2021年02月12日

名探偵テームズ

名探偵テームズ.JPG




  日本における シャーロック・ホームズ  パロディ作品をあげた某書のなかで
 この 速星七生「ナナオの症候群 名探偵テームズ」

が 紹介されていた。私も連載当時に読んでいたんだが、単行本は買い損ねていていて、どちらかというとここ数年でバラバラに入手して揃った。
  再読してみると、微細な時事ネタはともかく、令和三年現在でも充分面白い。日本シャーロックホームズ クラブ協賛で再刊できないものか、と思った。

posted by 山科玲児 at 07:51| Comment(0) | 日記

2021年02月11日

貴族と武士

枕草子絵巻.JPG

  日本で、貴族と武士が別々の階級ということが、そもそもヨーロッパ人には理解できないでしょうね。かれらにとって貴族は「戦う人」であり、甲冑に身を固めた肖像画を遺すことも多い。ひどいときにはローマ教皇まで甲冑をまとったりします(ユリウス2世)。勿論「法服貴族」というのも17世紀からあるんですが、それは主流とはいえない。日本でも少なくとも南北朝ぐらいまでは、そういう傾向があったのではないでしょうか? 護良親王、北畠顕家などを考えると、現在考える貴族・皇族のイメージとはかけ離れております。
 鎌倉時代制作の枕草子絵巻(上イメージ) をみると帝のそばの貴族たちは、すべて弓で武装しています。鎧はつけていず軽装だが、武装には違いありません。

  江戸時代の貴族皇族押さえ込みのために、貴族イメージが変わったのではないかとも感じております。ただ、貴族の性格、武装の程度、私兵をどれだけもっていたか、治安の善し悪しは、欧州とはそうとう違うとは思います。

2018年11月22日 平安時代の基幹産業 でも書いたように、平安時代そのものが、良くも悪くも、かなり誤解されているんじゃないか、と感じております。 

下に、スペイン貴族  第17代セラルボ侯爵の  武器室の写真をあげておきます(当方  撮影)


P1070230 武器室.JPG
posted by 山科玲児 at 07:25| Comment(0) | 日記

2021年02月10日

解説上手の若君 の解説

扇面法華経  日本の写経 京都書院det.jpg

上、イメージは扇面法華経下絵::平家時代1150年ごろ(refにより年代訂正)の京都の市場  商店

週刊少年ジャンプ10号「逃げ上手の若君」付属の歴史解説を本郷和人氏がやってるのですが、
なんか、かなり偏見のある解説だと思いました。

まず
>「平安時代は戦争のない平和な時代と言われているが真っ赤な嘘(武装自衛が当たり前)」
確かに「戦争がなかった」というのは嘘で、
保元以前でも、
承平天慶の乱(じょうへいてんぎょうのらん)::平将門の乱と藤原純友の乱
東北地方では前九年 後三年、と長期戦争をやっていた。
対外戦争として、女真族の侵略軍と防衛戦をやった刀伊の入寇 (1019)もある。

しかし、当時の都周辺では、、
うつほ物語を丹念に読むと、夜の旅行・移動がかなり多い。いくら護衛がある・集団移動とはいえ、治安が悪いところで夜間移動は避けるのが普通でしょう。だいたい、長安初め中国の都市では夜間は都市の各ブロック(坊)が閉鎖され要塞の塊のようになります。都市内ですら夜の移動はできません。

今昔物語の羅生門の話ばかりが強調されて、百鬼夜行で死体がころがる悲惨な平安時代というイメージ操作があるように思います。事実は、おそらく中間ぐらいのところにあるのではないでしょうか。南北朝時代のような治安最低状態:北斗の拳状態ではない、都周辺や主要街道周辺と地方ではかなり治安の差があった。都でも現代日本のような治安の良さではないが、当時では世界有数の治安の良さ。というようなところかな。

本郷和人氏は、故 網野 善彦氏も通った東京大学古文書編纂所  勤務だそうですが、ちょっと軽率な歴史認識のように感じますね。東大の人もいろいろだからなあ。。トンデモな東文研 名誉教授もいたし、漢文読めないと評判になった中国古代研究教授とかもいる。
ref  江上綏 日本の美術319  扇面画(古代篇)、1992、至文堂

posted by 山科玲児 at 08:38| Comment(0) | 日記

2021年02月09日

悪ふざけじゃなかった



Vivaldi Beatus Vir RV 795 Les Agremens Leonardo García Alarcón - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=NOSxxK945KM

で、少し変わっていますが感動的な演奏をしていた指揮者アラルコンが、バッハの農民カンタータのアリアをスペイン風にやっているという面白い動画をみつけました。これは2011年9月10日のオーベルニュの田舎の聖堂での演奏です。45万回以上再生されてますね。

  Bach - Folia ("Unser trefflicher") - BWV 212 "Mer hahn en neue Oberkeet" - YouTube 
  https://www.youtube.com/watch?v=sHK1Xhrh_sY

Vivaldiの動画みたとき、なんか胡散臭そうな一癖も二癖もある人物じゃないか、という印象を受けたので、このバッハの演奏自体が組み合わせと編曲による大向こうをならしてウケるためのパーフォーマンス・悪ふざけじゃないのかと思いました。そして、他の演奏などと比較してみたんですが、実は違った。実は深遠な意味があったのでした。

