2020年07月06日

江村書画目 写本

江村書画目front.JPG



最近、江村書画目の、香港での写本影印がヤフオクに出ていたが、落札失敗した。

江村書画目1冊 C・高士奇編纂 龍門書店 1968年香港初版
である。ただ、いくらか画像データを収集したので、この写本が後述の羅振玉 活字本(イメージ)の原本らしいことはわかる。また、この写本は著者自筆ではなく、別の人がか写した写本のようだ。当時、シカゴ大学の銭 存訓の所蔵だったようだ。銭 存訓は、
中国の紙と印刷の文化史 〈新装版〉
銭 存訓(著)
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784588371189

で、日本でも知られている書誌学者である。


江村書画目の、この香港での写本影印は、台湾の東海大学では一部のイメージを公開している。
http://sc.lib.thu.edu.tw/books.php?books_id=279

江村書画目については、
2018年03月03日 江村書画目
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/182569244.html
に書いておいた。

羅振玉が1924年に活字本で出した江村書画目(イメージ)は、短いくせに、一般読者に読めないという不便があるので、当方も一肌ぬいで、全ページをネットにあげておいた。

https://reijibook.exblog.jp/27114481/
https://reijibook.exblog.jp/27116420/
https://reijibook.exblog.jp/27118657/

タグ:江村書画目
posted by 山科玲児 at 10:16| Comment(0) | 日記

スウェーデン女王クリスチナ

Durer AdamEve Prado.JPGスウェーデン女王クリスチナ.JPG


  プラド美術館の至宝の一つ。デューラーのアダムとイブ
は、

スウェーデン女王クリスチナからスペイン王フェリペ4世に贈られたものである。そのつながりで、超個性的な女性:スウェーデン女王クリスチーナに関心をもった。そして、彼女の伝記が日本語で書かれていた(上右イメージ)。
下村寅太郎: スウェーデン女王クリスチナ、1975
中公文庫にもなっていたようだが、今は絶版。

ただこれはかなり古典的な文体の史伝で哲学者でもあった著者の精神史という関心が強いので、欧州随一の美女でヤンデレの母:マリア・エレオノーラのエピソードはあまりでてこない。文体でいうと、確かに田中芳樹:銀河英雄伝説のそれに近いな。

このデューラーのアダムとイブ が贈られた1654年は、クリスチーナが、自発的に退位した年であることには、なんらかの意味があるかもしれないなあ。



posted by 山科玲児 at 08:23| Comment(0) | 日記