2019年02月18日

金正恩とグアンタナモ基地



  北朝鮮の金正恩とトランプが2月27,28日に、ハノイで会談するそうだ。
  http://www.afpbb.com/articles/-/3210403

 朝鮮半島の歴史を古代からトレースし、元寇前の高麗王朝の内乱を顧みる。更に李氏朝鮮末期の派閥争い、親露派、親清派、親日派の歴史を再度読む。ここでは、バリバリの親露派でロシア大使館に扈従していた李完用は、日韓併合の立役者になってるというありさまである。

 歴史が少しでも繰り返すとしたら、どうなるだろうか。。
 張成沢一族郎党の虐殺について、どうも普通でない、これは北京政府主導のクーデターが事前にバレたのではないか?という憶測があった。最近起こったレーダー照射事件のとき脇にいた北朝鮮の船の乗員(しかも一人は死んでいた、死人を積んでいたのか?)についても、クーデター失敗・政治的粛清を逃れた亡命者だったのではないかという推測がかまびすしい。

  北朝鮮が突然、宗主国を中国から米国へ切り替える可能性はあるだろうか? 金正恩は、北京政府と一応和解したみたいだが、北京政府が、もっと御しやすい傀儡政権を北朝鮮につくろうとする可能性は忘れていないだろう。そうなると、国内に問題が起こったとき、金正恩が北京政府に派兵を要請するということはない。昔、高麗がモンゴルに、大韓帝国がロシアに頼ったように米国に頼るという可能性は小さいがゼロじゃない。ひょっとして、トランプのノーベル平和賞根回しは、これを前提にしたものなのか??

  北朝鮮は、国内の利権(鉱山採掘権や領海漁業権)などを中国に売っているという噂である。国内資源も石油もつかまれているので中華人民共和国には逆らえない、という意見もあるが、そうだろうか? 大韓帝国もロシアに売りまくっていて、日本がのちにロシアから買い戻したことを思いおこす。またもデジャヴである。

  北朝鮮に米軍エクスパンドレーダー基地THAAD とXバンドレーダーが配備されたら、北京とその周辺を全部カバーに東北区の軍事基地までカバーするだろう。まあ、北京政府は必死でとめるだろうな。
 ただ、万一、北朝鮮が米国に転んだら、経済援助人道援助を日本政府がまたやらされることになる。これは、大韓帝国・日韓併合・朴正煕政権の再現ではないか? そういう意味では日本の国益的にはよくないかもしれないなあ。

 また、思い出すのはグアンタナモ基地である。捕虜の拷問?というので話題になったところだが、なんとキューバ本島の端にある。日本でいえば青森にあるという感じだが、それでもキューバに米軍基地がずーーとありつつけたという現実に、私は「事実は小説より奇」だと思った。こういう冷戦の裏の駆け引きのような現実はいくらでもある。

  そして、このグアンタナモ基地のトップだったのが、現在CIA長官ジーナ・ハスペルである。「水責めの女王」とか怖ろしい噂のある人だが、有能なことは確からしい。当然、今回のハノイ会談でも裏の調査で動いているだろうが、ジーナ・ハスペルと金正恩という組み合わせは凄すぎて正視できないくらいだね。


posted by 山科玲児 at 09:41| Comment(0) | 日記

2020年末 台北故宮一時閉館


故宮北院が休館へ 20年末から3年 中央社フォーカス台湾
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201811120007.aspx

完全閉鎖じゃなく、部分開放という話もあります。

また、せっかくつくった故宮南館にもっと人を集めたいということもあるでしょう。

ただ、どうも、下のこれが関係してるかもしれませんねえ。。戦争となると文物の疎開が大事です。日本も日米戦争中にかなり疎開したので、突然のショックであった関東大震災よりは、戦争中の破壊 文化財は少なかったときいてます。
 昔の台中の倉庫は、まだあるのかなあ。。

 中国、台湾侵攻準備を2020年までに整える方針=国防部報告 |  中央社フォーカス台湾


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posted by 山科玲児 at 08:27| Comment(0) | 日記

2019年02月17日

高かった拓本


 団塊の無知な日本人老人が、日本の東博などで中国絵画などの展覧に触れて

 「略奪したものだ」
 「安く買いたたいたんだろ」

とかいってる例を何回か見ました。

 実は違うんだなあ。。
 今回、【公式】特別展「顔真卿―王羲之を超えた名筆」
    https://ganshinkei.jp/
で、出た  地味な拓本でも、とんでもない価格で買ってるんですよ。

 国際シンポジウム報告書「関西中国書画コレクションの過去と未来」
 http://www.kansai-chinese-art.net/report_of_symposium2011.pdf

 の68−70Pを読むと、当時の取引価格がわかります。
 顔真卿展ででてた孟法師碑の拓本は、中国所蔵家が得たのは約2万5千円でした。三井が買った価格は3万円以上、当時は小学校教師の初任給が50円ぐらいでしたから、現在の8000万円〜1億円ぐらいですね。

