2004年に、みなみのうお座の主星フォーマルハウトの惑星として、観測された、フォーマルハウトbですが
「消えてしまった」
というおかしなことが起こりました。
まあ、世の中には間違いということも多いので、「フォーマルハウトbの発見」自体が、そういう間違いなんじゃないかと感じていたんですが、、、、、どうも違ったようです。
NASAの解説
https://www.nasa.gov/feature/goddard/2020/exoplanet-apparently-disappears-in-latest-hubble-observations
でも確認しましたが、どうも200KMぐらいの大きさの小惑星?同士が衝突した結果
高温の塊や破片,塵の雲ができ、何年か明るく輝いてみえたが、それが冷却拡散して暗くなってしまってみえなくなった、
というような事件が地球時間の2004年ごろ(フォーマルハウトでは、さらに25年ほど前)にフォーマルハウトで起こっていたようです。
フォーマルハウト自体、非常に若い星なので周囲にガスや塵、小惑星、彗星などが多い状態で、衝突が起こりやすいのは事実でしょうが、珍しい観測だと思います。
太陽系でも200km程度の小惑星は何個もあるのですが、
何十億年も経って衝突しそうなものは衝突し尽くしてしまっているでしょうから、まず起こらない、起こったら「恐竜絶滅事件」なみの天変地異になります。