2017年12月11日

東京国立博物館でみた楷書


黄道周 楷書孝経.JPG黄道周 楷書孝経detail.jpg

11月25日に東京国立博物館 アジア  ギャラリーでみた、中国の書のなかで、特に印象に残ったのが、

楷書孝経冊  1帖 黄道周筆 中国 明時代・崇禎14年(1641) 高島菊次郎氏寄贈 TB-1255 
(イメージ、  右は部分拡大)
である。
当時、こういう古風な楷書が流行していたらしく、王鐸もまた書いている。

河内利治氏の論文でも言及されているように、黄道周の継室  蔡玉卿の「孝経」があって、
図録などでみると、また同じ書風です。書風だけじゃどちらかわかりません。


非常に上質な墨と紙であって、そこもまた上流社会での作品であることがうかがわれる。
あまり展示されることがないものだと思うので、注目したい。

今回の展示明細は、
posted by 山科玲児 at 10:08| Comment(0) | 2017年日記