2019年08月01日

サンプルなしで贋作は不可能

金印P1050812.JPG


  金印偽作説は、天保7年の松浦道輔を嚆矢としますが、その論旨は現在は全て誤りになってます。その後、昭和27年ごろに甲府で偽作説をだした人がいて当時のマスコミに喧伝されたそうで、当時、杉村勇造氏が博物館ニュース57号に反論を書いてました。呆れたんだろうなあ。だいたい明治末のころまで漢古銅印の実物は日本にはなかった、あったとしても観ることは不可能だった。こういう状態じゃ贋作はできません。
 >神田喜一郎「京都に本当に一体秦漢の印などの実物のきたのは山田永年さんの漢騎都尉印ですな。」ref.
  サンプルなしで贋作するのはそうとう無理がありますからね。

ref. 京都国立博物館編輯、篆刻家 園田湖城、平成23年
posted by 山科玲児 at 07:59| Comment(0) | 日記