2020年04月28日

インドでも中国製検査キット不良

 

日経新聞

インド、コロナ抗体検査延期 中国製キットの精度懸念


 >インドで新型コロナに感染している患者に抗体検査のキットを使用したところ、感染していないとの結果が出たため本格的な使用を控えるという。
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ニューズウィーク日本版
インド、新型コロナウイルス抗体検査の一時中止を指示 中国製検査キットの正確性に懸念
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93220.php

 企業の中国進出を煽った日経よりはニューズウィークのほうがまだ正確のようで、抗体検査のようです

>抗体検査の結果に矛盾が生じているため、保健当局に検査の一時中止を求めたと明らかにした。
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産経新聞
インドが中国製の新型コロナ検査キット返品へ 抗体検査で精度にばらつき
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200428/mcb2004280736006-n1.htm

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インドでも、中国製 検査キットのおかしさが明らかにされてきております。

英国でもスペインでもチェコでも返品、フィリッピンでも「40%も精度なし」でゴミ箱行き

こんな検査キットを輸入して日本で商売にしようとしていた連中が、経団連メンバーの錚々たる大企業なんだから、呆れる他はありません。

読売新聞
 15分で判定・精度95%、新型コロナ検査キット販売へ…中国から輸入
2020/03/12
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200312-OYT1T50221/


posted by 山科玲児 at 07:41| Comment(0) | 日記

メルボルンの聖母子


2020年03月31日に
インスホールの聖母子
というコメントを書いたが、もと、ヤン・ファンアイク作とされてきたこの小さな聖母子像
について、

メルボルンでの詳細な研究をざっと読んでみた。。
The National Gallery of Victoria’s Virgin and Child, by a follower of Jan van Eyck: a continuing reassessment | NGV
https://www.ngv.vic.gov.au/essay/the-national-gallery-of-victorias-virgin-and-child-by-a-follower-of-jan-van-eyck-a-continuing-reassessment-2/

特に、面白いと思ったのは、聖母子の背後の錦の織物・壁掛けが ファンアイクのものと似ず、メムリンクが使っているものとそっくりだ、という指摘である。確かにこれはそうだ。

メムリンクの真作間違いない、ブリュージュのヨハネ・マリア祭壇画(1479)の聖母子背後の壁掛けと酷似しており、この壁掛けはロンドン:ナショナルギャラリーのダン祭壇画(1480?) ルーブルの「聖ヤコブと聖ドメニコのいる聖母子」にも流用されている。

  そうなると、メムリンクのアトリエにいたことがある、メムリンクとは別人の画家の作品であり、当方が昔考えていたペトルス・クリストスとは違い、ペトルスより一世代後の画家ということになる。ヤン・ファンアイクの孫弟子ぐらいの世代ではなかろうか。

  もう一つ面白いのは左側の窓の雨戸というか防護用のシャッターがガラス窓の外側壁の外側につけてある、という指摘である。ベルギーの場合、ほとんど内側につけてある。例えば、メムリンク作マルチン・ニーウェンホーヘ像(ブリュージュ)の背景の窓:ファンアイクのアルノルフィーニ夫妻像(ロンドン)の左側の窓、、外側にシャッターをつけるのは、どうもドイツよりの地方の習慣らしい。フェルメールの窓は外側に雨戸のようにみえる。そうなると、この画家はメムリンクと同様ドイツから来た画家なのかもしれない。

  いずれにせよ、偽物ではない。1480年前後の作品だろう。

posted by 山科玲児 at 06:27| Comment(0) | 日記