2019年02月02日

蘭亭考

法帖考 台湾ss.jpg


  ここ数年、桑世昌の蘭亭考の台湾版本 (上イメージの法帖考Refに収録)
 を枕頭の書にしていまいた。
 この本[蘭亭考]は、 早稲田大学所蔵の写本もネット公開されています
    http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/chi06/chi06_00399/index.html
 南宋後期1220年ごろの成立で、雑多な記録を集大成したこの本は、 陳振孫(1183年 - 1261年頃)の「直斎書録解題」(ちょくさい しょろく かいだい)で「玩物喪志」と罵られた本です。まあ道徳倫理をあげないと非難する朱子学のやりかたでは、こういう本は指弾されるだろうが、現在では時代遅れの妄言ですね。
  
 とにかく丹念に多量に集めたものなので、珍しい記録も結構入っています。しかも大部なので、隅々まで真面目に読んでる人が、現在は、専門家でも、実はだれもいなんじゃないの? と思うくらい。。。

Ref.藝術叢編 第一輯 法帖考、世界書局、1973年、第三版、台北

posted by 山科玲児 at 09:41| Comment(0) | 日記