2019年11月14日

上野で装飾写本 展示

東京上野の西洋美術館で、興味深い特集展示が開催されているようです。

[新館 版画素描展示室]
内藤コレクション展「ゴシック写本の小宇宙――文字に棲まう絵、言葉を超えてゆく絵」

会期:
2019年10月19日(土)〜2020年1月26日(日)
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2019gothic_manuscripts.html

2016年に寄贈されたコレクションなんだそうですが、こういうものは、なかなか観る機会に乏しいものですし、一応西洋美術館の学芸員などの目を通って、偽物ではない、とされたものが展示されているのでしょうから、推薦できる展示だと思って、ここに書くことにいたしました。

posted by 山科玲児 at 06:24| Comment(0) | 日記

2019年11月13日

旧拓 甘泉山刻石 アップ

甘泉山刻石
アップしました。
posted by 山科玲児 at 09:58| Comment(0) | 日記

ルーブルのレオナルド展



10月24日〜来年2月24日
出品リストというか243Pもあるパンフレット(英語とフランス語)がネット公開されてます。


挿入 図版が一切なく、活字だけなのは、かえっていさぎよい。
http://mini-site.louvre.fr/trimestriel/2019/l%c3%a9onard_de_vinci/?

エントリーというか出品No.は179もありますが、彫刻、素描、習作、未完成、工房作、模写、周辺の芸術家たちの作品、赤外線写真などが主のようですね。まあ、ルーブルは  モナリザ、巌窟の聖母、フェロニエール、聖家族、洗礼者ヨハネをもっていますから。


posted by 山科玲児 at 06:24| Comment(0) | 日記

2019年11月12日

甘泉山 刻石


seirei auction 甘泉山 detail.jpg
甘泉山 刻石のこと、ちょっと調べていたら、

中国美術全集  書法篆刻編1(ref) に掲載されていた
甘泉山 刻石の初拓が、。2017年7月17日の西レイ印社 オークションに出てました。イメージはその一部分です。
http://www.xlysauc.com/auction5_det.php?ccid=972&id=132884&n=4499

約100万人民元で落札。
伊秉綬の題があるのが価値を高めているのかあ。中国美術全集  書法篆刻編1に入っていることも価値をあげているのかな。

読み返してみたら、この拓本軸の所蔵先は書いてなかったなあ。民間所蔵だったのかもしれない。このときのオークションは、かなり面白いものが出ていたようです。


REF. 中国美術全集編集委員会 中国美術全集  書法篆刻編1 商周秦漢書法 ,1987
posted by 山科玲児 at 16:51| Comment(0) | 日記

暗い太陽のパラドックス まだまだ



2018年11月10日
暗い太陽のパラドックス 解決か?
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/184904240.html

細菌を使ったモデルが呈示されたんで、解決かなあ?と思ったんですが、よく考えたら、地球の地熱・マグマが収まったあと、該当細菌が出現する前は、太陽はより暗かったわけである。では、その時代は氷河期だったのだろうか?? 勿論、地球形成初期には、マグマでおおわれていたから、表面温度2000度ぐらいだったろう。その後、だんだんと冷えて海が形成されて、100度以下に冷えた、そこまではいいのだが、その時点じゃ微生物なんかいないし、生命があらわれて、 メタンが発生するまでには、そのあと相当な時間がかったであろう。それまで、暗い太陽の状態で、氷河期に突入せずにすんだのだろうか??
大氷河期・スノーボールになっちまうんじゃないの???

 このへん、どうなんるのかなあ、

posted by 山科玲児 at 08:31| Comment(0) | 日記

2019年11月11日

乾骰Dみの花の絵

汪氏 盆景  台北.jpg

2019年10月24日
大代華岳廟碑の再出現
で書いた、2018年のパリのサザビーズで開催されたドイツの蒐集家のコレクション売り立てですが、
Fine Chinese paintings, calligraphy and rubbings from a German private collection
12 June 2018 | 10:45 AM CEST | Paris
http://www.sothebys.com/zh/auctions/2018/collection-arts-dasie-pf1827.html#&page=all&sort=lotSortNum-asc&viewMode=list&lot=37&scroll=6930

 他の出展作と落札価格をみると、やはり、「有名画家の名前に惑わされて高額落札」したようなものも目につきます。清末の学者・蒐集家:趙烈文は、蒐集家:李鴻裔の言として、こういう失敗を「ブ[務+馬]名の失」と表現しておりました(ref)。これだから、「売れる物」ということと「本物」は必ずしも一致しないんだよな。

