2021年01月27日

インテリジェント

インテリジェントなことは、ほんとに時間がかかる。しばらくやっていてはっと気がつくとこんなに時間が経っていたのかと驚く。それに、気力をふるいおこしてようやくはじめられるという感じもある。

脳が燃費が悪く、体のエネルギーのかなりの部分を使っているというのも、むべなるかな。。ただ、脳はブドウ糖と酸素あればいいというお手軽システムではあるんですけどね。

だから、時間制限があるときは、単純作業のほうを優先的にあてたほうがいい。インテリジェントな作業はどうしてもエンドレスになってしまい、顧客がいるときは迷惑をかけがちだからだ。
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2021年01月26日

ヴェトナム風ポテサラ  続

Viet  bar 博多 (1).JPG

2019年04月06日 ヴェトナム風ポテサラ
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/185820755.html
で 書いたヴェトナム風ポテサラですが、検索してたら、キューピーのサイトに全く違うレシピがありました。
ううむ、ニョクマムがないのは日本人むけということなのかな。。
現地ヴェトナムでは、どうなのかな。案外現地でも何種類もレシピがあるのかもしれない。

西部ガスの宣伝紙にあった、ベトバル アンディ(イメージ  当方撮影)の ポテトサラダ

ベトバル アンディ




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2021年01月25日

伝世古と土中古

中国の美術 現代教養文庫.jpg

小杉一雄、中国の美術、現代教養文庫 1974/1/1
には、
「伝世古と土中古」 という辛辣で鋭い章があり、大いに啓発されたのだが、

その再版に位置する
中国美術史―日本美術の源流  南雲堂 – 1986/4/1
では、あっさり削除されていた。なんか自己規制・検閲の悪臭がして嫌だね

小杉一雄、中国の美術、現代教養文庫は、まだかなり安く古書で入手できるようなので、
一読をお勧めしたい。勿論、古い本なので、絵画史のとこなんか少しおかしいところもあるし、あちこち古いところもあるけれど、刺激的な文章が多いと思いますよ。



posted by 山科玲児 at 09:19| Comment(0) | 日記

2021年01月24日

群衆の歓呼

ravenna mazaic  ss.jpg



生き残った帝国ビザンティン 講談社現代新書  に、こういう記述がある。イメージはラヴェンナにある、ビザンチン皇后テオドラのモザイク。

>ビザンティン帝国では、都コンスタンティノープルの宮殿において皇帝の即位式が行われる時、「デーモス」と呼ばれる人々が「ローマ人の皇帝万歳」を唱えることになっていた。デーモスとは市民とか民衆という意味のギリシア語である……。これはいうまでもなく、皇帝は市民のなかの第一人者である、というローマ古来の理念を受け継いでいたのである。ローマの伝統を受け継ぐビザンティン帝国ということ、それ自体には取り立てて不思議はない。この国の特異な性格はその先にある。「デーモス長」は皇帝直属の高級官僚であり、「デーモス」もまた国家から給料を得ている下級役人であった……。のちにみるようにビザンティン皇帝は、ローマ皇帝とは異なり絶対的な権力者であった。それにもかかわらず、建前としての「市民の第一人者」を維持するために、わざわざ宮廷に「市民」を雇い、その歓呼によって即位するという形をとったのである。
>
これはたぶん10世紀ごろの事情だと思う。ローマ帝国皇帝は、ローマ市民の第一人者であり元老院によって選ばれるというオクタヴィアヌス以来の建前があった。その建前と正統性を引き継ぐために、こんなことをしていたわけである。ビザンチン皇帝はクーデターや血縁や軍隊での同僚などで選ばれたのであって元老院とはほとんどなんの関係もない。それでも前期のビザンチン(東ローマ)皇帝たちは、戴冠式のあと競馬場の大群衆の歓呼を得ることで「ローマ市民」に認証されるという形式をとっていた。それが壊れたのは「ニケの乱」からであるが、競馬場が廃止されたわけでもないので、その後も競馬場でのセレモニーは形を変えてあったのかもしれない。

 アメリカ建国の父たちが、古代ローマの共和制 + 独裁官または最高司令官 をモデルにしていたのは、前も述べた。
 今回の就任式は、大群衆の歓呼で皇帝就任を認証するという、ローマ帝国のモデルを一切切り捨ててしまった。ヴァーチャルな上、一部の動画は空の天気が明らかに違うので別の日に撮ったものを組み合わせたものだろう。
 そういう意味では、バイデンとそのまわりのDSは、ビザンチン皇帝より独裁者的である。
就任式会場前、旗20万本が埋める コロナで様変わり
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM199VD0Z10C21A1000000

 その一方、トランプのフロリダ帰還は、古代ローマ皇帝の凱旋式のようである。
We Love Trump! フロリダ州で多くの支持者が出迎える|パームビーチ Palm Beach|マール・ア・ラーゴ Mar-a-Lago - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=318uoYKCbmg

ref 井上 浩一. 生き残った帝国ビザンティン 講談社現代新書
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000146494

posted by 山科玲児 at 11:56| Comment(0) | 日記

初音ミクとルネサンスの理想

Kegel Musikalisch Opfer BWV1079 (2).JPG

J.S. バッハの六声のリチェルカーレを20世紀ウイーンのウェーベルンが編曲したものを繰り返し聞いている。CDなら、ケーゲルのもの(上イメージ)がいいと思う。
youtubeなら、
J. S. Bach/A. Webern: Ricercar a 6 ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Antonello Manacorda - YouTube

