2018年02月27日

双子の絵

Willem van Aelst Kassel.JPG



偶然、米国ノースカロライナ美術館のサイトをみていたら、
アールストのどっかでみたような花瓶の花があった。

実は、1998年に東京で観た、カッセル美術館の花の絵とそっくりです。
http://altemeister.museum-kassel.de/32019/
よくよく観ると、トンボと鼠がノースカロライナ美術館のほうは多いんですが、これはもともとあったものなのかなあ?あるいは付け加えたものかもしれない。

  カッセルの絵は、とても華麗なものなので、ポスター(イメージ)を買いました。
  しかし、これは、どちらがオリジナルかはわからないなあ。
  こういうのは、中国では双胞案というそうです。

   アールストの花の絵には、似たような華麗なものがハーグのマウリッツハイスにもあって、これもまた豪華絢爛なものでした。
https://www.mauritshuis.nl/en/explore/the-collection/artworks/flower-still-life-with-a-timepiece-2/
posted by 山科玲児 at 10:12| Comment(0) | 2018年日記

昭和天皇独白録の草書

昭和天皇独白録 bonhams detail.jpg

   昨年末、オークション会社BONHAMSのニューヨーク会場で、競売された
  昭和天皇独白録の原本のイメージをみることのできるサイトがあった。

  BONHAMSのサイト(英文)

  高須院長が、オークション出品された昭和天皇の回想録「昭和天皇独白録」を3000万円超で落札  歴史・文化 - Japaaan

  どうも、草書が多い漢字とカタカナで書いてある原稿のようで、かなり読みにくい。
  上は極一部だが、「ノモンハン事件」である。「事」の字が王羲之以来の正統的草書になっている。

  1990年に『文藝春秋』において公表され、 1991年に文藝春秋社から単行本が出版されているのだから、
 相当、短期間で解読され当用漢字の現代カナで活字化されているわけである。

 1990年という時点の文藝春秋社の編集者に、これを流暢に読める人がいたのだろうか?
 実は、1990年ごろに、ある専門雑誌の編集者に呆れたことがあるので、それ以後あまり編集者の教養には信用をおいていない。
  おそらく、外部の人を雇って読ませたのではなかろうか?
  短期間で解読ということもあり、1991年時点の刊行物には、かなり 省略・誤読・間違い  があったのではないか?

 と、容易に想像できる。

  原本の出現によって、かなり改訂が必要になるかもしれない。

posted by 山科玲児 at 06:01| Comment(0) | 2018年日記