2018年02月21日

規文堂


帙  規文堂.JPG


   拓本や和本唐本線装本の古書をもっている場合、収納に結構困ることが多い。
痛まないように収納するのは帙が良いのだが、 帙は、サイズの関係から、既製品を買ってきて間に合わせられない場合が多いので注文制作になりがちである。長崎のような地方都市に住んでいると、どうしてももっていくべき良い製作業者を探すことが難しかった。実は東京でも、そう簡単にみつかるわけではない。

  最近、どうしても四方帙が必要になった。しかもかなり大きなものでないといけない。困ってしまったが、いろいろ考え、ネットでいろいろ調べて、京都の規文堂という制作会社が良さそうだったので、注文したら大正解だった。 用紙も中性紙を使い、収納物に悪影響が及ばないようにしている。

規文堂
帙が書いてあるカタログ

  上のイメージが規文堂に制作していただいた帙である。題箋書きは、私が最近やったものなので、この部分たけは規文堂さんの制作品ではない。

 まったく知らない一見の客にたいして、ここまで立派な仕事をしていただいたことに感謝している。
 もともと、古文書などを収納し、管理しなければならない図書館などを顧客にもっている会社らしい。
 帙で困っている収集家の方にはおすすめしたい。

下のイメージは、恥ずかしながら私自身で作った帙だ。
ただ、すごく労力や時間がかかる。これは普通の帙だが、四方帙は、更に面倒である。

つくるべき帙がある古書でも、放置しているものが多い。
規文堂さんに、またお世話になることになりそうだ。


自作  帙.JPG



posted by 山科玲児 at 07:52| Comment(0) | 2018年日記