2019年05月07日

パティニールの下書き

http://reijiyamashina.sakura.ne.jp/sblo_files/reijiyamashina/image/E99D92E381AEE38391E38386E3838BE383BCE383AB.JPG

石川美子「青のパティニール 最初の風景画家」(みすず書房)(イメージ)
http://www.amazon.co.jp/dp/4622078449
で稀覯本として紹介されてる、プラド美術館でのパティニール展カタログ(英語版)を、ゆっくり読む機会がありました。   それにしてもプラドの英語版は、結構入手しにくいものですね。閲覧オンリーのある図書室で読む機会をもつしかなかった。

ちょっと驚いたのは、パティニールの絵、それも代表作のスティクス川を渡るカロン(プラド美術館)

の下にある下書きです。赤外線での撮影ですが、ヒエロニムス・ボッスの「快楽の園」の下書きに似た技法でした。墨みたいな水溶性の絵具で、筆で荒っぽく下書きしてるんですね。チョークや鉛筆での下書きではなかった。

そして、また絵によってかなり下書きの技法が違うという点も、ボスとよく似ています。





posted by 山科玲児 at 08:06| Comment(0) | 日記