2020年03月26日

ColBase: 国立博物館所蔵品統合検索システム

 

ColBase: 国立博物館所蔵品統合検索システムについて


ColBase: 国立博物館所蔵品統合検索システムは、国立文化財機構の4つの国立博物館(東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館)の所蔵品を、横断的に検索できるサービスです。


というのが、あります。一見便利ですが、やはり基礎になる写真や帳簿データがないものは、どうしようもないわけで、そういうところを軽視して、上物ばかりつくっても、中身がスカスカになってしまいますね。

嘘だと思ったら、
「神谷伝兵衛」で検索してみてください。東京国立博物館に多数の工芸品を寄贈された 
明治の実業家:日本のワインの草分けで、電気ブランの発明者:浅草 kamiya barに名を残した人です。
神谷伝兵衛 寄贈品は見事に写真が寥々たるものです。
posted by 山科玲児 at 09:46| Comment(0) | 日記

美術館・博物館員は機会を活かせ

京都国立博物館P1110378 (1).JPG


  コロナウイルス禍で、国立博物館は閉鎖されておりますし、主立った博物館 美術館も閉鎖されています。
  これは、逆に、博物館・美術館が特別展準備などに忙殺されることなく、自館の収蔵品を再点検し、研究する絶好の機会ではないでしょうか? 
  新しい九州国立博物館はともかく、歴史の古い東京国立博物館、京都国立博物館(イメージ)などでは、膨大な収蔵品がお蔵入りしております。もちろん多くがあまり価値のないものなのですが、なかには、単に担当がその分野の専門でなかった、とか偶然下積みになってしまった作品も少なくないのです。

例えば::
2018年08月24日 京都国立博物館の熹平石経
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/184247578.html

 学芸員でも、普段は特別展準備に追い回されることが多いのです。常設展でも、毎回同じものがでてくることが多いのは、収蔵品が少ないというよりも、先輩が保証している無難なものを出すほうが安全とか、再度解説や展示企画をする労力・時間がない、というのが理由でしょう。

 コロナウイルス禍で、特別展もつぶれるし、海外はもとより国内出張すらできない、いろんな催しや講演会なども自粛、、というこういう環境は、自館をみなおし研究する絶好の機会ではないか?と愚考するところです。

posted by 山科玲児 at 08:25| Comment(0) | 日記