  他の拓本も名品クラスなら数千円〜1万円(〜約3000万円)ぐらいですからねえ。意外に安いのが旧拓争座位帖(高島コレクション)で300円(100万円ぐらい)といっても結構なお値段で、私には、易々とは手がだせないだろうな。顔真卿展の最初に出てた書道博物館所蔵の泰山刻石拓本も2万円(6〜7000万円)ぐらいだったんだろうね。ここで、中間に立った日本の業者が暴利をむさぼり、中国人蒐集家は安値で手放したとかいうストーリーをつくるヤツもでてくるでしょうが、文書を読むとそういうことはない、まあ普通に商売やってることがわかります。また中国商人も活躍してるしね。





posted by 山科玲児 at 12:14| Comment(0) | 日記

ゆずラガー



 スカイマーク航空に乗ったとき、「ゆずラガー」というフルーツビールを機内サービス販売に入ってました。なかなか美味しい物で、二缶も飲んでしまいましたので、調べてみました。スカイマークも宅配で販売するとかやればいいのにね。

常陸野ゆずラガー
https://kodawari.cc/ec_shop/goods.php?no=458

欧米に輸出が先行して、日本国内販売があとだったそうです。
どうも、ベルギービールのクリークみたいに、果物をなかにいれて醸造する方式みたいみたいですね。
買ってみたくなります
posted by 山科玲児 at 10:13| Comment(0) | 日記

書道博物館の展覧  続



台東区立書道博物館企画展
王羲之書法の残影ー唐時代への道程ー  3月3日まで
http://www.taitocity.net/zaidan/shodou/oshirase/news/1246/
エイ鶴銘が一番の見物だとは思うが、他にも良いものは多い。
エイ鶴銘の横の鄭羲上碑 拓本はあまりに大きいので、たいていのとこで展示されていない。そういう意味では珍しいものではある。ちょっと碑の石それ自身の摩滅がひどいのが残念で、鄭羲下碑ほどは親しまれていない。
その 「 鄭羲下碑」は、2Fに展示されている。
29     鄭羲下碑     鄭道昭     北魏・永平4年(511)     台東区立書道博物館
たぶん、これがあの五円で買ったと不折翁が自慢したものではないか?と思う。

東博との提携で、東博に貸すと同時に、東博から借りたものもあり、
13     定武蘭亭序ー独孤本ー     王羲之     東晋・永和9年(353)     東京国立博物館
なんかは、案外、日本唯一の定武蘭亭真本じゃないかと思う。

本館は、石碑や仏像などのコレクションがあるが、かなり並べ方などを変えてすっきりしているようである。ただ、不折翁の別号である永寿霊壺斎のもとになった永寿2年の壺
がどうもめだたない/展示されてない?のは残念だった。

実は、この台東区立書道博物館のグッズや複製が  東京国立博物館の
【公式】特別展「顔真卿―王羲之を超えた名筆」
https://ganshinkei.jp/
の売店でも売っていた。
 色々貸してるからかな??

posted by 山科玲児 at 08:53| Comment(0) | 日記

2019年02月16日

エイ鶴銘  残石?の引き揚げ?

エイ鶴銘 書譜28付録1979.JPG

2010年06月23日
の中華人民共和国の新聞記事なんだが、

どうも、鎮江で、エイ鶴銘(イメージは拓本の一部)の残石?かもしれないという巨石を長江から引き揚げたそうだ。
大きいのは五〇〇トンにも及ぶ巨石4個をクレーンで引き揚げたらしいが、新しい文字が石の上に発見されたという報道は、みつけることは出来なかった。文字がないとしたら、なぜ引き揚げたのかさっぱりわからないが、どうも確実な報道はなかった。

ちなみに、現代ある五個の岩塊を引き揚げたのは康煕年間のようである。
中華人民共和国の北京の国家博物館のサイトにも似たような記事があるので、どうも全くの嘘ではないようだ。

方、中華人民共和国の書法関係の2009年(その一年前)の記事で、残石に「鶴」「化」「之遽」 という四文字をみつけたという話があったが、これもよくわからない。



posted by 山科玲児 at 13:45| Comment(0) | 日記

書道博物館の展覧

書道博物館の展覧

台東区立書道博物館企画展
王羲之書法の残影ー唐時代への道程ー  3月3日まで
http://www.taitocity.net/zaidan/shodou/oshirase/news/1246/

については、韓珠船本があまりあけてなくてがっかりした始末を書いたが、決してダメな展示ではない。
 なんといっても、入ってすぐの第一室正面の大きなケースにかかっているエイ鶴銘がよい。これは清末の高官・大収集家であった端方旧蔵の拓本掛け軸で、周りには端方周辺の人々の跋文が多数ついている。孫星エン、楊守敬、張之洞、莫友シなど多数あり、端方以前だが、翁方綱、阮元の題記まである。水拓本と題されているが、水拓本とはいえないように思ったが、上品で丁寧に採った、あまりいじって補墨した部分はないような拓本で、日本にある拓では最良のほうだと思った。エイ鶴銘の拓本は墨の塊のような拓本といえるかどうか疑いたくなるようなひどいものが多いので貴重である。

