2021年02月17日

1930年の広東



 ペンシルバニア大学博物館のサイトを閲覧していたら、1930年に中国の広東の街や田舎、人々を撮った無声映画(約8分)をみつけた。これこそが本物のドキュメンタリーだろう。
1930年の広東
https://www.penn.museum/collections/videos/video/441

  ちょっと高いところからカメラで撮っているようなので、車上から撮影しているのかもしれない。
日本人が撮った戦前の写真はしばしば観ることができるが、静止した写真ではなく、動く光景として視聴できるのはありがたい。この光景は、文革と一九八〇年代以降の都市化で完全に破壊し尽くされているものだろうから、なおさら貴重である。

posted by 山科玲児 at 10:16| Comment(0) | 日記

2021年02月16日

福岡とポートランドの沈周

portland 沈周.jpg


 福岡市立美術館のなかに森山コレクションというのがある
https://www.fukuoka-art-museum.jp/collection/donation/

華麗な屏風が有名らしいが、
その中に、
中国明中期の書画家 沈周の5m以上という長い山水画巻がある。
実は「伝」沈周 となっているので、作者名については、美術館側は疑っているものらしい。沈周様式のものには違いない。
この絵に似た感じのものとしては、米国ポートランド美術館の平遠山水図巻(イメージ)がある。文人画粋篇にカラーででていた。
http://portlandartmuseum.us/mwebcgi/mweb.exe?request=record;id=11684;type=101

 ポートランド美術館があるオレゴン州都ポートランドは、優れた日本庭園もある美しい町だったようだ。
    Portland Japanese Garden ヴィデオ
      http://japanesegarden.com/video/
 現在は、民主党による支配のせいか、麻薬が蔓延する危険な町になってしまったようだ。
  なんでも麻薬用の注射器を百本セットでもらえたりするらしい。確かに注射器の使い回しでHIVや肝炎などが伝染したりしたのだから、そういう配慮からだろうが、麻薬中毒を奨励するような町ってどんなところだろう。 オレゴン州全体に、ドラッグ解禁するという、とんでもないニュースが伝わってきている。
posted by 山科玲児 at 08:29| Comment(0) | 日記

2021年02月15日

諸星大二郎氏 壁に描く


 マンガ家の諸星大二郎さんが、北海道で、自分の記念展覧会の
  玄関パネル壁に直に作画してる動画が公開されてます。
  いやあ、絵師なんだねえ。プロだなあ。


posted by 山科玲児 at 07:57| Comment(0) | 日記

角川の沈周は流出

沈周送呉寛 (1).JPG


2014年01月23日 角川ホールディング?の沈周
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/85787254.html

で紹介した角川ホールディングズ所有の
沈周 送呉文定行図並題巻 

は2017年秋、 嘉徳のオークションで売られてしまったようだ。

中文:中国嘉徳2017秋拍 :沈周 
https://art.163.com/17/1214/17/D5KQ78F700999869.html

1.48億元(手数料こみ)である。日本円で21億円ぐらいであろう。

 この作品で残念なのは、全貌が公開されたことが、写真も含めてほとんどなかったことである。上のイメージは文人画粋篇の解説に挿入された小さな部分図版から。ひょっとしたらオークション下見会場が最初の一般公開であったのかもしれない。これでは、残念だといっていいのかさえも、わからない。
  そういえば、ほぼ同時期に藤田美術館の中国画売り立てもあって、
藤田美術館売り立ての六龍図巻: 玲児の近況
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/180396621.html
六龍図巻 というのが約56億円で落札されていた。
 これも、ほとんどといっていいほど公開されていないものだった。
  そうすると、長年表にでてない明清画のなかには、大陸へいっているものが相当多いと考えるべきだろう。
  例えば、一時は東京国立博物館に寄託されていた、張霊の赤壁後遊図は、縁に装飾を施した料紙に描いたという珍しい作品だが、これも流出した可能性がある。

 また、日本のマスコミ・収集家・鑑賞者・研究者ともに明清画への感心が低いということはよくわかる。このせいで、ずいぶん奇妙なことが起こることがある。どうみても明時代以降の、沈周系の山水画について、「宋画」だと執拗に主張した文章が「水墨画」という雑誌にのっていたことがある。
  この沈周 送呉文定行図並題巻 と類似した様式の、沈周と称する長い山水図巻は、世界中にかなりあるらしい。
例えば、米国ネルソン アトキンスの
沈周  呉中勝覧図巻 Nelson Atkins  19世紀
https://art.nelson-atkins.org/objects/15656/
は、いつのまにか19世紀という鑑定に変わってしまっていた。模写ということになったのだろうか?1982年に観たときは、やや堅い感じを受けたものだった。当時のカタログでは真跡あつかいだった。

また、福岡市立美術館のサイトで え、こんなものあるの、と思った
森山コレクション  沈周  山水図巻 
も長い5m以上という山水画巻である。実は「伝」沈周 となっているので、作者名については、美術館側は疑っているものらしい。
 しかし、沈周の鑑識というのはほんとに難しく、台北故宮でも 結構ゆらいだ意見を聞いたことがある。
posted by 山科玲児 at 07:49| Comment(0) | 日記

