2018年08月27日

ベルリンの絵だった

Charpentier tenebre vocale.JPG

Georges_de_La_Tour  louvre.jpgGeorges_de_La_Tour  berlin.jpg


  フランス17世紀の作曲家 マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643年 - 1704年)
 の曲で、最初に魅せられ、現在まで愛好しているのが、
  ルソン ド  テネブル (晩祷)である。
  それも、1978年にLPが出た コレギウム・ヴォーカーレの演奏がきっかけで愛好するようになりました。
Marc Antoine Charpentier - Concerto Vocale -  Leçons De Ténèbres ‎(3xLP + Box)  Harmonia Mundi HM
1005/6/7  1978
  この録音はその後CDになったものを買い、更に新プレスCDに買い替えたぐらいで、長年愛好しております。
   このCDの絵は 17世紀フランスの画家 George  de La Tour (1593-1652)の「聖セバスチャンを悼む聖女イレーヌたち」の部分です。この絵は実は2つあって、ひとつはルーブル(左)、もう一つはベルリン絵画館(右)にあります。1972年5月〜9月でパリのオランジュリーで開催された展覧会でこの2つが並べられたようですね。

  このCDに採用されているものが、どちらなのか、あまり頓着しなかったのですが、昨日、久しぶりに聴いていて、ふと細かく検討してみたら、どうもベルリンのもののようです。
   現在の研究では、ルーブルのぼうが原作で、ベルリンのものは画家の息子によるエチエンヌの作、あるいは、画家の監督でつくられたレプリカではないかというのが定説になっているようです。

  まあ、ベルリンのもののほうが早く有名になったものです。世に出たのは1906年で、ブリュッセルで売られたものだといわれています。1967年のファブリ世界名画集ではベルリンのほうを図版にとっています。 ベルリンのほうが明快な感じのようですから、商品のイラストに使うには、ベルリンのほうが良いのかな。1945年にノルマンディーで発見されたルーブルの絵は、実物を観たとき、かなり保存が悪い感じがしました。

   

posted by 山科玲児 at 09:09| Comment(0) | 日記