2020年11月14日

書学書道史研究 30号  続

下絵和漢朗詠集切 五島.jpg

山本まり子、下絵切「和漢朗詠集」の位置

という論文では、図版が全くないので、この比較的有名でない古筆切が何なのかすぐにピンとこきません。

そこで、五島美術館の断簡を呈示しておきます。


posted by 山科玲児 at 11:31| Comment(0) | 日記

書学書道史研究 30号



最新号は、なかなか面白い論文が多いと思います。

巻頭は、殷周青銅器銘文鋳造方法について、200年前の阮元(1764−1849年)の仮説の一つを、実際に鋳造する技術者として、再現してみるという論文です。

山本尭、鋳物の技術と文字、
 ただ、どうなのかなあ、当方は松丸氏のアイディアのほうがいいと思うんですけどね。。

2番目は、
井田明宏、後漢時代の鎮墓瓶にみられる書法の二系統性について

これも、面白いですね。
永寿2年3月壺 : 玲児の蔵書
https://reijibook.exblog.jp/28157098/
  で、とりあげたものもはいってます。ただ、この文字は漆で書いたのか墨や朱で書いたのか、そのへんが明言されてないようにみえました。どっちもあるのかもしれません。

3番目は、
池田絵里香、「雁塔聖教序記碑」にみえる複雑な刻線の考察

 これは、古くからいわれていることですが、碑面そのものの写真も利用して、なかなか細かくやってます。
posted by 山科玲児 at 08:45| Comment(0) | 日記