2021年02月14日

順集の画像

順集 細部ss.jpg

2020年11月17日 順集
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/188132277.html
で紹介した

西本願寺本三十六人家集の順集に  藤原定信が試みた 大胆不敵な
書法の、まあまあがまんできる程度のカラー写真を入手したので、

Wikimediaに投稿しました。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:36poets_collection_SHITAGO2.jpg
1Mの画像です。
その細部は上イメージ

ものすごく高級な精細イメージというわけではないのですが、現時点ではこれしかないので最善版です。文字小さいとどうしても荒れたイメージしかないんですよね。。

  まあ、こういう遊戯的なタイポグラフィーは、ルイス・キャロルが不思議の国のアリスでやったり、アポリネールがカリグラムでやったり、してますが、その800年前ですからね。
posted by 山科玲児 at 11:52| Comment(0) | 日記

地震と福島原発 続

使用済み核燃料プールからの水漏れを共同通信などが報道していましたが、
揺れの為、波だって水があふれたということみたいで、構造物のヒビや崩壊ということではないようです。

なんか、おどろおどろしいフェイクニュースめいた演出ですね。
posted by 山科玲児 at 08:25| Comment(0) | 日記

地震と福島原発

地震による原発情報
NHKのおおまかな情報しかないようです。

廃炉PJ からも「異常は確認されておりません」  ま、確認しないとわからないことだし。。

共同通信はフェイクニュース爆発のとこになってしまったから、あまり信頼できないのがつらい。。

posted by 山科玲児 at 05:16| Comment(0) | 日記

2021年02月13日

ギャグマンガの衰退


名探偵テームズ.JPG

ナナオの症候群を読んでいたたとき、はっと気がついた。
週刊少年ジャンプにギャグマンガがほとんどなくなっていることだ。
  昔は、赤塚賞があり、ギャグマンガ新人を募集していたのに、これはどうゆうことであろうか??
  バトルマンガ中心のジャンプにギャグマンガが育ちにくいということはあるだろう。
 他の雑誌はどうなのか知らないが、往年のようなギャグマンガのヒットはあまりきこえてこないように感じる。
まさかギャグマンガは絶滅・滅亡の危機にあるのかも。
posted by 山科玲児 at 17:11| Comment(0) | 日記

顔眞卿碑の真贋問題

顔氏家廟.JPG

近刊 令和3年1月の 台北  故宮學術季刊

第三十八巻第一期
https://www.npm.gov.tw/Article.aspx?sNo=05011604

に、
方令光     〈顏勤禮碑〉、〈顏家廟碑〉真偽考
てのが出てて、えっと思ったものだ。
  これは、無料無登録でダウンロードできるので、中文読めれば、顔真卿楷書が好きな人ならダウンロードをお薦めする。

顔勤礼碑、顔氏家廟碑(上イメージ) ともに顔真卿の石碑の代表格とされているものだと思われているからだ。
実のところ、当方は、米元章と似た趣味であり、顔真卿の楷書はあまり好きではなく、習ってもいないので、この文章も真剣に精読しているわけではない。アブストラクトと第一章だけ読んだが、かなり驚いた。

2013年ごろに、北京の雑誌「収蔵家」の記事で、呉敢氏が、顔勤礼碑(1922年 出土)が清末の偽作だという説をぶちあげた。それに上海図書館の碑帖担当専門家  仲威氏も賛同したらしい。

この方氏の論文では、全く逆に、顔氏家廟碑が北宋時代〜晩唐9世紀中葉の模倣作であり、顔勤礼碑が本物だという主張である。

どっちにしても、日本に多い顔真卿書ファンには聞き捨てならないものであろう。
一昨年の顔真卿展ではそんな話でてもこなかったようなんだが。。。
【公式】特別展「顔真卿―王羲之を超えた名筆」
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1925

当方は、さっき言ったようにファンとはいえないので静観・敬遠のかまえである。

posted by 山科玲児 at 09:01| Comment(0) | 日記

2021年02月12日

「たこさんウインナ」は沖縄人の発明

たこさんウインナ.JPGCafe  Margot (1).JPG



長崎市役所前の弁当屋さん BENTO MARGOT
長崎市桜町5−5 土日祝休み 11:00ー14:00ごろ

で買ったお弁当に、上の「たこさんウインナ」

が入ってました。

この「たこさんウインナ」考案・普及した人は
尚道子 - Wikipedia
という沖縄出身の方で、なんと琉球王朝の末裔でダイニングキッチンの発明者:尚 明(しょう あきら、1915年4月5日 - 1991年6月11)さんの夫人でした。

 南海から来ていただいて、偉大な考案をしていただいているのに、尚道子さんの料理書って、普及してないみたいですね。NHKきょうの料理で、長くやってらしたとは聴いてます。

posted by 山科玲児 at 09:00| Comment(0) | 日記