其の中で、最後にリストされた

清 汪承霈 「菊花二開鏡片」

というのは、なかなか清雅で良いなと感じました。二開鏡片というのは、額装して観音開きのものにしたててあるのでしょう。

ちょっと調べてみたら、台北國立故宮博物院にも良い作品がある清朝乾驪{廷の高級官僚の作品のようです。イメージは台北の作品の一部。ただ、高級官僚だから、代筆も多かっただろうなあ。この人、乾隆帝の側近として、多くの書画にコメントしている汪由敦の息子のようです。

この台北の盆景を描く長い画巻を観ると、十竹齋箋譜などのような上品な文人趣味を感じます。

清 汪承霈 画万年花甲
汪承霈(?−1805)
https://theme.npm.edu.tw/exh107/MyriadPlants/jp/page-3.html


ref. 伊藤滋、魏晋小楷の名品「黄庭経 心太平本」、書聖王羲之展 図録に収録、2013年
posted by 山科玲児 at 05:36| Comment(0) | 日記

イタリア人作のシャーロック・ホームズ

シャーロック・ホームズ七つの挑戦.JPG




2016年08月13日
フランス人作のシャーロック・ホームズ
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/176460521.html

を書きましたが、


シャーロック・ホームズ七つの挑戦 
 エンリコ・ソリト  、 天野 泰明  2009/9/25

というイタリア人の作品を読んでみました。
翻訳のせいか、フランス人作品より違和感はなく、意外と愉しめました。
冒頭の2篇がよく、ジューン・トムスンなみでした。後の方はちょっとね。
posted by 山科玲児 at 04:41| Comment(0) | 日記

2019年11月10日

日本の風呂の歴史

別府.JPG

イメージは湯煙立ち上る温泉の町 別府である。

現在の日本人は、風呂好きで有名で、海外のホテルでもバスタブのある高価な部屋をあえて所望することが多い。 一方、歴史を調べると、昔はあまり風呂に入らなかったと主張する人もいるようである。

実証的に少し調べてみた。
 まず、東京の下町に昭和4年に生まれた三遊亭金馬の回想によると、子供のころ「毎日、どこかの風呂(銭湯)にいったものです」そうである。  当時の銭湯は7銭、盛りそばが十銭、小学校教員初任給が40円の時代である(ref)。

 某氏が「昭和初期のシャンプー広告で『月に一度はシャンプーしましょう、、』」というものを入浴回数と勘違いしていたが、それは間違いであることがわかる。

 江戸時代は、どうか? 銭湯の代が10文ぐらい、蕎麦代が16文(二八ソバ)だったのだから、なぜか昭和初期の値段設定と価格比が同じである。つまり生活様式があまり変わっていない。江戸時代も庶民は頻繁に銭湯にいっていた証拠だ。

 それ以前になると、よくわからないことが多い、蒸し風呂と湯を供するところが別々にあったのか?温泉はどういう営業形態だったのか? 寺院の施湯はどういうものだったのか?とかいろいろわからないことが多い。結構独断的な本や学者も多いので軽信しないようにしたいものだ。

  ただ、有馬皇子と温泉のかかわりなどをみると、七世紀ぐらいから日本人は温泉を愛好していた、と考えている。また、古事記のイザナギノミコトが黄泉の国から逃れて水浴して身を清める記述から考えると、こういう習慣は存外深いものがあると感じている。


REF.  値段の風俗史 上・下、朝日文庫、週刊朝日編,1987

   
posted by 山科玲児 at 08:36| Comment(3) | 日記

2019年11月09日

方丈記  大福光寺本

方丈記.JPG

方丈記  大福光寺本 イメージをWikimediaで公開しました。

つーか、今までなんで出てなかったのか不思議ですね。
一応、自筆本とされてんのにね。

posted by 山科玲児 at 13:09| Comment(0) | 日記

包世臣「臨書譜」巻



『墨』最新号 芸術新聞社
翰墨の縁コーナーで公開された

 翰墨の縁 一挙公開! 包世臣「臨書譜」と呉譲之跋

というのが、ありました。呉穣之を初めとして、色々な人の跋がついてる長い巻子なので、
もし、真蹟なら、名品といっていいものだと思うのですが、大きな精緻な図版がないので、なんともいえませんね。なんか、もとの写真が小さいものだったのかもしれませんね。

  こういうものは、包世臣の法帖、小倦游閣草書、の原本か??と浮き足立ちたくなるのですが、どうなんですかねえ。。印がなんか気にいらない感じもします。「蓬莱孫氏」の蔵書印がありますから、まさかソフトバンクの孫正義氏の所蔵品かも?? よくわかりません。

posted by 山科玲児 at 08:40| Comment(0) | 日記