2017年12月26日

TBS星浩のcannot


TBS星浩の バノン氏をインタビューしている動画


で一番気になったのは、
cannot

だ(7分58秒ごろ)

これは記事を読んでるのかもしれないが、普通インタビューや口語で
cannot
とは言わないよね。これは文語文章語だから。
また、星浩は、他の箇所で、もう一回 cannot言っていましたね。

普通、
キャント キャーントか、カーント(ブリティッシュ)だろ。



タグ:TBS 星浩 バノン
posted by 山科玲児 at 10:03| Comment(0) | 2017年日記

2017年12月25日

【訂正 謝罪】  ミレー「晩鐘」は高かった



昨年
2016年08月09日の記事
日本人作のシャーロック・ホームズ
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/176412958.html
で、
北原尚彦さんの作品
シャーロック・ホームズの蒐集 – 2014/11
http://www.amazon.co.jp/dp/4488027407
を批評し

 ただ、1点、残念なところは、冒頭の「遅刻しがちな荷馬車の事件」
で、ジャン=フランソワ・ミレーの絵画が19世紀末1889年ごろに高価なものであったような描写だけは、がっかりだ。
と書いたが、どうもこれは私の間違いだったようだ。北原氏に対して謝りたい。

なぜかというと、最近読んだ
ARTGALLERY アートギャラリー テーマで見る世界の名画 3巻 風景画
https://www.shueisha.co.jp/artgallery/vol03.html
に収録されていた、
ギャラリー・トーク=美術史と画商/陳岡めぐみ(国立西洋美術館) をきっかけに、色々調べてみた。

ミレーの死後10年、ミレーの有名作「晩鐘」(現在 オルゼー美術館、パリ)は多くの人々の手から手に渡っていったのだが、バブル的に評価が高まり、
1889年のオークションでは五十五万三千フランでアメリカ美術協会American Art Association が得た(ロックフェラーがどうのこうのと書いている人もいるが、背後にいいたとしても文献にはでてません。)

さらにその一年後、
フランスの百貨店王 Alfred Chauchard (1821–1909)が75万フランで買った。
Geneviève Lacambre(修復家でl’Ecole du Louvre教授)によると80万フラン。この価格差は、手数料とか保険料とか色々な計算があるのだろうと思います。

どちらにせよ、当時最も高い絵画といわれたそうです。

このホームズ 模倣作の舞台は1889年ごろだから、ミレー作品は高額取引の対象になっていたといえる。
ホームズの当時、ミレー絵画が安かったという私の先入観は間違いだった。謝罪したい。

それを考えると、上野の西洋美術館にある ミレーの大作:ダフニスとクロエって、相当高価だったんだろうな。 そりゃ第一次世界大戦後の市場変動はあったとしてもですよ。



posted by 山科玲児 at 09:54| Comment(0) | 2017年日記

星浩の英語はひどい

トランプの側近で、イデオローグ 思想家  アジテーターでもあるバノン氏は、
かなり過激だったので、8月にトランプ政権の主席戦略官を辞任しました(追い出された?)。

そのバノン氏が最近来日し、TBSの星浩がインタビューしている動画があった


バノン氏は、もともと演説巧み、デベート巧みな人だし、外国人相手ということで配慮しているのか、ゆっくりやさしい英語でわかりやすくしゃべっている。

一方、TBSの星浩の英語の発音がひどい。別にアドリブでなく質問メモを読んでいるようなのに、
このひどい英語は、いったいどこで習ったのだろうか?

この人朝日新聞ワシントン特派員もやっているのに、この英語はどうにかならないのか、と呆れました。



posted by 山科玲児 at 07:39| Comment(0) | 2017年日記

クリスマスの絵

DavidImage4.jpg



 まあ、私的聖誕の絵としては、やはり神秘的な
ヘールトヘン=トート=シントヤンス London NationalGalleryなのかもしれません。
http://www.wga.hu/frames-e.html?/html/g/geertgen/nativity.html

また、ジョルジュ  ド ラトゥールの聖誕も素晴らしいものです。


しかしながら、今年は、なぜかイメージ(私が撮ったんですが、ぼけた写真なので、下のURLをご参照ください)のヘラルト・ダヴィッドの「ミルク粥の聖母子」(ブリュッセルの王立美術館)
https://www.fine-arts-museum.be/fr/la-collection/gerard-david-la-vierge-a-la-soupe-au-lait?letter=d&artist=david-gerard-1
のほうが、頭に浮かびました。35x29cmという小さな絵で、最初に観たとき、え、こんな小さな絵だったのか! と感じたものです。 また額縁が朽ちたような感じになっておりました。

