2019年11月17日

年号が拓本にはなかった

安周 detail ss.jpg


第二次世界大戦の連合軍によるベルリン空襲で粉みじんになった
沮渠 安周碑
https://reijibook.exblog.jp/28703252/
アップしました。
北京の国家博物館の拓本では、「承平」という年号 箇所が採れておりませんので、写真の精細画像を提供します。
タグ:書道史
posted by 山科玲児 at 12:47| Comment(0) | 日記

ロウソクは食べられるか?

茶山翁筆のすさび korea1.jpg茶山翁筆のすさび  korea2.jpg
  朝鮮通信使がロウソクを盗み食いするという江戸時代の記述があるが、一体ロウソクは食べられるものだろうか? バラムツ・アブラムツという魚を食べたとき強度の下痢が起こるようにワックスは食べると大変なことになる。色々調べたところ、「木ロウソク」の成分はロウ=ワックスではなく、中性脂肪なので食べることはできるようである。
他のロウソクは食べられないようだ。

現代語訳
 茶山翁 筆のすさび 巻之三  
朝鮮人の説
四方の国で北狄(北方騎馬民族)より強いものはいないし、琉球より貧弱なるはないし、朝鮮より礼儀のある国はないとと書物には書かれているけれども、今時の朝鮮人は威儀のない事が甚しい。お膳をささげてもっていく途中で、料理のおいしいところをとって食ってしまう。また燭台に立てたロウソクを盗み食う。また、席(敷物)に小便をし、坐の横に唾を吐く。召使い随員などは屋敷の前で寝ていてイビキをかいているものもいる、知識人でも詩を人に送るのに自分の号を書く(謙遜して号ではなく名前を書くのが礼)連中が多い。殷の王子:箕子の教化も長い年月でここまで劣化したのだろうか、中国人が礼儀なりというのも変なことである。

原文
菅茶山(1748年ーー1827年) 茶山翁 筆のすさび 巻之三 
朝鮮人の説 四方の国北狄より強はなく、琉球より貧弱なるはなく、朝鮮より礼儀なるはなしと書中に見えたれど、今時の朝鮮人威儀なき事甚し。膳案をさゝげゆくに半途にて其中の嘉味(かみ)をとり食ひ、又燭台に立てたる蝋燭をぬすみ食ひ、或は席上に尿(ゆばり)し坐側に唾す、僕従など庁前に鼾睡(いびき)するもあり、物しれる輩(ともがら)も詩を人に送るに号を書するの類あげて数へがたし。箕子の化も年久しくてかくなり下(くだ)りしか、唐山の人これを礼儀なりといふもいぶかし。

ソースは安政4年の版本:イメージ


posted by 山科玲児 at 10:18| Comment(0) | 日記