2020年08月06日

メムリンクの値段

ハンス・メムリンクの 最後の審判 はポーランドのグダニスク(旧名  ダンチッヒ)にある。
細部クローズアップで詳細 動画::
Hans Memling | Jacek Kaczmarski - YouTube
https://youtu.be/f1KOnV6A3To
ルドルフ2世が、ダンチッヒ市に4万ターレルで買おうと提案したそうだ。
この4万ターレルというのは、現在でいう、いくらぐらいの価値なんだろうか?

時代 数十年年ばかり下るがスウェーデンのグスタフ・アドルフがフランスからの援助で、30年戦争に参戦したが、そのときの援助金支払いの残金が20万ターレルだったようだ。
また、スウェーデン女王クリスチナが退位したとき、元女王としての体面を保つ年金というか領地からのあがりが年間20万ターレルぐらい、なんだそうである。時代によるインフレ問題はあるのだが、だいたい1ターラー=1ー2万円ぐらいか、そうなると、ルドルフ2世は5ー10億円ぐらいダンチッヒに呈示したkとになる。


posted by 山科玲児 at 19:00| Comment(0) | 日記

宋拓王右軍書の原本

宋拓王右軍書 (1).JPG

  宋拓王右軍書は商務印書館から にコロタイプ影印出版されたもの(イメージ)で、宇野雪村氏も高く評価していたものだ。淳化閣帖の原刻原拓の候補にあげてるくらいである。中国でも好評だったらしく何度も版を重ねており、貧架のものは、1933年 第8版である。日本でも、このコロタイプ本をもとにして何度も翻印された。ただ、翻印のほうが良いような感じがすることもあり、コロタイプの場合、版によってかなり出来不出来があるのだろう、と思っていた。
この原本が香港の中文大学文物館にある
http://www.artmuseum.cuhk.edu.hk/zh/collections/results/detail/1705
http://www.artmuseum.cuhk.edu.hk/zh/bookstore/overview/detail/47
である。中文大学文物館サイトは、前は小さなイメージしか出していなかったが、この混乱のなかで、突然、こんな詳細イメージをたくさん公表しているのは千載一遇かもしれないなあ。。。
 
ただ、なぜか、「宋拓王右軍書」という言葉が、宣伝文句に入っていないので、ひょっとしたら知らない人もいるのではないか、と邪推している。
宋拓王右軍書のファンの方なら全部の拓本カラー影印 カラー詳細写真は歓迎されるものであろう。

香港の研究者の意見では、これは、淳化閣帖の翻刻で有名な「泉州本」の最古の拓本の零本断片の集成のようである。その根拠は 淳化閣帖第六「月半帖」の末尾の「拝」の左下に飛び出した点画があるということだそうだ。これが「泉州本」の特徴だということは、雍正8年序の王ジュ  淳化秘閣法帖考正  にも書いてある。



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posted by 山科玲児 at 05:23| Comment(0) | 日記