2018年01月30日

マニ教

マニ教 世界図040_size0[1].jpg



2010年ごろマニ教の宇宙図の中国版(イメージ)が日本でみつかったというニュースが流れていた。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2600R_W0A920C1CR8000/
なんか須弥山図みたいだから、そういうものとして伝世されてきたんだろうな。

マニ教については、
山本裕美子、 マニ教とゾロアスター教、世界史ブックレット  山川出版社、1998
を昔買って概要は知っているつもりだった。


最近、
という本をひろい読んでみたが、
 教祖マーニーのACE3世紀のイラン人としての生涯は、なかなか興味深いものがあった。
  マーニーの父親が、かなりアレなのが印象的だった。

 ゾロアスター教の改革派のような気がしていたマーニーは、 実はマルキオンの影響を受けたグノーシス派のようである。
    20世紀末ぐらいに、かなり大きな考古学的文献的発見があったようで、特にケルンで再発見されたマッチ箱大のギリシャ語の羊皮紙写本CMC(Codex Manichaicus Coloniensis)が、マーニーの前半生の伝記をかなり詳しく書き残しているらしい。

ここで写本の写真を全部観ることができる. 私は読めませんが。。。
http://www.uni-koeln.de/phil-fak/ifa/NRWakademie/papyrologie/Manikodex/bildermani.html

  さらに、驚いたのは、アラビアンナイト研究では、必ずでてくる10世紀バクダートの書籍商
イブン ナディームが書いた
解説付き書籍目録:

に マニ教文献や記述があるらしいことである。

posted by 山科玲児 at 10:48| Comment(0) | 2018年日記