2020年01月15日

マヤ文字が読めない考古学者

マヤ文字解読.JPGHugo Winkler.jpg





マイケル・D. コウ Michael D. Coe,
監修増田 義郎,  翻訳 武井 摩利, 徳江 佐和子
「マヤ文字解読」
http://www.amazon.co.jp/dp/442220226X/

これは、原著が1999年 出版であるが、1993年ごろに書いた第11章において、

>今でも大多数の現場考古学者はマヤ文字をほとんど読むことができない

と書いてある。えー、そんなことあるんかなああ。。。確かにこれはずいぶんと変なことである。コウ先生も書いているようにメソポタミアやエジプトの考古学者が古代文字を読めないなんてありえないだろう。またマヤ語ができない考古学者も多いようである。

当方は、学生時代に、スペイン語、マヤ語、英語が必要だというので、これはしきいが高いな、と思って、この分野の研究は諦めたのだが、米国でなら楽勝だったんだな。

現在のトルコ、ヒッタイト帝国(マンガで有名になって宝塚にも出たらしい)の王都ハットゥーシャ(現  ボガズキョイ村の郊外)を発掘したのは、ドイツの学者フーゴー・ウィンクラーHugo Winckler(1863-1913  右イメージ)だった。1906年7月17日から発掘を開始した。1906年8月20日、発掘された楔形文字の粘土板のうちアッカド語(メソポタミアで使われていた言葉で当時のオリエントの国際語であった)で書いてあるものは、ウィンクラーは、すぐに読めたようで、その1枚が 世界最古の平和条約 エジプト・ヒッタイト平和条約のヒッタイト側での写本であると気がついたそうだ(ref)。エジプト側の写本は、カルナック神殿の壁にラムセス2世がデカデカと刻んでいたから、既に有名だった。

1906年8月20日、コウ先生が嘆いた1993年の87年前のアッシリア学者は楔形文字アッカド語文書を現地で読めるのが普通だったという証拠でもある。

2019年09月28日 世界最古の平和条約 原文英訳
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/186614017.html

ベルリンにある粘土板(Wikimedia):  どうもイスタンブールにもあるようなので条約の写しは複数あったようだ

エジプト  カルナック神殿にある条約 刻文  写真
https://www.hethport.uni-wuerzburg.de/HPM/pics/anfaenge/7-Ramses-Friedensvertrag.jpg

REF. 高津・関根、古代文字の解読、岩波書店、1964


posted by 山科玲児 at 07:48| Comment(0) | 日記

タイで武漢肺炎がみつかった意味

中国外初、新型ウイルス検出 タイ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00000058-jij-asia



  武漢は1000万都市です。そのなかでたまたまタイを訪れた一人の女性が、たまたま全く同じウイルスに感染していてタイで入院した。
 そんな偶然があるでしょうか? そんな偶然があるとしたら、武漢で相当数の患者がいて、人から人へ移っているパンデミック状態なのか、または武漢に多量にいる昆虫のような小さな生物が媒介している、ぐらいしか考えられないでしょ。

 中共政府発表の患者数が59人で全然増えないのが不気味ですね。

 ウイルスの簡易検査キットが香港でできてるようなので、タイでは、それを使ったのかもしれません。香港で発見された武漢からの旅行者の肺炎ですが、同じウイルスであるかどうかは近日中にわかると思います。現在香港から出ている情報では、2/3ぐらいは普通のインフルエンザなど既知の病気のようです。
 だいたい香港での「疑い例」が67人になり、武漢の患者数より増えるってありえないことですね。
 不自然極まりないですね。

posted by 山科玲児 at 05:40| Comment(0) | 日記

2020年01月14日

イランのなかで権力闘争か?



  今回、ウクライナ民間航空機がテヘラン空港で撃墜された事件について
  イラン革命防衛隊の犯行として、イラン政府が謝罪した件について、見当違いのコメントがネットに多い。
 それは、イランの国内権力構造をまるで知らないからだ。

 イランには軍隊が2つある。イラン国軍と イラン革命防衛隊だ。その最高司令官は最高指導者であるハメネイ師である。
 イラン大統領ロウハニは軍の最高司令官ではない。これで既に仰天なので、多くのコメントがイラン大統領の責任がどうとかこうとか言っているのは全く馬鹿げている。しかも、やらかしたのは最高指導者であるハメネイ師の影響力が強いといわれる革命防衛隊のほうで国軍ではない。  
 これはヒットラーナチス政権下のドイツ国軍とSSとの対立関係を連想させるものがある。ヒットラー暗殺計画やったのは国軍だった。

  どうも、イラン国内で権力闘争が起こっているのではないか?? という感じがする。
  謝罪した「政府」は大統領配下の官僚達だろうし、これで「革命防衛隊の力を削ぎたい」という意図があるのではなかろうか?

posted by 山科玲児 at 10:06| Comment(0) | 日記

リアルな箸置き

箸置き ss.jpg


  これは、島原焼の箸置きなんですが、宜興陶器の、リアルな豆、栗、レンコンなどとよく似ておりますので、また買ってしまいました。長崎駅前の県営バスターミナル2F 長崎物産館で売ってます。


