルトが各地の歴史的オルガンを演奏したもののほうが良かったかもしれない。
ダンチッヒのオルガンは、「新造品」だったしねえ。。

でも、結構面白いところもあるようだ。第1CDは古いオルガン(十五世紀〜十八世紀)を6台も聞かせてくれ、知らなかった十五世紀のオルガン(RYSUM 1457) の音で「インスブルックよ さらば」を聞くことができた。 ツィーポリの演奏は大家のギエルミで、なかなか良かった。フレスコバルディの嫡流という感じだ。 まだ全部聞いていないので、こんなところで。




posted by 山科玲児 at 10:31| Comment(0) | 2017年日記

アートコスプレが大塚国際美術館で



久しぶりに大塚国際美術館のサイトにいってみたら、なんと 
アートコスプレ・フェス
をやってました
http://www.o-museum.or.jp/publics/index/378/
大好評で10月29日まで一ヶ月延長とのこと。長い待ちの列ができてるのかな??
  
ファッションサイトFashion Pressにもとりあげられていて、こちらのほうがわかりやすい。
アートコスプレ・フェス
https://www.fashion-press.net/news/31045

  すごいですねえ。
  しかし、こういうときは女性のほうが得だな。クリューニーの一角獣タペスリーの衣装は美しくて着てみたいけど女性専用だしね。ポンパドール夫人の衣装も勿論女性用。一方、ユスチニアヌス帝の衣装もなんか地味だしね。 秘儀荘の衣装は意外と地味ですね。
クリムトのものは、男も派手派手みたいです。


posted by 山科玲児 at 08:46| Comment(0) | 2017年日記

2017年09月10日

青銅器 西レイ印社オークションで30億円以上

ケイ甲盤 金文集3.jpg


2017年7月26日西レイ印社オークションで青銅器「ケイ甲盤」が2億1275万RMBで落札ということで、話題になりました。
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201707274143/

骨董バブルは分野をずらしながらまだ続いているようです。
ただ、このオークションされた西周の盤ですが、南宋という古い出土で、その後 コピーが何点もできたものらしい。

なんか東京鶯谷の台東区書道博物館にも同じ器がある(イメージ)そうで、こっちは偽物だということになっているようです。
更に、香港の中文大学にもあるらしく、こちらは酸で文字を作ったものだということです。
オークションにでたのは、武漢の博覧会かなんかでいきなりでてきたというものらしいので、
実は当方はあまり信用しておりません。
133字という、長い文章の銘文、しかも歴史的人物がでてくる銘文ということで尊重されているんでしょうけどね。


 まあ、こういう古い伝世のものでは、

・・銘文の文章の真偽
・・文字の真偽
・・青銅器自身の真偽

この3つの要素がありますので、あるていど分けて考えないとわけがわからなくなると思います。

posted by 山科玲児 at 09:46| Comment(0) | 2017年日記

2017年09月09日

ポンペイ 秘儀荘

pompei villa misteri.JPG


テーマで見る世界の名画 全十巻
http://gakugei.shueisha.co.jp/artgallery/

ですが、

第9巻 「神話と物語」に、

ポンペイ 秘儀荘  壁画  が収録されていないみたいですね。

多摩美の先生の編輯みたいだけど、これはいれたほうがよかったんじゃないかなあ。。

鳴門の大塚国際美術館のレプリカ展示でもいちばんよかったしね。

テーマで見る世界の名画 全十巻のリストは、結構ネタ元にしたいところです。

上のイメージは1967年 コダクロームで焼き付けたらしい写真絵葉書からとりました。



posted by 山科玲児 at 09:13| Comment(0) | 2017年日記

2017年09月08日

鴻喜喜美術館旧蔵の汝窯がオークション



台北にかってあった鴻喜喜美術館の
汝窯 盤が今年(2017年)10月3日に香港サザビーズでオークションされるそうだ。

鴻喜喜美術館の陶磁器の所有権のあるLe Cong Tang Collectionからの売り立てということで、他にも

汝窯盤については、動画もある。
http://www.sothebys.com/en/news-video/videos/2017/ru-ware-rare-stars-dawn.html
   まあ、自信があるんだろうから良いのだろうけれど、画像でみる限り、少し整いすぎ綺麗すぎる感じがないでもない。

台北國立故宮博物院でみた、清朝官窯の倣製品には非常に美しいものがあったので。

posted by 山科玲児 at 09:17| Comment(3) | 2017年日記

2017年09月07日

イサベラ  チャルトルスカ

Isabella Czartoryska_Alexander_Roslin.png

9月3日にあげた

 リストで最もマイナーかもしれないのは、


かもしれません。

まあ、画家ロスリンは、スウェーデン生まれでドイツ ポーランドなど北のほうの国で肖像画を主に描いてたんですが、フランスのナティエのエピゴーネンといってもいい二流画家、、、