  この愛らしい絵は当時も人気があったのでしょう。同じ絵が多数描かれたようで、現代でも少なくとも3枚残っています。他の2枚は、、

Aurora Trust ニューヨーク  Gerald David MilkSooup
https://www.wga.hu/html/d/david/2/milksoux.html


 ニューヨークの絵は少し硬い感じです。ジェノバの絵は、みてみたい気もします。
 一応、私としては、上品な感じが漂うブリュッセルの絵を愛好しております。


posted by 山科玲児 at 07:06| Comment(0) | 2017年日記

2017年12月24日

クリスマスイブには ダニエル物語

daniel.jpg


 1958年1月、ニューヨークのメトロポリタン美術館分館クロイスターズのロマネスクホールで
 中世の典礼劇が800年ぶりで再演された話を,ずいぶん昔きいて、米国も馬鹿にはできない、たいしたものだ、と思って、それ以来、米国の美術館音楽家学者などにも一目おいている。

 その典礼劇;ダニエル物語の末尾が、なぜかクリスマス用(天使がキリストの誕生を告げる::年代が完全に無視あるいは予言なのかなあ)になっているので、そこを毎年イブには聴いている。
  1959年の録音だが、可愛らしくてなかなか良いと思っている。

  それにしても、アンティファのようなファシストたちの脅迫のせいか、米国で「メリー・クリスマス」を遠慮して、「ハッピー・ホリディ」と言っているとは、なんという怖ろしいことだろう。こういう言論統制は、ファシズムそのものじゃないのかな。メトロポリタン美術館の動画サイトでもMerry Christmasを冠したものが、ここ数年はないようである。

1958年での上演の記録・解説があるメトロポリタン美術館のサイト
https://www.metmuseum.org/blogs/now-at-the-met/features/2013/medieval-drama

2008年ごろ、また上演されたときの抜粋動画
Daniel
https://www.metmuseum.org/metmedia/video/concerts/play-of-daniel-balthasars-feast

posted by 山科玲児 at 17:21| Comment(0) | 2017年日記

アートギャラリー テーマで見る世界の名画

集英社  テーマでみる名画ss.jpg




ARTGALLERY アートギャラリー テーマで見る世界の名画 全 10巻 - 集英社
https://www.shueisha.co.jp/artgallery/
肖像画・風景画・ヴィーナスがでてまして、図書館でざっと観ました。色合わせはかなり良いほうだと思います。

肖像画については、
2017年09月25日
西洋の肖像画 コメント増補
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/181100940.html
で四ヶ月前に、個人的にセレクトしてみました。。
肖像画については8点しか重なってませんでした。ファイユームやアンチノエーから出た蜜蝋画の多量の肖像画が無視されているところが、残念でした。結構よいものあるんですけどね。来年のルーブル展にも1点展示されるそうです。あの有名なものではないんですが、そう悪くないものです。
図版ではアルチンボルドの「ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像》 」のカラー図版、なんか綺麗すぎ美化し過ぎです。実物はニスの黄変のせいか、かなり褪せた感じです。クリーニングすれば、きっとこの図版のようになると思います。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_rudolf/
に、行く人はがっかりしないように。。
荒木飛呂彦さんがエッセイを寄せていて、ローマ時代ポンペイの夫婦肖像の眼のハイライトについて述べてました。このへんはさすがですね。ただピカソ「泣く女」が好きってのはよくわからないなあ。

ヴィーナスについては、
意外にも、このテーマでのセレクションは難しいものだな、、と感じました。もっと簡単だと思ったんですけどね。ボッテチェルリやスプランヘルは定番です。ドレスデンのジョルジョーネは意外と良い図版が少ないので、今回はよかったかな。

風景画については、
  風景画とは何かという点で、この本の解説は、あまり承服し難いというか、現実にある絵画作品と矛盾しているような苛立たしい解説でした。ケネス・クラークの風景画論もわかりにくいものでしたが、この解説もどうなんですかね。そもそも風景画って自然描写だけじゃないでしょう。 建築や都市景観、田園風景(自然と人事の合作)て自然なんですかね。

  モンス=デジデリオの作品も入れてほしかったし、パティニールの聖ヒエロニムスはプラドのものよりルーブルのもののほうが良いと思います。 クロード・ロランもロンドンNGのほうが良かったのでは。。
当方は、 この機会にカナレットをまたみなおしたくなって別の本を借りてきました。

