2017年12月19日

ニュールンベルクのストーブ 挿絵と舞台


この小説ニュールンベルクのストーブは
新潮文庫 「フランダースの犬」
http://www.shinchosha.co.jp/book/205401/
に収録されております。

舞台は、まず
インスブルックの隣、5kmしか離れていない 岩塩杭の町:チロルのハル
https://en.wikipedia.org/wiki/Hall_in_Tirol
どうりで、インスブルックの話がでるはずですね。5KMじゃ、歩いてもいけます。

物語の冒頭は、、、寒い寒い冬の描写です。NHKにいわせれば地球温暖化だそうなのに、厳しい今年の寒さにふさわしいものですね。
 よい挿絵をみつけましたのでイメージにしてみました。 アラスカや南極などの寒さとは違って、温帯地域の風俗での寒さなので、共感しやすいものです。
     1916年刊行 Maria L. Kirk 挿絵, The Nurnberg Stove、Lippincott

 チロルのハルには、大規模な貨物鉄道操車場があったそうで、オーガストがもぐりこんだのはそこなんでしょうけれど、ここは第二次大戦中に、連合軍のひどい空爆を受けましたので往事のものはないでしょう。ただ、旧市街はよく保存されているそうです。

 次に、バイエルン王  ルートヴィヒ2世と対面するのがベルク城ということになっているのですが、
 ここは、夏の離宮だったので、どうなんですかね。
  湖があるという意味では、
ヘレンキームゼー城 - Wikipedia
になるか、
大きな池を湖と間違ったと仮定すれば、
と想像したくなりますが、ミュンヘンに近いという意味では、やはりベルク城になるんですかね。
このへん、ストーリーの都合でそういう少し無理な設定にしたということになっているようです。



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posted by 山科玲児 at 17:43| Comment(0) | 2017年日記

ニュールンベルクのストーブ 西洋陶磁

西洋陶磁物語.JPG



 この小説ニュールンベルクのストーブは
新潮文庫 「フランダースの犬」
http://www.shinchosha.co.jp/book/205401/
に収録されておりますが、
  古い西洋陶磁器の話がかなりでてきます。そういう知識を前提にしているのか、著者が書くのを喜んでいるのかはわかりませんが日本人になじみのない名前が多いのは確かでしょう。

もっとも重要な  
オーガスチン・ヒルシュフォーゲル
https://en.wikipedia.org/wiki/Augustin_Hirschvogel
にしてからが、この小説を通じてしか名前を知らない状態ですから。

私が手許においている西洋陶磁の本は、イメージのものです。

前田正明, 西洋陶磁物語,,講談社 ,1980   

再度、繙いてみたら、ケンドラー、グッビオのジョルジョ・アンドレオリ、などは解説されておりました。

posted by 山科玲児 at 07:40| Comment(0) | 2017年日記