2019年11月15日

内側に絵

天理  鳳凰 酒樽 painting.jpg天理  鳳凰 酒樽.JPG



兵庫の黒川鼓文か研究所の展覧会の紹介記事が東方書店の宣伝紙「東方」の前の号に出てました。


第122回展観「秦漢遺宝 ―器物に込めた願い」
会 期 2019年10月12日(土)〜11月24日(日)

http://www.kurokawa-institute.or.jp/publics/index/18/


  チラシの表に大きくでている酒樽の蓋の内側に鳳凰の絵を絵の具で描いてあります。その絵が公式サイトの上に背景になって使われています。
 内側に絵の具で描くということは、実用性がまるでない。酒に絵の具が溶けだしてしまうから。この展覧会に泉屋博古館から借りてきた同じような酒樽の例では、内底のほうにも絵を描くようです。内底なら常に酒に接するところなので、なおさら問題です。

 ただ、この金メッキ施した青銅器自体は王侯貴族が使う実用を考えて作られているようにもみえます。とすれば、実用のものを副葬品として埋葬に使うときに、こういう絵を描いてなにかのまじないにするという慣習があったのではないか、と思います。こういう内側に絵の具で鳳凰を描いた同型の青銅器は何点もあります。

イメージに使ったのは、天理参考館にあるもの。写真著作権消滅済み。

イメージソース 水野、漢代の絵画、平凡社、1956


posted by 山科玲児 at 08:36| Comment(0) | 日記

北京の肺ペスト  続報 



1)11月12日,内モンゴル自治区シリンゴル盟ソニド左旗の2名が肺ペストと診断された。救急車によって北京市に搬送され,現在,北京市朝陽区の専門医療機関において治療を受けている。
 
(2)北京市はペスト発生源ではなく,自然環境の中にはペスト菌は存在しない。北京市の医療衛生部門は各種の予防・対策措置を展開しており,今回の感染症例が更に拡散するリスクは極めて低い。

どうも、香港などの中文情報を複数読んだところ、
 内モンゴル在住の要人VIP(モンゴル人とは限らない)とその愛人もしくは家族が患者で、北京の朝陽区の病院(減圧換気装置まである伝染病対応病院)に緊急搬送されてきた、というのが真相のようである。内モンゴルの病院で、VIPが治療を受けていて好転せずペストが肺ペストに移行し、脇にいた愛人?まで肺ペストになってしまったので、手がつけられなくなって北京搬送になった、という事情が推測される。

よほどの要人じゃないと、こういう扱いは受けないだろうし、愛人?とすれば、また「規律委員会」の介入も考えられるからか、名前は一切出ていない。

 こういう事情なら、北京の地下鉄や空港で肺ペストがまきちらされる、という最悪の事態はない、と考えてよいだろう。中国共産党の宣伝にのっているような気もするが、様々な中文の情報を読んだ結果はこういうことが真相に近いと考えている。

 モンゴル地域から中央アジアは、古くからペスト流行地だったから、こういうことがあってもおかしくないが、VIPまで罹患するとはおかしい。隠蔽され秘密にされていたが、内モンゴルでかなりひどいペストの流行があるのではないか?と推量している。



posted by 山科玲児 at 04:24| Comment(0) | 日記