これを聴いていて、ボーカロイド 初音ミクの名演も思い出した
音楽の捧げもの BWV1079 Bach The Musical Offering Ricercare a 6 VOCALOID - YouTube
  なぜかイタリア語など外国語のコメントしかない。これは往年のスイングルシンガーズのものより優れている。この曲自体ボーカロイドむきなんだろうか。。

  更に思ったのは「初音ミク」という日本語の音とアクセント抑揚が この主題と異様にあっているからだ。
 これは、別のボーカロイド演奏
初音ミク バッハ(6声のリチェルカーレ) BACH ricercar a 6 BWV1079 - YouTube
では、より露骨にわかる。
 16世紀末 リヌッチーニOttavio Rinucciniなどの「言語と音楽の一致」というテーゼはリヌッチーニはじめルネッサンスの音楽家・詩人たちによって繰り返し理想として提起されていたが、必ずしも成功したとはいえない。音楽の歴史における突破口が、「ボーカロイドの名前」によって引き起こされるとは、誰が予想しただろうか。       
             

posted by 山科玲児 at 08:40| Comment(0) | 日記

2021年01月23日

温泉銘

パリのBiblioteque Nationale のペリオ・コレクションで
おそらく、貞観十五年蒋善進臨 真草千字文より有名かもしれないのが、
世界最古の拓本とされる

温泉銘  ですので、これのURLもみつけておきました。

[Wen quan ming 温泉銘 par l'empereur Tai zong 太 宗]. | Gallica
https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv1b8303120v/f1.item

拡大すると、なんか凄い感じです。やっぱり剪装したあとがちゃんとみえますね。。

この 温泉銘  中国では、全く滅んでいたのかというと、そうでもなく、かなり鈍くなって劣化した翻刻が法帖に「秀岳銘」として収録された例もあるようです。しかし、この生々しい、初唐の拓本には到底及びません。

posted by 山科玲児 at 18:10| Comment(0) | 日記

ペリオ本真草千字文

パリのBiblioteque Nationale には敦煌からペリオが買ってきた多量の写本が所蔵されてます。
この中で、書道史的に重要なものも数々あるのですが、なかでも素晴らしいものに、

ペリオ本 貞観十五年蒋善進臨 真草千字文
https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/btv1b8302847m

があります。
以前、パリを訪ねるとき、事前に閲覧申し込んだんですが、断られてしまいました。

実は、このURLで公開されていることに、先日
2021年01月19日 敦煌写経の紙
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/188322283.html

で紹介した
Scientific Analysis of Pelliot Collection
http://www.afc.ryukoku.ac.jp/pelliot/contents2000.html
をみていて、はっと気がついた次第です。

このサイトでは大きく拡大できるし、カラー精細写真なので、実物を鑑賞しているかのようです。翰墨の宝とでもいうべき写真ですね。

昔、敦煌書法叢刊の「砕金1」で、全長のほぼ半分のカラー写真と全体のモノクロ写真が発表されていて、ずいぶん助かったものですが、このサイトの写真は更に素晴らしいものです。

そして、以前は、粗い布(羅)が表面に施されていて、布目がみえていたんですが、現在は除去されているようで、ありがたいことです。

また、空罫がすべて凹になっているようにみえますね。その間に書いていることは、日本にある  国宝  真草千字文 墨跡と同じなんでしょうね。日本のほうは、装丁されているので、空罫はそれほどめだちません。

posted by 山科玲児 at 11:23| Comment(0) | 日記

2021年01月22日

雲岡石窟

雲岡n109.JPG

 概説書を読んでると、曇曜が北魏五帝に似せて雲岡石窟に5つの大仏を作ったかのように誤解してしまう。たぶんそうだろうとは思うが、魏書釈老志には、明確にそう書いてあるわけではない。

曇曜の師匠先輩にあたる西域の王族の僧侶:師賢が、五帝になぞらえて丈六の金銅仏を五体つくったということは書いてある。師賢はまた文成帝の等身の石像(たぶん仏像)をつくり黒子まで似ていたそうだ。
  師賢が逝去したあとに、曇曜が雲岡に5仏像を作ったことが書いてあるので、たぶんそうなんだろうなあ、、とは思うけれど明言してるわけではない。

イメージは戦前の美術研究 から、写真著作権消滅済み::
タグ:雲岡石窟
posted by 山科玲児 at 12:17| Comment(0) | 日記

2021年01月21日

実物みてるわけではないのですが



中国美術史 大師原典 という中国絵画複製を出版販売してるみたいです。


ただ、このシリーズには、有名な傑作・劇跡も多数入っておりますが、どうみてもおかしいものも入っています。
牧谿「水墨写生図」は、どうみてもおかしいでしょう。少なくとも日本の学者は絶対認めないと思います。
本の実物みているわけではないので、写真印刷色再現はわかりません。高い本ではないので珍しい図版があれば一冊ぐらい買ってみたい気もします。
posted by 山科玲児 at 08:38| Comment(4) | 日記

2021年01月20日

チュロスは曲がっている

Madrid チュロス  ショコラ Desayuno.JPG

最近、マンガで、チュロス好きの主人公がでていた。

どうも、アメリカ式なのかディズニー式なのかは知らないが、真っ直ぐの直線で棒のようなチュロスのようだ。
マドリードで食べた感じでは、少し曲がっていて大きな円孤なのが多かったので、
この点だけは違和感がある。

【感動!】スペインの伝統あるチュロス屋さんのキッチンを覗かせてもらったよ♡ - YouTube

posted by 山科玲児 at 11:49| Comment(0) | 日記