島原焼窯元 陶房『草まくら』|島原市特産品「新鮮五感・島原からのおくりもの」
http://www.yokabai-shimabara.com/list/kusamakura/index6.html
posted by 山科玲児 at 09:28| Comment(0) | 日記

2020年01月13日

見て食べる料理



  日本の料理の盛りつけの美しさは、日本料理だけでなく、日本でのイタリア料理、仏蘭西料理などでさえ、本場の料理よりはるかに美しい。
 新フランス料理なんかの盛りつけは明らかに、日本料理に学んだところが大きいだろう。

 最近、ちょっと知ったのは、ヴェトナムのフエの料理が、かなり見た目を大事にしたもののようだ。
   https://vietcam-oh.com/blog/local/2016/06/000236.html

 一方、インドの観光CMでみたものは、あまり視覚的によいわけではないようだ。

Incredible India Cuisine
https://youtu.be/nbsEgSvy4jQ
posted by 山科玲児 at 19:03| Comment(0) | 日記

PC更新

いうまでもない理由で、新しいPCにやむをえず更新しないといけないので、
宅急便を待っている。ブログ更新がその間は滞るとおもうので、
ご容赦ください。

ああ、めんどくさい


posted by 山科玲児 at 12:43| Comment(0) | 日記

2020年01月12日

台湾基進党 1議席  獲得

台湾基進党は若者中心の 台湾ファーストの政党で、

この選挙で1議席 
>台湾独立を主張するミニ政党・台湾基進党新人の陳柏惟氏(34)が国民党の現職、顔寛恒氏(42)を下した。

大きな進歩だと思う。

また、国民党の呉敦義(ウードゥンイー)主席は落選した。
比例選で出馬していたのだが、国民党の比例議席がゼロのはずはないので、比例名簿の下の方につけていたということのようである。主席が1位2位ではないというのは、どういう事情によるものなんだろうか。。




posted by 山科玲児 at 14:56| Comment(0) | 日記

銅羅湾書店は台北で

銅鑼湾書店事件で中華人民共和国で監禁尋問された店主が、
今は、台湾に住んでいて、
MRT中山駅の近く、新光三越のむかいの雑居ビル10Fで再開業するそうだ。もとの銅鑼湾書店も銅羅湾地区の「そごう」のむかいだったそうである。

その店主に、元朝日新聞記者:野嶋 剛(のじま つよし、1968年5月 - )がインタビューした記事があった。
2020年1月8日
中国に拘束された香港の書店主、いま台湾へ
台湾総統選と香港人たち(上)
 https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18337

やはり台湾に逃げ出して再起を図っている香港人は他にも多いんだな。ただ、香港人と台湾人はさほど仲が良いわけでもないので、香港人移住者が多くなると対立もでてくるかもしれない。そこに中共がつけこむという構図も考えられる。
しかし、当面は中共の浸透工作を押し返すのが第一だろう。
まあ、この林氏は、別のインタビューで、
中国大陸当局からの圧力を受けた場合、台湾に政治的保護を求める可能性はあるかと尋ねると、林栄基さんはすぐにその可能性を否定してこう言った。「台湾の民主体制と自由な社会は、多くの人々の流血によって得られたものだ。自分がその上に悠然とあぐらをかくわけにはいかない」。
と言っているから、わかってる人だが、そうでない香港人もいるからね。同じインタビューにでているもうひとりの人は、もと上海人だが、そういう危うさがある。

野嶋 剛 氏は、
私は事件が起きるまで、一度も足を踏み込んだことがなかったが、
と書いているが、政治記者としては不思議なスタンスである。多くのジャーナリストが訪れた銅鑼湾書店のはずだ。やはり朝日新聞からのシバリであろうか??


野嶋 剛 氏は、
『ふたつの故宮博物院』新潮選書 2011  では、かなり無知をさらけ出していたが、
『謎の名画・清明上河図 北京故宮の至宝、その真実』勉誠出版 2012  では、なかなか良い本を作っている。

『故宮物語 政治の縮図、文化の象徴を語る90話』勉誠出版 2016  では、インタビューのところは出色なところがあるが、本体はどうかなあ。。


posted by 山科玲児 at 09:30| Comment(0) | 日記

蔡英文 再選



台湾の蔡英文総統が800万票という圧倒的多数で再選された。ひとまずおめでとうと言いたい。

蔡英文氏には、親しみ深いエピソードがある。例えば、

クラゲさん Twitter
https://twitter.com/heterophyllum/status/693301570696417280

【神回】台湾の総統とYouTubeコラボしました。
https://www.youtube.com/watch?v=rX3WXL89Hys

などである。
ただ、民主進歩党が、立法院選挙で議席を減らしているというところに、一抹の不安を感じる。
過半数は確保しているので、ネジレにはなっていないのが救いだが。。

posted by 山科玲児 at 08:03| Comment(0) | 日記

2020年01月11日

マヤの書記とその世界

コウ先生の
1973年のニューヨーク Grolierクラブでの展覧会「マヤの書記とその世界」The Maya Scribe and His World

のカタログがネットPDFで公開されているようである。


posted by 山科玲児 at 08:55| Comment(0) | 日記