2019年05月19日

御即位記念特別展は「正倉院」展2つ

鳥毛立女屏風2.JPG



東京国立博物館で
御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」展
・会場:東京国立博物館 平成館
・会期:2019年10月14日(月)〜11月24日(日)
    (前期)10月14日(月)〜11月4日(日)
    (後期)11月6日(火)〜11月24日(日)
実は、法隆寺献納宝物も展示されるので、正倉院だけというわけではない、ちょっと看板に偽りありかな。

ここで、ちょっと疑惑::あれ、この時期は正倉院開封、奈良での正倉院展もあるんじゃなかったかな?
と、思ったら、

奈良の正倉院展も同時開催です。
御即位記念 第71回 正倉院展|奈良国立博物館
https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2019toku/shosoin/2019shosoin_index.html
令和元年10月26日(土)〜11月14日(木) 全20日(無休)

なんか、こっちのほうが、豪華かなあ、鳥毛立女屏風六面 全部公開だしね。ただ、鳥毛立女屏風はかなり修理があって、第六などはほとんど後世の補筆です。他の面にもいくらかそういうところはあると思います。金銀平文琴は、先代のスウェーデン王グスタフ6世アドルフが皇太子時代に正倉院を参観したとき、一つくれるならこれが欲しいと軽口をいった(本気だったかも?)という逸品です。

イメージは古ーい複製(旧字体使用のころ)からとりました。

posted by 山科玲児 at 14:35| Comment(0) | 日記

マカエンセ

Macau SENADO広場.JPG



JALの広報誌 SKYWARDの最新号(2019年5月)に面白い記事があった。
http://www.jal.co.jp/inter/service/skyward/201905.html
**マカオマカエンセの食卓 **

マカエンセというのは、マカオ在住のポルトガル系の人々のことだ。私がマカオに行ったときは、ポルトガル系らしい人を見ることはできなかった。マカオの人口の2%ぐらいしかいないらしいので、無理もない。

ただ、ソルマーなどで食べたマカオ料理や、当時は日本にはろくに入っていなかったポルトガルワインが多かったことなどが、マカエンセやポルトガルコネクションの影響を感じたぐらいである。

イメージ(当方撮影 2009)のセドナ広場周辺なんかは、ほとんどポルトガルの街のようにみえるが、その裏には香港のような街があり、マカオは複雑だなあ、と感じるところがある。
posted by 山科玲児 at 09:00| Comment(0) | 日記

ポガニーのパルジファル


オマル・ハイヤームのルバイヤートの の挿絵入り本(1909が初版だが、もっとあとの再編集刊行本)を紹介したが、このポガニー
William Andrew Pogany ( 1882 ? 1955)
https://en.wikipedia.org/wiki/Willy_Pogany
古本屋の目録では、ウィリー・ポガニーなどとも呼ばれる人だが、ハンガリー出身の画家である。1世代先輩のミュッシャAlphonse Mucha( 1860 – 14 July 1939)も モラビアというスラブ圏の人だったから、この時代東欧からでた挿絵画家は意外に多いのかもしれない。


Youtubeに、この人のリヒャルト・ワーグナーの舞台神聖祝典劇「パルシファル」への挿絵が紹介されていた。ロンドンで1912年に刊行されたものである。なんというかビアズリー風で、かなり危ない感じがしますねえ。ほぼ同時にタンホイザー(1911)・ローエングリン(1913)も刊行しているようだ。当時のロンドンでは相当好評だったのだろう。

 このパルシファル
Willy Pogany - Parsifal (1912) Wagner's trilogy (II) - YouTube

にも、ワーグナーの毒がどっさり入っているので、

2017年12月23日 ワーグナーの解毒剤
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/181923314.html

で書いたように、
 解毒剤として、モンテヴェルディの聖母のための夕べの祈りのマニフィカートをお薦めする。少なくとも、当方には、かなり効く。
  思えば、ワーグナーはヴェネチアで死んでるわけで、あのワーグナーの魔力を調伏したヴェネチアの霊力が多少助けているのかもしれない。

posted by 山科玲児 at 07:40| Comment(0) | 日記