 現代の画家の場合、著作権が切れていない人も多いので、Wikiなどネットにはのせにくいし、こういう出版物でのせてくれるのはありがたいものですね。キリコの「街の神秘と憂愁」は、とても有名なものですが個人蔵の上、著作権問題もあり、あまり写真がつかえないので、こういうとこに収録してもらえるのはありがたいことです。
  エルンストなら、「雨後のヨーロッパ」でも良かったかな。




posted by 山科玲児 at 11:10| Comment(0) | 2017年日記

焼失した松方コレクション目録が発見


  戦前、ロンドンの倉庫で焼失した松方コレクションの美術品の目録が発見されたようで、
  西洋美術館のサイトに、概要が紹介されていた。

  1939年10月の火災だから、ドイツ軍のロンドン空爆とは関係がない。

 どうも、同時代の英国の画家ブラングインFrank Brangwyn (1867- 1957)の作品が半分を占めるもので、それ以外のもので 注目すべきものはマネの闘牛士、サージェントの2作ぐらいのようである。
  ブラングインの画風は、どうも私には感心しないものだ。ヘンデルのハープ協奏曲をバックにブラングインの絵を紹介している動画がある。
 ちょっと興味をもったのが、彼はウェールズ人だが、ベルギーのブリュージュ生まれで、英国に帰った人だということだ。また、ウィリアム  モリスと関係があった人らしいので、モリス商会のサイトには紹介がある。

  まあ、焼失したものがこれだけだったのは、不幸中の幸いとしかいいようがない。
 これで、一応、松方コレクションの西洋絵画部分の全貌は、おおよそつかめたといえるだろう。

posted by 山科玲児 at 08:58| Comment(0) | 2017年日記

2017年12月23日

ワーグナーの解毒剤

Vespro Monteverdi Gardiner.jpg



昔から、ワーグナー中毒といわれ、ワーグナーにはまった人が麻薬中毒的なファンになるといわれている。当方は指輪は嫌いだったので、どうやら中毒は免れたかもしれないが、
パルシファルは特に好きで、久しぶりに動画など観ると、頭にメロディがこびりついてしまう。
ハンス  ユルゲンジーバーベルクのオペラ映画「パルシファル」は、
アルブレヒト ・デューラーのメランコリア、カスパール・ダヴィッド・フリードリッヒの絵画など、西洋絵画のファンである私の痛いところを巧みに引用し、無理にでも引き込んでしまう危ない映画である。

  迅速な毒抜きとして、最近考えたのは、同じくらい強烈な、モンテヴェルディの聖母のための夕べの祈りのマニフィカートを聴くことである。これは、かなり効く。
  思えば、ワーグナーはヴェネチアで死んでるわけで、あのワーグナーの魔力を調伏したヴェネチアの霊力が多少助けているのかもしれない。

完治というわけにはいかないが、
パルシファルの一部を2度聴いたら、マニフィカートを複数のCDで2度聴くと効くようだ。

イメージはガーディナーのDVD

サンマルコでの マニフィカート Yotubeでは2つにわかれてます。やはり音質はいまひとつ
Vespro Della Beata Vergine - Claudio Monteverdi 9
http://www.youtube.com/watch?v=TbBRub-rlms
Vespro Della Beata Vergine - Claudio Monteverdi 10
https://www.youtube.com/watch?v=2n85j6O8nIU


posted by 山科玲児 at 18:34| Comment(0) | 2017年日記

ジーバーベルクのパルジファル映画

Parsifal Movie.JPG


ハンス  ユルゲンジーバーベルクのオペラ映画「パルシファル」は、1982年のものである。
リリース当時観て、その圧倒的なイメージの美しさに強く影響された。
正直いって、ストーリーはどうでもよく、その画面だけが、重要だった。
 演奏はモナコのオーケストラで、あまりよくないという評判を音楽関係者から当時きいたものだが、それも,あまりたいした問題ではない。

 そのサワリを観ることのできるYoutubeの動画がある。
    Syberberg - Parsifal in der Gralsburg
  https://www.youtube.com/watch?v=Mic_EOGOTzE
  
  映画冒頭のイントロ・序曲部分も良いのだが、まだ動画をみつけていない。
 この動画は、あまり画質がよくない。
  なぜか、この映画はDVDもそれほど画質がよくないのは残念なことだ。


posted by 山科玲児 at 11:19| Comment(0) | 2017年日記

人民解放軍と東インド会社

ある人が人民解放軍のことを。
武装せる総合商社
と呼んでました。

そういや  オークション会社の嘉徳 保利も、人民解放軍系だったしね。

歴史上
同じような組織が確かにありました。
東インド会社です。
東インド会社が帝国主義の象徴であったと同じように、現代の中華人民共和国 人民解放軍も、帝国主義の先兵なんでしょうね。

posted by 山科玲児 at 09:05| Comment(2) | 2017年日記