2019年02月16日

エイ鶴銘  残石?の引き揚げ?

エイ鶴銘 書譜28付録1979.JPG

2010年06月23日
の中華人民共和国の新聞記事なんだが、

どうも、鎮江で、エイ鶴銘(イメージは拓本の一部)の残石?かもしれないという巨石を長江から引き揚げたそうだ。
大きいのは五〇〇トンにも及ぶ巨石4個をクレーンで引き揚げたらしいが、新しい文字が石の上に発見されたという報道は、みつけることは出来なかった。文字がないとしたら、なぜ引き揚げたのかさっぱりわからないが、どうも確実な報道はなかった。

ちなみに、現代ある五個の岩塊を引き揚げたのは康煕年間のようである。
中華人民共和国の北京の国家博物館のサイトにも似たような記事があるので、どうも全くの嘘ではないようだ。

方、中華人民共和国の書法関係の2009年(その一年前)の記事で、残石に「鶴」「化」「之遽」 という四文字をみつけたという話があったが、これもよくわからない。



posted by 山科玲児 at 13:45| Comment(0) | 日記

書道博物館の展覧

書道博物館の展覧

台東区立書道博物館企画展
王羲之書法の残影ー唐時代への道程ー  3月3日まで
http://www.taitocity.net/zaidan/shodou/oshirase/news/1246/

については、韓珠船本があまりあけてなくてがっかりした始末を書いたが、決してダメな展示ではない。
 なんといっても、入ってすぐの第一室正面の大きなケースにかかっているエイ鶴銘がよい。これは清末の高官・大収集家であった端方旧蔵の拓本掛け軸で、周りには端方周辺の人々の跋文が多数ついている。孫星エン、楊守敬、張之洞、莫友シなど多数あり、端方以前だが、翁方綱、阮元の題記まである。水拓本と題されているが、水拓本とはいえないように思ったが、上品で丁寧に採った、あまりいじって補墨した部分はないような拓本で、日本にある拓では最良のほうだと思った。エイ鶴銘の拓本は墨の塊のような拓本といえるかどうか疑いたくなるようなひどいものが多いので貴重である。

REF. 書譜出版社 香港 1979年第3期 総第28期、エイ鶴銘特集号 

posted by 山科玲児 at 09:52| Comment(0) | 日記

BWV1043

 大バッハ(J.S. Bach) BWV1043 [2つのヴァイオリンのための協奏曲]
を2月11日、福岡のアイレフ ホールで聴いた。同じコンサートは東京で2月10日上野の東京文化会館小ホールでも行われた。

寺神戸亮氏
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E7%A5%9E%E6%88%B8%E4%BA%AE

のヴァイオリンの音色が一音一音、神がかって美しく、力演だった若林夏美氏のヴァイオリンが、ややかすんでみえたぐらいである。
 寺神戸氏は、ヴァイオリニストとして今絶頂期ではなかろうか?? 聴衆のなかからも賛嘆する囁きが漏れ聞こえてきたぐらいだ。

  この曲は、今回のようにトリオソナタを少し大きくしたぐらいの編成で演奏するのがよいようにおもう。二人のソロヴァイオリン、二人のトッティ・ヴァイオリン(竹嶋祐子・廣松真也)、ヴィオラ一人(秋葉美佳)、チェロ1(山元徹),ヴィオローネ(コントラバスのような大きな楽器)1(西澤誠治),チェンバロ1(上尾直毅)である。協奏曲という名前で先入観をもってしまうのか、往々にして何十人ものオーケストラでやっているようだ。しかし、魅力が半減する。メニューインとオイストラフ主演コンサートなどはその類いで、二人の名ヴァイオリニストの良さを全く出せていない。脂肪太りした感じだ。

  パリのルーブル美術館の演奏会で、今回と似た絞った編成でやった動画がある。これは120万回以上も再生されている名演である。Arabella Steinbacherと Akiko Suwanai (諏訪内晶子)2人のヴァイオリニストの技量も高く、推薦できる。
  https://www.youtube.com/watch?v=leTVfMb2uME

なんと、ここでは二人ともストラディヴァリウスを使っている。スタインバッハーはStradivarius 1716 Violin 'Booth' 、諏訪内は、Stradivarius 1714 Violin 'Dolphin'である。

どっちかというと、諏訪内のほうの音色が、当方の好みにあう。

 ちょっと違ったコンセプトの音色を出した演奏にイタリアの団体の動画(ボローニャのPalazzo Albergati での演奏) もあり
J.S. Bach - Concerto per 2 violini in Re- BWV 1043 (1) - Montanari - Talamo - Astrusi - YouTube

、また別の味わいがあるが、やはりドイツ人と日本人ヴァイオリニストによるこのルーブルの力演が、動画では一番良いようだ。


posted by 山科玲児 at 07:55| Comment(0) | 日記