 驚いたことに、バッハはこの曲で器楽部分/伴奏で完全に「ラ・フォリア」を借用していました。あのコレッリの名曲で有名なあれです。古くはディエゴ・オルテッツの変奏曲集で有名なあのスペインの曲です。何となくアリアのメロディ自身も「ラ・フォリア」から、フーガの技法で変形したものではないか??という疑念ももっています。この「ラ・フォリア」 フランス・ヴェルサイユの作曲家・演奏者:マラン・マレも変奏曲を書いてますから、フランス音楽も学んだバッハはフランス経由で知ったのではないかと思います。あるいは、ヴィヴァルディ曲の研究から知ったのかもしれません。ヴィヴァルディは「ラ・フォリア」による曲を書いてます。

もっとも伝統的演奏だと思われるこの動画でも、それはあきらかに聴き取れます。。
Mer hahn en neue Oberkeet, BWV 212: VIII. Aria - Unser trefflicher lieber Kammerherr (Soprano)
https://www.youtube.com/watch?v=tW8E5ApkFcY
ペーター・シュライヤー指揮 エヂット・マチス

"Mer hahn en neue Oberkeet" BWV 212: Aria (Soprano) : "Unser trefflicher lieber Kammerherr"

https://www.youtube.com/watch?v=z5IIJ74b45I

トン・コープマン指揮

また、フルートを含めた器楽合奏に編曲し、楽譜も出した米国のヴァージョンだと更に明確にわかります。
Aria: "Unser trefflicher" (BWV 212 No 8) for Flute & Guitar Trio
https://www.youtube.com/watch?v=sYQbjBWLs-c

  それにしても、スペイン音楽を借用した大バッハとは、、、当方はバッハについて真面目に聴いていなかったとつくづく感じました。
posted by 山科玲児 at 07:03| Comment(0) | 日記

2021年02月08日

松永コレクションを観る

福岡市立美術館P1080408.JPG

福岡市立美術館(イメージ)のサイトで、寄贈されたり購入したりした一括コレクションのサイトがありますよ
https://www.fukuoka-art-museum.jp/collection/donation/

美術館の収蔵品全部からの検索よりずっとみやすいものになってます。

 こうしてみると、有名な松永耳庵コレクションや仙崖禅師の書画の大コレクションの他にも、なかなか面白いものがあるんですね。東南アジアの陶磁器をあつめた本多コレクション、タイ、カンボジア、ミャンマーのの塼仏を集めた川村コレクションなどは出色でしょう。現代でも 藤野一友作品の一括収集は、面白いものでしょうね。
 有名な松永耳庵コレクションでも、これでみてみると、なんでこんなものが、、、
というもの、一度も展示されていないんじゃないの。。と言いたくなるようなものもあります。
前、書いた
2021年02月06日  福岡にある平等院鳳凰堂の扉 続
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/188377311.html
もその一つですが一応、一度は展覧されていました。なめるように実見しましたから。

そして、、

松永コレクション  37  鹿頭部

も「古典古代」となってるだけのわけがわからないもの、、ローマ時代?  ヘレニズム時代? それとも近代の贋作?  わからん??

このサイトで、しばらく遊べそうですね。。



posted by 山科玲児 at 08:32| Comment(0) | 日記

2021年02月07日

印刷拓本の比較

法隆寺釈迦三尊像光背銘 compare.jpg

印刷拓本で原本が同じかどうかということを比較するときに、紙の皺に墨が意図しないでついてしまったものがたすけになることがあります。
法隆寺釈迦三尊像光背銘  拓本についてみてみますね。
左は、法書会の書苑にはさまっていた折り込み、眞本を印刷した優れたもの、
右は、掛け軸装  されていたもので、某所でみた写真イメージです。


posted by 山科玲児 at 09:51| Comment(0) | 日記

九州国立博物館;奈良・中宮寺の国宝  紹介



公式紹介 動画
特別展「奈良・中宮寺の国宝」担当研究員が展示を紹介
https://www.youtube.com/watch?v=37HpjDVr0NM
出品LIST
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/img/s_59/exhibition_s59.pdf

なお、天寿国曼荼羅繍帳 は2月21日までとのこと。
なんか、後半の半カ思惟像展示も、充実してるみたいです。
posted by 山科玲児 at 08:03| Comment(0) | 日記

2021年02月06日

美酢 は 韓流

テレビで宣伝しているそうですが、 美酢 は 韓国製品です。韓流ファンの方には良いのではないかと思います。

>CJグループ(シージェイグループ)とは、大韓民国の企業グループである。創業者はサムスングループの創業者である李秉普iイ・ビョンチョル)、現会長は李在賢(イ・ジェヒョン)。
タグ:美酢
posted by 山科玲児 at 14:01| Comment(0) | 日記

福岡にある平等院鳳凰堂の扉 続

松永 平等院扉絵 (2).JPG

7年ほど前に、こういうのを書いたが、、
2014年04月22日  福岡にある平等院鳳凰堂の扉
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/93706474.html

福岡市立美術館のサイトで、直接 写真出して紹介しているものがあった(上は部分拡大)。


もっと注目されて良いと思っている。
posted by 山科玲児 at 06:22| Comment(0) | 日記

ブロッコリーが安い

ブロッコリー.jpg

最近、ブロッコリーが安く100円切っていることも多いので
主食にしようかと、色々レシピ探している。

さしあたり、
とか、、

posted by 山科玲児 at 04:24| Comment(0) | 日記