そうはいっても、この絵は、とても魅力がありますね。どのナポレオンの肖像よりも。

どうも個性の強かったイサベル=チャルトルスカの魔力が絵にのりうつって、二流の画家に傑作を描かせているのかな。他のロスリンの絵をみても、どうみても二流ですし。。

そういう意味では、面白い人物だったらしいイザベル=チャルトルスカを主人公にしたマンガを読みたいと思ってしまいました。


posted by 山科玲児 at 19:31| Comment(0) | 2017年日記

2017年09月06日

神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展 チラシ


Rudolf2 EX (2).JPGRudolf2 EX (1).JPG
この秋、福岡で期待の
神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展
ですが、チラシが色違いで2種類あるようです。
なんか意味不明なんですが、、
ちなみに、東京では渋谷 BUNKAMURAで展覧されますので、、なんかそっちのほうが派手に宣伝してるみたいですね。
福岡のほうが、早いのにな。

福岡市博物館のサイトには、何も告知がないので困るのですが、、
公式ツイッターがあるようです。
神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展
https://twitter.com/rudolf2_fuk


巡回情報;;
The Empire of Imagination and Science of Rudolf U
2017.11.3. FRI. - 12.24. SUN. 福岡市博物館(福岡県福岡市)
2018.1.6. SAT. - 3.11. SUN. Bunkamura ザ・ミュージアム(東京・渋谷)
2018.3.21. WED. - 5.27. SUN. 佐川美術館(滋賀県守山市)

posted by 山科玲児 at 08:46| Comment(0) | 2017年日記

2017年09月05日

クローツ家のクラーナハ

Cranach Hermitage Madonna Pomegrance.jpgCranach L;otz  St Barbara.jpg
 とっくに終わった展覧会ですが、大エルミタージュ展で展示された、ルカス・クラーナハ《林檎の木の下の聖母子》(左)
http://hermitage2017.jp/works
と、よく似た絵があのクローツ家のコレクションにあって、2006年に売り立てられ約500万ドルで落札されてます。(右)

どうも、この絵はクラーナハが活躍したウイッテンベルグの美術館に入ったようです。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lucas_Cranach_d.%C3%84._-_Die_heilige_Barbara_in_einer_bewaldeten_Landschaft.jpg 

Lucas Cranach the Elder (Kronach 1472-1553 Weimar)
St. Barbara in a wooded landscape
Price realised
USD 4,944,000
 oil on panel
 28? x 22? in. (73 x 56.5 cm.)



2017年02月24日
クローツ家の米国移住でしめしたクリスティーズで売りたてられたクローツ家所蔵静物画があります。
Abraham van Beyeren (The Hague 1620/21-1690 Overschie)
http://www.christies.com/lotfinder/lot/abraham-van-beyeren-a-roemer-and-a-4684662-details.aspx?from=salesummery&intobjectid=4684662&sid=3e992df0-1a43-4a10-b987-688b831c028
  この絵の解説に付属したクローツ家の米国移住の話から、、
>>
 当時、クラナーハの聖バルバラは、ドイツの値段が付けられない宝物と同様に行方不明でした。ヒューゴーとルスが偶然、ニューヨーク警察署長マンフレッド=シュライバーManfred Shreiberとともにランチをとるまでこのクラナーハの行方はミステリーでした。会話が行方不明の美術品のことになったとき、シュライバー署長は、その絵は、ヒットラーの銀行家(クリスティーズの記録ではゲーリングらしい)が岩塩抗周辺に隠した、よくわからない美術品群のなかにあるかもしれない、と示唆しました。
ルスはそれを取り戻すことを決心し、研究調査を開始し、ついに回収することができました。ヒューゴーはこの絵を妻に与えて「ルスのクラナーハ」と呼びました。
ううん、
 戦争をやったのに1950年より少しあとのニューヨークの警察トップがドイツ系。マンフレート シュライバーって、これどうみてもドイツ系だよな。
考えてみたらウェデマイヤー将軍もアンゼンハワー将軍もドイツ系だった。第二次世界大戦のヨーロッパ戦線はドイツ人とドイツ人の戦いだったのかな?
パールハーバーの前にドイツ系米国人のリンドバークはドイツと戦争したくないということもあり、米国第一を掲げた大政治運動をやっていた。
ドイツ系の米国人は米国の白人人口で一番多いらしい。そういや、トランプ大統領もドイツ系らしい。


クローツ家については、あとでまとめてみたい。


posted by 山科玲児 at 08:26| Comment(0) | 2017年日記