REF. 書譜出版社 香港 1979年第3期 総第28期、エイ鶴銘特集号 

posted by 山科玲児 at 09:52| Comment(0) | 日記

BWV1043

 大バッハ(J.S. Bach) BWV1043 [2つのヴァイオリンのための協奏曲]
を2月11日、福岡のアイレフ ホールで聴いた。同じコンサートは東京で2月10日上野の東京文化会館小ホールでも行われた。

寺神戸亮氏
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E7%A5%9E%E6%88%B8%E4%BA%AE

のヴァイオリンの音色が一音一音、神がかって美しく、力演だった若林夏美氏のヴァイオリンが、ややかすんでみえたぐらいである。
 寺神戸氏は、ヴァイオリニストとして今絶頂期ではなかろうか?? 聴衆のなかからも賛嘆する囁きが漏れ聞こえてきたぐらいだ。

  この曲は、今回のようにトリオソナタを少し大きくしたぐらいの編成で演奏するのがよいようにおもう。二人のソロヴァイオリン、二人のトッティ・ヴァイオリン(竹嶋祐子・廣松真也)、ヴィオラ一人(秋葉美佳)、チェロ1(山元徹),ヴィオローネ(コントラバスのような大きな楽器)1(西澤誠治),チェンバロ1(上尾直毅)である。協奏曲という名前で先入観をもってしまうのか、往々にして何十人ものオーケストラでやっているようだ。しかし、魅力が半減する。メニューインとオイストラフ主演コンサートなどはその類いで、二人の名ヴァイオリニストの良さを全く出せていない。脂肪太りした感じだ。

  パリのルーブル美術館の演奏会で、今回と似た絞った編成でやった動画がある。これは120万回以上も再生されている名演である。Arabella Steinbacherと Akiko Suwanai (諏訪内晶子)2人のヴァイオリニストの技量も高く、推薦できる。
  https://www.youtube.com/watch?v=leTVfMb2uME

なんと、ここでは二人ともストラディヴァリウスを使っている。スタインバッハーはStradivarius 1716 Violin 'Booth' 、諏訪内は、Stradivarius 1714 Violin 'Dolphin'である。

どっちかというと、諏訪内のほうの音色が、当方の好みにあう。

 ちょっと違ったコンセプトの音色を出した演奏にイタリアの団体の動画(ボローニャのPalazzo Albergati での演奏) もあり
J.S. Bach - Concerto per 2 violini in Re- BWV 1043 (1) - Montanari - Talamo - Astrusi - YouTube

、また別の味わいがあるが、やはりドイツ人と日本人ヴァイオリニストによるこのルーブルの力演が、動画では一番良いようだ。


posted by 山科玲児 at 07:55| Comment(0) | 日記

2019年02月15日

書道博物館の注意書き

書道博物館ss.jpg




特別展「顔真卿―王羲之を超えた名筆」にちなんで
台東区書道博物館でも提携展覧がある。

台東区立書道博物館企画展
王羲之書法の残影ー唐時代への道程ー
http://www.taitocity.net/zaidan/shodou/oshirase/news/1246/

動画まであります
台東区書道博物館 王羲之書法の残影ー唐時代への道程ー  動画
https://youtu.be/XO94osMVU64



最近、この書道博物館、イメージのような、館内のユーモアのある注意書きが評判のようだ。


書道博物館に突如、大注目 ユーモラスな「はり紙」誕生秘話
https://www.j-cast.com/2017/11/08313365.html?p=all


これは研究員の中村氏が書いているらしい。ただ、この「猫が入るので」という注意書きに限ってはそうとう昔、20年ほど前からあったと思う。なかなか洒落た注意書きだとは思っていた。中村氏は、洒落た注意書きを中村不折風の書体であちこちに書いているのが、またほほえましく新しい。

 実は、書道博物館には韓珠船本蘭亭の後ろの跋尾が本体と色が同じかどうかを知りたいと思ってたずねた。公開はしていたが、韓珠船本の跋尾は観ることはできなかった、どうもこの帖、は装丁が1ページしか開かないようになっているようにみえる。かって何ページも長く開いてるとこをみたことがない。
そういう意味では、昭和蘭亭展示のときの図録のカラー図版は貴重なものだった。
posted by 山科玲児 at 07:54| Comment(0) | 日記

2019年02月14日

顔真卿展の動画

「顔真卿 王羲之を超えた名筆」展の動画がありました。
なんかだれもいないとき撮ったものみたいですが、フォーカスが悪く書の美は再現しておりません。
しかしながら、概要を知るにはいいかなと思い、紹介してみます。

東京国立博物館 特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Q4wgSftOm6g
posted by 山科玲児 at 20:34| Comment(0) | 日記