2018年08月22日

ゲルニカに失望

ゲルニカ 切手 ss.jpg

 マドリードで、ピカソのゲルニカが、横7.7m 高さ3.5mもあることを知ったとき、かなり失望した。
  現在は、マドリード鉄道駅  アトーチャ駅近くの、ソフィア王妃芸術センターに展示されている。
このような大きな絵画は、パトロンなり支援団体なりがなければ制作も難しい、巨大なアトリエ/制作場所も必要である。また設置・公開・保存も難しい。

ピカソ自身が、制作前になんらかの政治団体なりと契約を結んでこういうプロパガンタ的絵画を展示公開し、政治運動に利用しようという意図がなければ、制作すらはじまらなかっただろう。
 個人的な憤激や悲嘆による制作では、最初からなかった。ということではなかろうか? 
 と思っていたら、
 ウィキペディア情報だが、、スペイン内乱の際の人民戦線政府からピカソは1937年のパリ万国博覧会のために壁画製作の依頼を受けていたわけで、いたってパブリックな仕事だった。シケイロスの壁画や、スターリン時代の大規模な壁画と似た制作事情だったようだ。

  なお、これ、もともとモノクロの絵画で、色はないので、カラー図版はいらないようです。

イメージはチェコスロバキアの切手
posted by 山科玲児 at 08:16| Comment(0) | 日記